54ブログ

ビジネスモデルまにあ

『金儲け』や『ビジネス』は悪ではない。 『金儲け』や『ビジネス』を知らないことが悪である。

このまえ、ある方の話を聞いて衝撃的だった。

 

『社会に良いことをしているので、給料は少なくても良かったんです。』

『ヒトに喜んでもらえたから、それで良かったんです。』

 

その方は、社会人1年目で大学生時代に地方から出てきて都内で社会起業家として著名な企業でインターンをされていたそうだ。

その当時の月給は5,000円。

お金のやりくりは貯金を切り詰めて、丁稚奉公のつもりでやっていたので、それは自分で納得していた、という話だった。

ただ実際の生活は困窮していて、カギのしまらない物件に住み、食事も一日一食で、朝から晩までとにかく働いたというものだった。

 

それを聞きながら、私も思い出したことがあった。

 

約10年前に同じようにインターンとしてある企業に世話になった時に、交通費込で月2万円で1ヶ月(週4日勤務)で働いていたのだ。

ただ私の場合は、業務内容が時給2千円の営業電話掛けだったことと、1ヶ月目で結果を出したことと期待とギャップの差をインターン先の社長に直訴し、2ヶ月目からは月12万円と業務内容も営業電話掛け以外の業務をさせてもらった。

そして、そのインターン業務から、その後の社会人人生を決める出会いがあるので、今にして思えば非常によい経験であると振り返るのだが。

 

あの当時を振り返ると、自分から給料を上げてくれ!と言い出す勇気、そして、自分の実績を認めさせるという行動は、非常に大事であったと思う。

 

折にふれて、学生の方や20代前半の方とご一緒するときに、社会貢献やヒトのために、という気持ちや想いをもっておられる方が多いことを感じる。

そして、その純粋な想いはとっても素晴らしいことであると共感する。

ちょっと余談になるが話を補強することに役立つと思うので紹介すると、昔見た映画で、登場人物が同世代ということで私も凄く共感した。

僕たちは世界を変えることができない。 - Wikipedia

イメージとしてはこういう若者が今とても多いように思うのである。

就職活動の時期に皆一度は考えることかも知れないが、社会の為になる活動(行政やNPO、ボランティア的な活動)経済活動(お金儲けやビジネスによる活動)を正反対の行為と思っている方が多いように見受けられる。

上記の激安のインターンをされた方は社会の為になる活動ということで割り切っていたのだろう。

自己犠牲というカタチでの貢献は美しくうつるかも知れないが、利益の循環がないために継続性がなく、大変に不安定な価値提供になってしまう。(もちろん、ちゃんと運営されているNPOもありますが)

 

純粋に社会のために活動したいという、その想いを叶える方法としての『お金儲け』や『ビジネス』があるということ、それを事業として行うことに対して非常にネガティブであることに驚く。

『良いことしているので、それだけで・・・』とお金を得て循環することを放棄するのではなく、良いことして、その対価でお金をもらうことが一番良いことではないだろうか。まさに、経済活動である。

 

これは言うのはカンタンで、やるのは難しい。

本当にそうなのである。

ただ、それで折れているようでは理想は現実にならない。

 

昨日たまたま読んだこの記事が大変に共感したので貼っておく。

jp.techcrunch.com

特にこの部分。(本分より引用)

2年間、営業で500社に断られ続けて学んだこと

ユーグレナは研究開発型ベンチャーとしてスタートして、まだ屋外培養が可能かどうか分からない中、2005年に創業している。長年に渡る研究開発をもってしても誰も果たせなかったミドリムシの大量培養という科学上のブレークスルーを創業後に達成し、いよいよ営業だというときに、2年間で500社に断られるという経験を出雲氏はしている。

500社に営業してダメだったときに取れる手段としては、501社目に営業に行くこと。

 

 

「仕事をつうじて社会によいことをしている」という実感があることはとても大切である。

仕事のやりがいであり、自分と他者との接点が持てることであるからだ。

 

社会人になると、もちろん、納得がいかない仕事や嫌な業務ももちろんある。

ただ、それも総論でその仕事によって社会や人々が幸せになると思えるからやれるのである。

 

自分(自社)が提供できる価値(仕事)による対価として給料や報酬をもらうのである。

『お金儲け』や『ビジネス』は、まさにその為にある。

 

 

ちなみに、今まさに『ビジネス』や『事業』をつくる学びの場を提供している。

リアルなビジネスモデルや起業家の話を通じて、本当に血の通った『お金儲け』の話を聞き、自分でそれを実現する方法を試行錯誤する4週間なのである。

起業をこころざす方、新規事業をつくろうという企業担当者の方は是非とも、ご一緒していただきたい。

everevo.com

 

 

というわけで、要は、もっと本質的な社会の課題を『ビジネス』のチカラで解決していきたい、そして、私はこの第3の男の様なカタチでその事業やビジネスを応援したい!と強く思っている。

 

 

 

せっかく筆がのってきたのだが、長文だと読むのが疲れると思うので、

私の尊敬する原丈人さんの言葉で、しめたい。

 

‘今の現状に絶望しているヒマはない。

今は未来の理想を叶える為の時間なのだから。’

 

【なぜ、いま、原丈人なのか】

【なぜ、いま、原丈人がアツいのか。】

 

言い換えると私が原丈人さんに夢中な理由は何なのか。

それを説明しておこうと思う。

 

 

たしか、2009年9月ごろだったと思う。

当時の私は、クックパッド社がIPOしてまさに絶頂期。

 

2006年に10名以下で参加したクックパッドは凄い勢いで成長して、
あっという間に売り上げ規模が数十倍になり、
社員や株主が増大していくなかで社内のやりとりや雰囲気が変わっていた。

 

それまでは、クライアントであるメーカーさんのため、
クックパッドを使ってくださる料理を楽しむ方のため、と
文字通り『毎日の料理を楽しみに』することに必死で奔走していた。

 

それが上場という通過点を過ぎた辺りから急に今までに無かったキャスト、
株主という視点がはいってきて、社内の会話(特に営業部門だったので)が
売上や成長性、利益率の話になっていった。

 

上場前はあるいみ、目標金額を超えていくという活動はあるのだが、
上場後はそれが常態的になり、また、会話の中に
株価・・・株主・・・利益・・・という話が溢れてくる。

 

なまじ、株価なんてものが日々更新されるものだから、
それまでと違い、気にしないようにしても目に入る。

 

自分の中で、‘株主’という今までにない見たことも想像もつかない
キャストのコトを考え、その方々を意識した営業活動になっていった。
(社内もそういう体制に対応することに色々な歪みが生じた)

 

なんでそんなに株価や株主に迎合した予算計画を達成し続けなければならないのか、
そして、株主への利益配分という意識が何となく

(それまで無かった視点だったからというのも大きいが)

徐々に違和感に変わっていった時に、
私は原丈人さんを糸井重里さんとの対談にて知ることとなる。

 

詳しくは当時は意見した彼の記事をご参照のほど。(是非読んでください)

ほぼ日刊イトイ新聞 - 原丈人さんと初対面。

 

 

スゴい衝撃を受けた。

 

 

ベンチャーキャピタリスト(株主として会社を株式公開させて

利益を得るビジネスをしているヒト)にも関わらず、

株主利益の追求は短期的な利益を求めることとなり、

本来の会社の存在意義である【社会の公器】である役割を損なう、という。

 

株主としての視点だけであれば、確かに短期で多くの利益を得ることがよい。

まさに、ROE指標である。

 

ただ、会社の上げた利益は、社中[社員、取引先、地域環境、地球、経営陣、株主]という

会社に関わる全てのヒトに還元すべきであるという。

 

まさに、アタマをガーンと殴られた気がした。

 

そして、おおいに共感するとともに、彼の著書を読みあさって、

なぜ原丈人という人物はそのような思想を持つに至ったのかを知りたいと思ったのである。

※そのような思想=公益資本主義 (後述のもの)

 

 

  

原丈人氏が語る、公益資本主義についてのインタビュー記事

biglife21.com

 

 

それから6年の月日が経ち、2015年6月1日。

はじめて同じ舞台に立たせて頂く日が来ることになろうとは、大変に驚いている。

そして、正直すっごく嬉しい。

 

このような機会を是非ともみなさまにも共有したいし、

考えるきっかけとしてお越し頂きたい。

 

みなさまのご参加をお待ちしております。

peatix.com

 

 

こんな時間ドロボウになるな!

ニーハオマー。

今日も餃子がおいしい季節です、54です。

 

 

さて、最近、フリーランス的な活動(時間)を増やしてみて思うことは、

時間が物凄い資産(価値)であるということ。

 

それはつまり、日中の時間の使い方がダイレクトに3つに変わるのである。

  • お金に換わる
  • 未来(次)につながる
  • 消費/浪費して終わる

 

いわゆる会社員的な過ごし方は、月額30万円という決められた金額にて、

日中の時間をどう使うか、誰に会うか、どう過ごすか・・・、

なんてことは月末の入金の有無も含めて全く考えもしなかったのでした。

 

最近、月末の請求と入金確認が日常になったこともあり、

これはこれで非常に会社の経理の方々にお世話になっていたなと感謝をしたります。

Fさん、Mくん、ありがとうございました!

 

 

さて、話をタイトルのものに戻しますが、

【時間ドロボウ】って何かというと、ヒトの時間を浪費してしまうヒトです。

 

こういったヒトは学生さんや若い人に多い傾向がある、とか思っていたのですが、

大人でも結構この辺の意識がない方が多いんだなって最近とっても思ったりします。

 

ではこういう【時間ドロボウ】なヒトをDさんと呼びましょう。

 

Dさんの傾向としてはSNSやメール等で急にメッセージが飛んできて、

『来週とかで時間ください!』みたいな前のめりな感じで連絡をくれます。

 

『どうしたんですか?』(要件は?)と暗に聞くと、

モゴモゴとハッキリ言われず、まあ、とりあえず会いましょうとなって、

 

後日実際に会ってみると・・・

・私はこんなビジネスアイデアを持っている

・コレについて、どう思うか?

・(質問を返すと)分からない。

・どうしたら良いか?

・山口さんはどうするのか?

・・・等々となっていく。

 

 

その時間において私は何を得たのだろうか、という虚しさだけが残るのである。

(別にそういう時間を取ってしまった自分が悪い訳ですが)

 

完全にWINーLOSE(Dさん:私)になってしまうのです。

それはつまり、

  • 消費/浪費して終わる

 

 

じゃあ、ヒトに時間を貰って相談することが全て悪いというと、そうではありません。

このビジネスアイデアが面白いもの、よく調べられていて知らない知識を得られれば、

それは私にとっても大変によい時間となるのは間違いないのです。

 

なので、

相談する、ヒトの時間を貰うという場合は、予め以下の3つを押さえて欲しい。

 

  • 要件を事前に伝える(目的と内容は何か、MTG後にどういう状態を望むのか)
  • 相手とのバランスが良いか。相手から得るものをあれば、自分は何を相手に返すか。(将来的に何が返せるか)
  • 自分で調べられること、ネットで検索して出てくるレベルの情報は予め調べておくこと。

 

少なくとも、この3つを押さえてもらえるとWINーWINな関係は成立できます。

 

こういうことは知名度の高い方、著名人に対しては、意識しておかないといけません。

2つ目の[バランス]はどう考えても目の前で返せませんが、

そこは将来のご自身の活躍をもって返せれば良いのかと思います。

 

Life is Short,Art is Long.

時間は大変に貴重な資源です。

 

というわけで、

起業家の皆様からの予めのご準備を頂いた上でのご相談を引き続き、熱くお待ちしております。

 

横浜グローバルステーションにてお待ちしております。

行き方はこちら


YGS(横浜グローバルステーション)への行き方 

 

また、今なら1日滞在500円(通常価格の50%OFF)にて、利用頂けますので、

こちらでチケットを買って来てください!


横浜から世界へ!グローバルに活躍する起業家向けコワーキングスペースを開設します | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

 

どうぞよろしくお願いいたします。

人生を豊かにするもの  【寄稿vol.2】

宮崎亨氏の寄稿記事

 

 


「旅と本とともだちが人生を豊かにするんですよ」

 


山口さんはテーマ設定が明確だ。
いろいろとあいまいな私とは正反対。


とにかく動く。すぐに動く。笑顔で動く。

あんなに餃子を食べてるのに太らないのはその動きのおかげなんだと思う。


おじさんから若者まで、
ときに巧みに、ときに厚かまし
ささっと懐に入って仲良くなっていく。

山口さんのその能力はたくさんの兄弟の中で育った環境のたまものなのか。

 


事業で実績をあげられている方から
長めの旅をされている方まで
山口さんのまわりにはさまざまな人がいる。
そして、誰に対してもおんなじ山口さんがいる。

 


人や事業へのあくなき好奇心とあの笑顔で
ついつい煽られてしまう人も多いだろう。

 

私もそのひとりだ。


ここまでお読みいただくと
私は山口さんをよく知っているかのように聞こえるかもしれないが、
実はまだ出会って1年と少ししか経っていない。


山口さんのオープンマインドが
ついつい良く知っているかのような
錯覚をさせるのかもしれない。


自分とは異なる人が近くにいることは人生を豊かにすると思う。
多様な人が支える組織がユニークなサービスを生み出せるように。

かなりの速度で動き回る山口氏に置いていかれないように、
ともに痺れる経験ができるように仕込みをしっかりしていきたい。

 

 

あ、あと本人いわく意外と固めに打つらしい麻雀もご一緒してみたい。

そして、その山口さんと今度は本のイベントをご一緒致します。

 

詳しくはこちら:

《YGS主催イベント》『ネットで読むのもいいけども、紙の本もいいよね!』 | Facebook

  

そして、今ならそのイベントのチケットを、

通常価格1,000円のところ、半額の500円にて購入出来ます。

横浜から世界へ!グローバルに活躍する起業家向けコワーキングスペースを開設します | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

 

 

 

 宮崎社長、有難うございます!

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

寄稿者プロフィール:

蔵書管理サービス「BookOcean(ブックオーシャン)」

(株式会社ボーディングパス)

代表取締役社長 宮崎 亨氏

《働く》って何だろう?

今朝、たまたま目にふれて、読んでみて、

『あ〜、そうそう。そうなんだよな〜』

 

って、納得したことがあったのと、ソコで考えたことがあったので書いておく。

 

 

読んだのは、こちら。

カイゼンプラットフォームの社長、スドケンさんのこちらのブログ。


最初の3年で仕事人生の大半が決まる説 - sudoken Blog

スタートアップ界隈では有名なので、ご存知の方も多いはず。

 

 

で、私の感想は・・・

【①めちゃくちゃ分かる、マジでその通りだわ!】

 

 

 

そして、そのあと、ちょっと考えてからボンヤリ思ったことは、

【②あ、でも、そもそも仕事人生っていつからはじまるんだろう?】

 

さて、じゃあ、それぞれについて①、②について解説していくと。

 

 

【①めちゃくちゃ分かる、マジでその通りだわ!】

 

なぜ、多いに共感したかというと、

私自体も同じような経験をさせてもらったから、だ。

新卒入社して、その会社の会社員として働きはじめて
3年間に養ったものがそのあとの全てに影響をしているのだ。

 

私のビジネスキャリアを細かく書くと・・・

 

2007年3月   クックパッド株式会社 新卒入社

(1年目)

〜2008年3月  広告事業部 1人で純広告を売りまくる。[年商1.8億円]

(2年目)

〜2009年3月  マーケティング支援事業

        編集部とともにチームで食品/飲料メーカーの年間提案を実施。

        [年商3.2億]

(3年目)

〜2010年3月  マーケティング支援事業部 リーダー

        同上 一時期、部下2名付きのマネージメントも。

        [年商3.7億:同社 2009年7月東証マザーズへ上場]

(4年目)

〜2011年2月  同上 退社

(5年目)

2012年3月〜  株式会社リート(現:ランサーズ株式会社)に参画

        ビジネス開発部部長(1人部門から7名前後の組織へ)

(6年目)

2013年3月〜  社長室広報チームリーダー 兼 ビジネス開発部マネージャー

        広報露出を2011年の3件、2012年の26件、2013年の101件へ。

(7年目)

2014年3月〜  複業を開始。

        さまざまなスタートアップ企業の成長支援を開始。

 

で、ザックリまとめると、こんな感じ。

1−3年目  数字を追いまくる一プレーヤー

4−6年目  プレイングマネージャーアから、チームとして結果を残すマネージャー

 

 

だから、最初の3年間は如何に重要だったか、凄く分かる。

クックパッド社の売上が全然ない時代から売上が伸びていくところを創った
自負があるし、そのために心血を注ぎ切ったからだ。

クックパッド社2010年決算書

 

で、共感した!ということで終われば、それはそれで良かったのですが、

 

その後で
『最初の3年で・・・』の‘最初’っていつのことかな、って少し思い直した。

 

 

 就職して3年ということで、元のスドケンさんのブログは書いてあると思ったのだが、
私の場合、働くということでいうと、学生時代も結構な時間をバイトやインターンとして費やしてきた。

 

その職歴も追記してみたいと思う。

2002年4月〜    茨城大学入学とともに、

2005年10月      ・映画館の切符もぎりのバイト(時給 670円〜)

          ・家庭教師(時給 2,500円〜)

          ・カラオケ屋:深夜帯(時給 1,000〜1,250円)

          ・ゲームセンター(時給 800〜1,000円)

          ・ホテルの結婚式場(時給 800〜1,000円)

 

2006年4月      某スタートアップ人材会社インターン(週4日/月額2万円)

           いわゆるブラックな契約だったため、翌月からの給与交渉

   5-6月      某スタートアップ人材会社インターン(週4日/月額12万円)

           結果が認められて給料10万円アップ

   7-9月      クックパッド株式会社 インターン(週5日/月額18万円)

           在籍した3ヶ月で3,000万円の売上貢献/翌年新卒1号入社決定

 

私の場合は休学を1年した関係で、週4、5日勤務というコミットの高い働き方を出来た。
就職前に、社員として働く前に、かなり濃い働き方が出来た。

 

 

それはつまり、バイトとインターン、社員という雇われ方の違いというよりも、
(『就職して・・・』ということが多くのヒトにはスイッチになるかもしれないが)

 

‘自分の業務に責任を持って行うこと’を‘働くこと’、と捉えたかどうか = 自責

 

であるかどうかじゃないかなと思った。

 

私が特に働くことを深く考えずにぼんやりとバイトしていた時、
カラオケ屋や映画館は効率的に、自分の役割を少なく、
得られる給料を高くというある意味、ずる賢く稼ぐことを考えていた。

 そのため、サービス業で単価の高いバイトばかりを選んでいた。

相対的に給料の数字が多いものを選ぶという、
大変シンプルな意思決定ロジックだった。

 

 

ただ、その後の就職後のキャリアにおいては、

 その職場において【自責】でやりたい仕事/職場であるかどうか、が重要になった。

 

 

話が長くなってきたので、まとめると・・・

 

最初の3年で仕事人生の大半が決まる説は、全くその通り。

ただ、私が思うのは、年齢が40歳のヒトだろうが、18歳のヒトだろうが、

 

‘自責で仕事をはじめてからの最初3年’がとっても重要であり、

自責で働くことが本当の意味で《働く》ことがはじまるのではないかなと私は思う。

 

だから年齢は関係ない。

 

今からでも、他責で仕事してるかも、、、と思うところがあれば、
自責で仕事する!と意思決定して動けば、いくらでも未来は拓けると思う。

 

 

私の思う《働く》は

自責による業務の推進 である。

 

頼まれたことを淡々と誰でも出来るように進める(=他責)ではなく、

自分が頼まれた仕事を最高の出来にするべく自分のベストを自責で行うこと、

それに気づいて日々の仕事を変えていくと《働く》はもっと楽しくなると私は思う。

 

タイトルの解として、《働く》って自責による業務の推進じゃないだろうか。

 

 

山口豪志は詐欺師! 【寄稿vol.1】

山川氏の寄稿記事

 

「みんなも我慢しているんだから君も我慢しろ」

それっておかしいよね。

 

以前、山口さんとそんな話をしたことがあります。
みんなが我慢しているってことは仕組みやシステムがおかしい。
なんでそんなおかしな仕組みに我慢しながら仕事しなきゃいけないんだ!
僕が考えられたのはここまで。

 

「じゃあ仕組みを作っちゃいましょうよ!」

 

山口さんはいつもその先まで話を進める。

 

言うは易し、行うは難し。

 

山口さんにはいつも自分の甘さを思い知らされてきました。
一方で、いつも「山川さん助けてくださいよ!」と声をかけてくれる。
この人のためなら、甘さを認めて成長していかないとダメだなと自信とやる気も貰えるのです。

 

山口さんから横浜のコワーキングスペースの話を聞いて、
また差をつけられたな、と思うのと同時に、
また誰かが我慢しなくても良くなったんだな。
そして、山口さんに巻き込まれる人がまた増えるんだなとも。

 

山口さんはある意味、詐欺師なんだと思います。

 

しかし、騙されたことがわかると何だか笑ってしまうし、
「騙されてよかったな」とも思っているもの。
僕も何度も山口さんに騙されましたが、
騙されたと気づいたときは必ず自分の何かが変わっており、
悩みや目標がひとつ解消されていました。

 

「横浜から世界へ!」

 

山口さんがゼネラルマネージャを務める起業家向けの
横浜コワーキングスペースのコンセプトは大きなものです。
山口さんのことだから、必ず何かの「仕組み」を仕込み、
世界を見る起業家に大きな一歩を踏ませてくれるでしょう。

 

起業はとても困難です。また、仕事なんて楽しいものではありません。
しかし、それは「仕組み」がおかしいだけかもしれない。
「みんなも我慢している」、じゃあ我慢しなくていい仕組みを作ってしまおう。
起業家の皆さんもまた、山口さんと同じ気持ちで起業をされたんじゃないでしょうか。

 

山口豪志に騙されてみると、たとえ失敗をしようが「また挑戦すればいい」と
揺るぎない自信が持てるでしょう。
自信は表情に表れ、その表情は山口豪志と同じようにソーシャルメディアを通して
、多くの人に伝えられると思っています。

 


横浜から世界へ!グローバルに活躍する起業家向けコワーキングスペースを開設します | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

 

 

 

 

山川さん、応援記事、誠にありがとうございます!m(_ _)m

 

いわゆる、卒業ブログを書いてみました。

新年あけましておめでとうございます。

昨日は都内では雪が降ったりして寒かったですね。

本当に寒いの嫌いなので、涙でました。(物理的にも精神的にも)

 

 

さて、本日は、エンジニアの先達の方々の間で密かなブームである、

‘卒業しました’エントリーというヤツを書かせて頂こうとおもいます。

(これから先にそう何度も何度も卒業するわけできっとないと思うので)

 

 

ちなみに諸先輩方のエントリーはこちら:

◎私の餃子の王将LOVEに対抗されてか、唐揚げにて界隈を席巻しておられるササタツ先輩


クックパッド株式会社を卒業します - (゚∀゚)o彡 sasata299's blog

 

◎教育系で話題沸騰の優良ベンチャー企業のCTOに就かれたヤマシタ先輩


クックパッド株式会社を卒業しました at ミネルヴァの梟は黄昏とともに飛び始める(山下 大介 公式ブログ)

 

 

さて、本題の私の卒業です。

 

この度一身上の都合にて、2015年1月末日をもちまして

『時間と場所にとらわれない新しい働き方を創る』でお馴染みの、

ランサーズ株式会社を卒業いたします!

 

※ランサーズとは、日本初かつ流通金額/クライアント企業数で

日本No1のクラウドソーシングの先駆け的な企業です。


クラウドソーシングなら日本最大級の「ランサーズ」

 

(・・・え?辞めるんですか? 勿体ない、そろそろ・・・)

という声が私をご存知の方からは聞こえてきそうですが、

一切の職と役割と権利を放棄して辞めました!(ドドーーーン)

 

 

 

・・・はい。

 

では、私とランサーズ社(旧リート社)との歩みを簡単にご紹介させて頂きます。

 

私がそもそもクラウドソーシングと言われるビジネスに対して興味を持ったのは、

2011年3月20日頃かと思います。

 

まさに、日本人なら誰でも知ってる、東日本大震災の311が主要な要因です。

 

ちなみに私は、2011年1月末に、上記先輩方と同様に初新卒にて参加し、5年ほど勤め上げたクックパッド社を卒業しております。

※この時にエントリーを書かなかったことが悔やまれるw

 

そして、クックパッド社のIPOで得た若者にはちょっとリッチなマネーにモノを言わせて、

6大陸(ユーラシア大陸北米大陸、南米大陸、アフリカ大陸、オーストラリア、南極)のうち、

まだ未踏の土地だった南米大陸と南極を踏むべく、半年間の予定で放浪の独り旅に出ました。

 

旅の目的は、

・起業してみたいから起業のネタ探そう(かっこいいから)

・6大陸制覇ってカッコいい!

という安直かつ安易なもの。

 

そして、2011年3月11日のその日が、私が南極大陸に上陸した日だったのです。

 

南極に行くと泊まるところはどうするの?食事は?などど、

よく質問を受けますが、私が言ったのは船旅でして、

当然船で寝泊まり&食事(美味くて大量)を食べることができます。

(1泊だけオプションツアーで南極の島でテントと寝袋で寝ましたが寒かったです。)

詳しくはこちらの体験談レポートを参照ください。

 

で、東日本大震災については、311当日に艦内放送にて、

『日本で地震がありました、地震の影響で多少の津波がある可能性あります』

という非常にシンプルなものでした。

私は、茨城大学にて地震が授業中に起きても淡々と進行される環境に育ったので

「日本で地震、関東らしい」という情報に触れても「なんでわざわざ?」という程度でした。

 

が!

凄い震災だったということが分かったのは、船旅を終えた3月18日。

アルゼンチンはウシュワイアという最南端の街にて、

バックパッカーの宿でネットで日本の情報に触れたときでした。

 

『・・・ゴジラ襲来やん・・・』という印象で、

流れる映像や情報が全く現実のものとは思えず、思わず涙があふれる状態でした。

 

すぐに帰国して何かボランティアを!とおもい、国内の友人に連絡をとったところ、

『今、東京は暗いし、コンビニも棚が空っぽ。本当に信じられない状態。

そんなところにアンタが帰ってきても何の役にも立たない。

大事な仕事を辞めてまで旅いったなら、やりたいことやりきって来い!』

と、叱咤激励という言葉通りのコメントを頂き、脳味噌を殴られた気持ちになりました。

 

そこから、3日間、寝ず(ウトウトくらいはした)に、自分の過去の経験と知恵を活かせて、

社会のためになって、やりがいがもてる事業は何か・・・を移動の長距離バス内で

ノートと睨めっこして考えた結果、たどり着いたのが、このプランでした。

 

好きなこと、得意なことが他者の“困った”を助け、

【能力が価値化】されることで個人の学びが継続され社会に好循環が生まれる

個人のスキルを価値化する

 

その後、半年間南米大陸を一周しながら、ペルーで東芝のPCを買い、

ノートの書いたプランをパワーポイントの企画書にまとめました。

(その1週間後に新調PCはエクアドルで盗難になってなくなりました、苦笑)

 

その後にまとめた事業計画書をスライドシェアにて

上げておきましたので、よかったらどうぞ。

 

さて、話をもどして。

 

2011年11月の帰国して自分と同じようにクックパッド社を卒業されていた

スーパーエンジニア西岡さんに一緒に起業の相談に行ったところ、

『54くんがやりたいの、ランサーズっていうサイトが近いね』と言われたのでした。

 

『え?!なにそれ、知らない・・・。』となってサイトを見て、

イメージが確かに近いことを確認し、早速運営元にメール送信!

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陽介様

突然のご連絡にて失礼致します。

先日友人より様の運営されておられるサイト、
ランサーズ(http://www.lancers.jp/を拝見させて頂きまして
興味を持ちましたのでご連絡をさせて頂きました。

というのも、友人に対して去年より暖めていたアイデアを共有したところ、
【匿名で個人と個人の仕事をつなげる】という目的や内容が似ており、
すでに個人を結ぶクラウドサービスが展開されていること、
また、すでに2年以上運営されていることに大変驚いたのでした。

どのようなお考えでこのサービスを始められたのか、
また、今後どのように展開されるのかと直接お話を伺いたい!と思い、
ご迷惑かと思いながらもこのようなメールをさせて頂きました。

簡単に私の紹介をさせて頂きますと、
2005年-2006年とユーラシア大陸を横断して帰国後、
インターンとして都内の人材系企業とクックパッド株式会社に参加
その後、2007年に茨城大学理学部を卒業し、
クックパッド株式会社にてマーケティング事業部にて約5年間営業として働き、
今年の2月に退社後、南米/南極/アメリカを遊学し一昨日帰国し、
日本発の世界へ挑戦できる新たなビジネスモデルの構築を夢見ている者です。

もし以下日程にてお時間を頂けるようでしたら
鎌倉へ伺いますのでご連絡を頂けますと幸いです。
・11/10(木) 15:00~18:00
・11/16(水) 15:00~17:00
・11/17(木) 15:00~17:00
・11/18(金) 15:00~17:00

どうぞよろしくお願いいたします。

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数日後。

 

ランサーズを運営する株式会社リート代表の秋好陽介氏から返信が!

以下、返信メールをそのまま引用。

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はじめまして、リートのと申します。
ランサーズに興味を持って頂きまして、誠に有り難う御座います。

また、ご連絡を頂きまして、お礼申し上げます。
日程ですが、

・11/17(木) 15:00~17:00
・11/18(金) 15:00~17:00

上記のご都合は如何でしょうか?ご足労頂く形にて大変恐縮で御座いますが、
場所は弊社もしくは弊社近く(鎌倉駅周辺)でもよろしいでしょうか?

ランサーズのような、クラウドソーシングにご興味をお持ちとのことで
私と致しましても、どういった着想をされてのビジネスを予定されているかなど
大変楽しみにしております。

取り急ぎ、ご連絡申し上げます。

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株式会社リート
  神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-8-9 鎌工会館ビル207
    陽介    Akiyoshi Yosuke

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当時は鎌倉の雑居ビルでラーメン屋や薬局の2階にあった本社に

伺わせて頂き、秋好代表に自分の事業計画書を見せて熱く想いを語ったのでした。

(当時のリート社は社員2名、外部エンジニア1名、アルバイト3名という20-30平米?位のオフィス) 

 

一通り事業計画を説明をしたあとに彼から言われたのは・・・

『3年前に自分がつくった起業計画に似てますね』

 

・・・え?完全私のオリジナルなんですが・・・怒。

 

というプライドが傷つけられた感情とともに、

とわいえ、この3年に事業を立ち上げて運用していることに尊敬の念を抱きました。

 

 私は、エンジニアとデザイナーが欲しい。

秋好氏は、ビジネスサイドの人員が欲しい。

 

ということで何度がMTGをするうちに意気投合し、

2011年末よりチャット等で事業構想を固めつつ、

2012年2月から準社員として参加。(当時のイベント登壇の様子

2012年4月から正式な社員(3人目)として、

ランサーズに参画させていただきました。

 

その後は、以下のような記事に成るような変遷を経て・・・・

2012年4月


ランサーズの中の人に聞いてみた~最近流行のノマドって何ですか?~ | Sanow Labs blog(サノウラボブログ)

 

2012年10月


Genesis Lightning Talks vol.45 山口豪志さん - YouTube

 

2013年2月


自分を相対的に評価しアピールを:ランサーズ、フリーランスのスキルや実績を格付けする機能を発表 - @IT

 

2013年5月


みんながつくり出す「共創」の未来 | 月刊「事業構想」2013年5月号

 

2013年6月より、いよいよ、渋谷進出!


会員数14万人、累計仕事依頼金額70億円のクラウドソーシング「ランサーズ」拠点を鎌倉から渋谷へ - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)

 

2013年10月


【広報インタビュー】山口 豪志/石島 麗子 氏 ランサーズ株式会社 - ValuePress! [プレスリリース配信・PR情報サイト]

 

2013年12月


ランサーズ株式会社 | いろんな仕事をのぞいてみよう。

 

2014年11月 フェロー就任!


【ランサーズ フェロー山口豪志氏 特別寄稿】ワークスタイルの変革が起こる | 自由エンジン

 

そして、そのフェロー業務(主にイベント登壇やクライアント対応など)も終わり。

本日の卒業に至ります。

 

 今ではランサーズ社も、50名をゆうにこえる社員数で

KDDIをはじめ一流企業の方々から出資をうけられる企業に成りました。

本当にありがたい限りです。


ランサーズが約10億円の資金調達、KDDI、グリー、GMOなどから - クラウド Watch

 

 

秋好さんと一緒に仕事をすると決めたときに言った一言、

『3年で違う景色見せますから』と豪語して駆け抜けた3年間。

 

今思えば、あの時こうしておけば、と思うことはたくさんあります。

ただ、そういった学びは、是非とも次に活かしていこうと思います。

 

 

 

『じゃあ、次、なにするの?』 

 

私の次のアクションに興味を持って頂いた方・・・ありがとうございます!

 

横浜の地で次なる企てを致します。

 

内容は、

世界に挑戦する日本発ベンチャー起業家向け、

 インキュベーション施設〈横浜グローバルステーション〉の運営を致します。

 
尊敬してやまない原丈人氏が代表をつとめる
デフタ パートナーズにてアクセラレーターとして関わらせて頂きます。

詳しい情報は随時発信していきます。

【更新情報】


横浜から世界へ!グローバルに活躍する起業家向けコワーキングスペースを開設します | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

 

また、複業として企業様へのコンサルティング的な業務を承りますので

相談したい!という方はfacebookメッセージをもらえればとおもいます。

 

みなさま、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

ちなみに『そもそも、お前誰だよ!』って方はこちら、ご参照ください。


昆虫博士になるやつを応援するのが僕の夢。虫採り少年と、父の死と、ベンチャーと。|クラウドソーシング事業会社勤務、個人投資家 山口 豪志さんの人生インタビュー|another life.(アナザーライフ)