54ブログ

ビジネスモデルまにあ

結局、無料イベントが無料イベントのワケ。

今夜も夜更かししちゃってるな〜

朝早く起きる習慣にしたいんだけどな〜

と言いながらも、夜の静けさの中で好きなことをする時間が好きなんですよね。

(翌朝は眠いけど)

 

さて、最近月に数回程度、イベントにてお話をさせていただくことがあります。

(呼んでいただいてありがとうございます!感謝!!)

 

あちこちのイベントに出てみて思うこと、参加者の方々の感想を頂いたりしながら、“モヤッ”とした感覚がひっかかっておりましたので、ブログにしたためてみます。

今後、イベントを企画される際、または、イベントに参加する際にでも、ちょっと思い出して参考にしていただけると嬉しいです。

 

私も、イベントスペースを運営するという役目もあり、イベントの実施の大変さを感じることが多々あります。

イベントの大変さ(決めることTODO)

 今回は、どういうコンセプト、テーマでやるか?

 時期はいつやるのがよいか?

 会場はどこにするか?

 登壇者はどうするか?

 集客はどうするか?

 値段はどうするか?

 集金方法はどうするか?

 食事のケータリングはどうするか?

 イベント運営スタッフをどうするか?

 ・・・・

 

本当にイベント当日までたくさんのことをやる必要があるので、実際にイベントをする労力はかなりかかります。本当にイベント運営者のみなさま、お疲れさまです。

 

ただ、それでもイベントを実施するだけの価値も十分にあるのです。

 

イベントの価値

 ・同じテーマに対して興味のある方々が集まる

 ・同じ時間を共有して体験をともにする

 ・新しいヒトとの出会いがある

 ・知らないことを知るキッカケになる

   ・・・他にもたくさんのメリットがあります。(だから、個人的にはいつの時代もイベントは無くならない!と思います。)

 

むしろ、《その時、その場で、その瞬間を共有すること》のライブ価値は、インターネットの情報氾濫時代には相対的に価値は高まってるのではないかと思ったりするほどです。

 

さて、世の中には無料イベントというものが存在します。

 

上記のように、これほどまでに労力をかけてまで実施されるイベントがなぜ無料でできるのか、不思議に思いませんか?

そして、無料でも実施されるイベント、そのものの意図は何なのか。

 

それは結局は、以下3つかと思います。

①底抜けに明るいボランティアの方々によって運営される優しさに包まれた“善意”

主催者に意図的に伝えたい情報を伝えるための“手段”(広告、マーケティング

③イベントの価値や効果、大変さが分かってなくて“勢いでやってみた”(偶然のイベント開催)

 

私の体験してきた感覚としては、①はイベント自体の質(参加者層、コンテンツ内容)が低いことが多々あります。参加される方々も内輪になっているイベントで、開催されること自体がゴールになっていて、イベントの本来の価値である中身にこだわれておらず、本質的な価値が非常に少ないイベントとなりがちです。

②は非常に良くできているイベントでは、おもわず高額のツボを買いたくなるほどに上手な情報設計をされていて、紹介される情報や内容が素晴らしいものであることを裏付けてくれるようなスゴい会があったります。(某ネットワークビジネス的な・・)

そして、③は奇跡的なイベントとして、たまに開催されています。(主催者がイベント初心者であることが多い)こういうイベントは本当に参加できると後々まで語られる伝説になる可能性は秘めています。ただ、よくあるのが、盛り上がったからと2回目以降に開催してほしいと反響が多くても2回目が開かれることは稀です。何故なら、1回目で無料で実施すると次に有料にしにくいから。そして、2回目の方がコンテンツへのハードルが上がるから。その1回目で労力を割いて大変な思いをして実施したイベント運営を、2回目はさらに大変さが増すことが分かっているのに開催する主催者は、もう①か②かになられると思います。(有償化される場合は別)

 

あ、ちなみに、私が発見した、まさに掘り出し物の素晴らしい無料イベント③はこちら。

everevo.com

 

イベントに呼ばれて登壇させて頂く際に①のような場に出るときは、注意が必要です。その主催者が求めておられるコンテンツ内容を、果たしてその参加者の方々が本当に求めているのか。どういう方々が来られるイベントなのか。コレは非常に悩ましいです。

一方で②のようなイベントは非常にわかりやすく、役割も明確です。イベント主催者の意図を組んでプレゼン内容自体も多少主催者の意図に沿う内容でお話しつつ、会場に集まる方に判断を委ねることとなります。

③の場合は、存分に楽しみましょう!伝説になれるように、インパクト大でやりきれば、良くも悪くも人々の記憶には残るでしょう。

 

①②③を見分けるコツは、結局は、登壇者および、会のテーマ、コンセプト内容です。その公開内容から読み解くことで参加者として得られる情報、参加者ネットワークについても選定することができます。

 

以下、乱暴にまとめてしまうと・・・

・無料イベントの多くは質(参加者、登壇者ともに)が低いことが多い

 ・お金かかってないから

 ・人手がかけられないから

 ・企画がしっかりと練られてないから

 ・本来参加したいと思うヒトに伝えられてないから

 

イベントの価値

 ・同じテーマに対して興味のある方々が集まる  → △

 ・同じ時間を共有して体験をともにする     → ◯

 ・新しいヒトとの出会いがある         → △

 ・知らないことを知るキッカケになる      → △

 

同じく時間を使ってイベントに参加する・登壇するのであれば、有償で実施されるようなものがよいなと個人的には思います。

何故なら、有償でいくイベントは参加する際も、このイベントで絶対になにか得たり学んで帰ろう!と意識が違いますし、同じく参加されている方々も課題意識があり真剣なのでよい交友関係なりやすです。

 

有償で提供される、内容の濃いイベント、参加者の意識の高いイベントに、今年もたくさん開催していきたいですし、参加していきたいと思います。

 

そして、中身の濃い有償イベントのお知らせをいたします。

 

テーマに興味があって内容に対して“本気”の方だけ、是非ご参加くださいませ!

 

「事業をおこせる人」になりたい方

everevo.com

 

横浜エリアでビジネスネットワークを創りたい方(売り込んだり、売り込まれたり)

everevo.com

スモールスタートが上手にできること、そこから全てははじまる。

すっかり暑い日が続いておりますね。

 

東京、・・・暑い。

 岡山、・・・暑い。

  横浜、・・・暑い。 

   札幌、・・・気持ちよかったです。暑過ぎず、涼しすぎず。

 

この時期の北海道は、最高ですね!

 

さて、その北海道への飛行機内で読んだ本に大変な感銘を受けたので、

早速ブログにしたためようというワケです。

 

普段、本を読んだ程度でそれほどに(ブログにわざわざ書くほど)ならないのですが、

これはいてもたってもいられないので、書いちゃいます!

 

「あったらいいな」を実現するビジネスのつくり方 -ひとりではつくれない価値をみんなでつくる-

  

でも、なんでそんな感銘をうけたのか。

 

それは、まさに“私自身の実体験と重なったから”です。

 

去年11月から個人事業主となり、法人登記して会社にして・・・と独立してから、

もうじき10ヶ月が経つんだなというところで思うのが、この、

事業を始める前 と

事業を始めた直後 と

事業をはじめた後 で

心や気持ちの変化、いわゆる、【初心】からの変化(≒変質)があるのです。

 

また、【初心】の変化は自分だけでなく、まわりの人へも伝播していくので、

どのような【想い】を持っていて、タイトルの「あったらいいな」を実現させるのか、

まさに【想い】を継続させることが如何に重要であると改めて考えさせられました。

 

普段こういう話を面と向かってヒトとすることもなく、

また、起業家の方や経営者もこの心の機微の話はされることがないのですが、

そこに注目した本書は非常に個人事業主や起業家には良いヒントが満載に思いました!

 

 

・・・と、あまりに内容に突っ込んで書くとネタバレになるので、控えめに記します。

 

あと、1点、私の好きなところ、本書籍の良いところは、

リアルな実体験を赤裸裸かつ、前向きに書かれているところです。

ロジカルな要点がまとまっているハウツー本というよりも、

熱意や感情がダイレクトに伝わる文体と内容で読んでみてイメージがわきます。

 

全体を通じて飾り気がなく、そのまんまの言葉と声が聞こえてきそうな親しみやすさがあり 、

著者の最初の事業、居酒屋チェーンの起業@20歳 も、

(それまでは高卒の工場勤務のサラリーマンで、事業経験一切無し)

ハワイへの日系企業の進出支援コンサルタント@25歳 も、

(英語もしゃべれないし、ハワイも数回行ったことあるだけ)

 

普通に考えるとそんな思いつきや未経験の内容でうまくいかないだろw

とツッコミを入れたくなってしまう内容なのですが、

この著者は実体験を元に

階段状に考える今できることから動いてみる という基礎の基礎を

着実に積み重ねられておられて、それが納得感をもって読めるので勇気がもられます。

『あ! こんな風にやれるんだ!』『それなら、自分でもできるかも?!』と

読み手に思わせてしまうから、この本は不思議な魔力があります。

 

なにか想いはあっても出来ないと、メンタルブロックを自分にかけている方、

「あったらいいな」とぼんやりとこころで思っておられる方、

何かはじめたいけど実際に行動に移し方が分からない方、にはオススメの1冊です。

 

 

あと、この本を読んでみて、

『あ〜起業したい!起業したいかも!!!』と思いつつ、

『あー1人で起業は不安だし、同じような起業予備軍にヒト達と切磋琢磨したい』と

心の中で思った方には、横浜で起業家育成プログラムも提供されており、

その名も、【ブルーオーシャン・サミット】です!

everevo.com

 

こちらも、是非、ご参加検討いただければ幸いです。

 

色々と宣伝っぽくなりましたが、本当にスゴい良書なので、

是非、本屋さんで立ち読みでもよいので、手に取ってみてください。

 

社会から必要とされるビジネスを見分ける3つのコツ

前回かいた内容が思った以上に反響を頂けたので、調子に乗って関連する内容を書いてみちゃいます。

 

《社会から必要とされるビジネス》

 

このキーワードは、実に深い意味があり、コレって具体的には何だろうなと自分自身でも考えてみました。そして、その思考プロセスにおいて、結構ヒントになるものにいくつか素材としてみつけてきたので、折角なのでまとめてみました。(もちろん、コレ以外にもいくつも方法や視点はあると思います)

 

 

さて、わたしごとですが、最近よく起業家の方や経営者の方から相談をうけることが増えており、日々いろいろなビジネスについてのアイデア、そして、ビジネスモデルのお話を聞けて興味深くうかがっております。

 

そして、そういう起業の話をうかがう際に、私からよく質問させて頂くのが、

  • 誰が使う、どんなサービスなのか
  • そして、誰がそれに、どういう価値を感じてお金を払うのか

 現状で提供されている他の同様のサ―ビスとの差別化、また特異性についてのポイントを聞きながら、どういう未来をつくっていく意向をお持ちなのか、などなど質問は多岐に渡っていきます。

 

 

ココでつまずきやすいのが、『他の企業がやっておられるように・・・』という前置き付きで『広告で・・・』とか、『アフィリエイトで・・・』というお話がよく出てきます。驚くことに広告という話をされながら、そもそも、広告業界、そして広告を出すクライアントのニーズをご存じなかったりします。その状態でプロダクトをつくっていくと結構厳しい結果がまっています。

 

まず、1つめのコツは、

誰が使う、どんなサービスなのか

そして、誰がそれに、どういう価値を感じてお金を払うのか

 これにしっかりとおこたえいただけるかどうか、これがまず重要です。

 

また、上記のような質問に答えられたとして、競合他社との差別化や優位性が少ないことが多々あります。

そして、そういう方に限って、お金が無い、ヒトがいない、という話になりますが、論点は実はそこではないとおもっていたりします。お金やヒトが無くても、情熱と意志があれば、その壁を越える方法を編み出せると私は思っております。

それよりも、このイーロンマスクBOTのコメントにある、“卓越した製品やサービス”こそが重要だと私は思うのです。

 

 “卓越した製品やサービス”をやりきる意思や、そのビジョンがあることが大変重要であり、そこがあるだけで非常に大きな可能性をもった事業になると思います。

 

2つめのコツは、

卓越した製品やサービス”になる意思、思想があるかどうか。

 

 

昔、ハリネズミ戦法という表現をつかっているヒトがいましたが、結局は同じことを言っているのだと思います。

スタートアップやベンチャービジネスは、非常に不安定なもので、社会から必要とされることをしていたとしても、時流や経済条件によっては生き残れなくなることがあります。

ただ、それは何が具体的に悪かったのかを議論する場合に、そもそも論であることがよくあります。それはつまり・・・

 

この会社、このサービスは、いったいに何が強みなの?

 

この冷酷かつ、ハードな質問に一言で答えられなければ、きっとそのサービスや会社は時代の変遷に飲み込まれて、消えていく憂き目にあうのではと思います。

実際に多くの起業家が社会から必要とされるところにまで到達すること無く、消えてしまうことが大半でしょう。

その時にこそ、考えて頂きたい視点、考え方があります。ボンヤリと見ていたTVで拝見したこの金言、この方の手法こそが最も合理的な生き残り戦略かつ、社会から必要とされるビジネスだ!と思うわけです。

 

そして、最後の問いとして照らせ合わせてほしい言葉は・・・

“いろいろある”でなく
“圧倒的”を1つ作ればいい

(本文より)

www.tv-tokyo.co.jp

 

この最後の、圧倒的、を1つ持つことに集中することで結果的に社会に必要とされるビジネスになれると思うのです。

 

 

さて、この3つのコツを加味して新しい価値を創造するためには、やばり同じような事業家、起業家の方々と交流することで自ずとそのようなマインドが醸成され、また、切磋琢磨して進んでいくことができると思います。

 

それに最適なイベントが、この《ブルーオーシャオンサミット》です。

以下に該当する方はぜひご参加頂き、一緒に切磋琢磨できればと思います。

・なんのサービスを作っていいかわからないけど将来的には起業したい
・ばくぜんと事業イデアがあるのだけど、どう進めていいかわからない
・自分の事業プランを叩いて欲しい
・サービスの作り方や具体的な運用などを知りたい
・熱いメンバーやIT業界のキーマンと知り合いたい
資金調達を考えている。VCやエンジェルと知り合いたい。
・なかなかヒット事業が生まれないことに焦りを感じている

 

everevo.com

横浜からブルーオーシャオンを切り開いていく事業をして、社会から必要とされるビジネスを生み出していきましょう!

 

関連記事:

headlines.yahoo.co.jp

『金儲け』や『ビジネス』は悪ではない。 『金儲け』や『ビジネス』を知らないことが悪である。

このまえ、ある方の話を聞いて衝撃的だった。

 

『社会に良いことをしているので、給料は少なくても良かったんです。』

『ヒトに喜んでもらえたから、それで良かったんです。』

 

その方は、社会人1年目で大学生時代に地方から出てきて都内で社会起業家として著名な企業でインターンをされていたそうだ。

その当時の月給は5,000円。

お金のやりくりは貯金を切り詰めて、丁稚奉公のつもりでやっていたので、それは自分で納得していた、という話だった。

ただ実際の生活は困窮していて、カギのしまらない物件に住み、食事も一日一食で、朝から晩までとにかく働いたというものだった。

 

それを聞きながら、私も思い出したことがあった。

 

約10年前に同じようにインターンとしてある企業に世話になった時に、交通費込で月2万円で1ヶ月(週4日勤務)で働いていたのだ。

ただ私の場合は、業務内容が時給2千円の営業電話掛けだったことと、1ヶ月目で結果を出したことと期待とギャップの差をインターン先の社長に直訴し、2ヶ月目からは月12万円と業務内容も営業電話掛け以外の業務をさせてもらった。

そして、そのインターン業務から、その後の社会人人生を決める出会いがあるので、今にして思えば非常によい経験であると振り返るのだが。

 

あの当時を振り返ると、自分から給料を上げてくれ!と言い出す勇気、そして、自分の実績を認めさせるという行動は、非常に大事であったと思う。

 

折にふれて、学生の方や20代前半の方とご一緒するときに、社会貢献やヒトのために、という気持ちや想いをもっておられる方が多いことを感じる。

そして、その純粋な想いはとっても素晴らしいことであると共感する。

ちょっと余談になるが話を補強することに役立つと思うので紹介すると、昔見た映画で、登場人物が同世代ということで私も凄く共感した。

僕たちは世界を変えることができない。 - Wikipedia

イメージとしてはこういう若者が今とても多いように思うのである。

就職活動の時期に皆一度は考えることかも知れないが、社会の為になる活動(行政やNPO、ボランティア的な活動)経済活動(お金儲けやビジネスによる活動)を正反対の行為と思っている方が多いように見受けられる。

上記の激安のインターンをされた方は社会の為になる活動ということで割り切っていたのだろう。

自己犠牲というカタチでの貢献は美しくうつるかも知れないが、利益の循環がないために継続性がなく、大変に不安定な価値提供になってしまう。(もちろん、ちゃんと運営されているNPOもありますが)

 

純粋に社会のために活動したいという、その想いを叶える方法としての『お金儲け』や『ビジネス』があるということ、それを事業として行うことに対して非常にネガティブであることに驚く。

『良いことしているので、それだけで・・・』とお金を得て循環することを放棄するのではなく、良いことして、その対価でお金をもらうことが一番良いことではないだろうか。まさに、経済活動である。

 

これは言うのはカンタンで、やるのは難しい。

本当にそうなのである。

ただ、それで折れているようでは理想は現実にならない。

 

昨日たまたま読んだこの記事が大変に共感したので貼っておく。

jp.techcrunch.com

特にこの部分。(本分より引用)

2年間、営業で500社に断られ続けて学んだこと

ユーグレナは研究開発型ベンチャーとしてスタートして、まだ屋外培養が可能かどうか分からない中、2005年に創業している。長年に渡る研究開発をもってしても誰も果たせなかったミドリムシの大量培養という科学上のブレークスルーを創業後に達成し、いよいよ営業だというときに、2年間で500社に断られるという経験を出雲氏はしている。

500社に営業してダメだったときに取れる手段としては、501社目に営業に行くこと。

 

 

「仕事をつうじて社会によいことをしている」という実感があることはとても大切である。

仕事のやりがいであり、自分と他者との接点が持てることであるからだ。

 

社会人になると、もちろん、納得がいかない仕事や嫌な業務ももちろんある。

ただ、それも総論でその仕事によって社会や人々が幸せになると思えるからやれるのである。

 

自分(自社)が提供できる価値(仕事)による対価として給料や報酬をもらうのである。

『お金儲け』や『ビジネス』は、まさにその為にある。

 

 

ちなみに、今まさに『ビジネス』や『事業』をつくる学びの場を提供している。

リアルなビジネスモデルや起業家の話を通じて、本当に血の通った『お金儲け』の話を聞き、自分でそれを実現する方法を試行錯誤する4週間なのである。

起業をこころざす方、新規事業をつくろうという企業担当者の方は是非とも、ご一緒していただきたい。

everevo.com

 

 

というわけで、要は、もっと本質的な社会の課題を『ビジネス』のチカラで解決していきたい、そして、私はこの第3の男の様なカタチでその事業やビジネスを応援したい!と強く思っている。

 

 

 

せっかく筆がのってきたのだが、長文だと読むのが疲れると思うので、

私の尊敬する原丈人さんの言葉で、しめたい。

 

‘今の現状に絶望しているヒマはない。

今は未来の理想を叶える為の時間なのだから。’

 

【なぜ、いま、原丈人なのか】

【なぜ、いま、原丈人がアツいのか。】

 

言い換えると私が原丈人さんに夢中な理由は何なのか。

それを説明しておこうと思う。

 

 

たしか、2009年9月ごろだったと思う。

当時の私は、クックパッド社がIPOしてまさに絶頂期。

 

2006年に10名以下で参加したクックパッドは凄い勢いで成長して、
あっという間に売り上げ規模が数十倍になり、
社員や株主が増大していくなかで社内のやりとりや雰囲気が変わっていた。

 

それまでは、クライアントであるメーカーさんのため、
クックパッドを使ってくださる料理を楽しむ方のため、と
文字通り『毎日の料理を楽しみに』することに必死で奔走していた。

 

それが上場という通過点を過ぎた辺りから急に今までに無かったキャスト、
株主という視点がはいってきて、社内の会話(特に営業部門だったので)が
売上や成長性、利益率の話になっていった。

 

上場前はあるいみ、目標金額を超えていくという活動はあるのだが、
上場後はそれが常態的になり、また、会話の中に
株価・・・株主・・・利益・・・という話が溢れてくる。

 

なまじ、株価なんてものが日々更新されるものだから、
それまでと違い、気にしないようにしても目に入る。

 

自分の中で、‘株主’という今までにない見たことも想像もつかない
キャストのコトを考え、その方々を意識した営業活動になっていった。
(社内もそういう体制に対応することに色々な歪みが生じた)

 

なんでそんなに株価や株主に迎合した予算計画を達成し続けなければならないのか、
そして、株主への利益配分という意識が何となく

(それまで無かった視点だったからというのも大きいが)

徐々に違和感に変わっていった時に、
私は原丈人さんを糸井重里さんとの対談にて知ることとなる。

 

詳しくは当時は意見した彼の記事をご参照のほど。(是非読んでください)

ほぼ日刊イトイ新聞 - 原丈人さんと初対面。

 

 

スゴい衝撃を受けた。

 

 

ベンチャーキャピタリスト(株主として会社を株式公開させて

利益を得るビジネスをしているヒト)にも関わらず、

株主利益の追求は短期的な利益を求めることとなり、

本来の会社の存在意義である【社会の公器】である役割を損なう、という。

 

株主としての視点だけであれば、確かに短期で多くの利益を得ることがよい。

まさに、ROE指標である。

 

ただ、会社の上げた利益は、社中[社員、取引先、地域環境、地球、経営陣、株主]という

会社に関わる全てのヒトに還元すべきであるという。

 

まさに、アタマをガーンと殴られた気がした。

 

そして、おおいに共感するとともに、彼の著書を読みあさって、

なぜ原丈人という人物はそのような思想を持つに至ったのかを知りたいと思ったのである。

※そのような思想=公益資本主義 (後述のもの)

 

 

  

原丈人氏が語る、公益資本主義についてのインタビュー記事

biglife21.com

 

 

それから6年の月日が経ち、2015年6月1日。

はじめて同じ舞台に立たせて頂く日が来ることになろうとは、大変に驚いている。

そして、正直すっごく嬉しい。

 

このような機会を是非ともみなさまにも共有したいし、

考えるきっかけとしてお越し頂きたい。

 

みなさまのご参加をお待ちしております。

peatix.com

 

 

こんな時間ドロボウになるな!

ニーハオマー。

今日も餃子がおいしい季節です、54です。

 

 

さて、最近、フリーランス的な活動(時間)を増やしてみて思うことは、

時間が物凄い資産(価値)であるということ。

 

それはつまり、日中の時間の使い方がダイレクトに3つに変わるのである。

  • お金に換わる
  • 未来(次)につながる
  • 消費/浪費して終わる

 

いわゆる会社員的な過ごし方は、月額30万円という決められた金額にて、

日中の時間をどう使うか、誰に会うか、どう過ごすか・・・、

なんてことは月末の入金の有無も含めて全く考えもしなかったのでした。

 

最近、月末の請求と入金確認が日常になったこともあり、

これはこれで非常に会社の経理の方々にお世話になっていたなと感謝をしたります。

Fさん、Mくん、ありがとうございました!

 

 

さて、話をタイトルのものに戻しますが、

【時間ドロボウ】って何かというと、ヒトの時間を浪費してしまうヒトです。

 

こういったヒトは学生さんや若い人に多い傾向がある、とか思っていたのですが、

大人でも結構この辺の意識がない方が多いんだなって最近とっても思ったりします。

 

ではこういう【時間ドロボウ】なヒトをDさんと呼びましょう。

 

Dさんの傾向としてはSNSやメール等で急にメッセージが飛んできて、

『来週とかで時間ください!』みたいな前のめりな感じで連絡をくれます。

 

『どうしたんですか?』(要件は?)と暗に聞くと、

モゴモゴとハッキリ言われず、まあ、とりあえず会いましょうとなって、

 

後日実際に会ってみると・・・

・私はこんなビジネスアイデアを持っている

・コレについて、どう思うか?

・(質問を返すと)分からない。

・どうしたら良いか?

・山口さんはどうするのか?

・・・等々となっていく。

 

 

その時間において私は何を得たのだろうか、という虚しさだけが残るのである。

(別にそういう時間を取ってしまった自分が悪い訳ですが)

 

完全にWINーLOSE(Dさん:私)になってしまうのです。

それはつまり、

  • 消費/浪費して終わる

 

 

じゃあ、ヒトに時間を貰って相談することが全て悪いというと、そうではありません。

このビジネスアイデアが面白いもの、よく調べられていて知らない知識を得られれば、

それは私にとっても大変によい時間となるのは間違いないのです。

 

なので、

相談する、ヒトの時間を貰うという場合は、予め以下の3つを押さえて欲しい。

 

  • 要件を事前に伝える(目的と内容は何か、MTG後にどういう状態を望むのか)
  • 相手とのバランスが良いか。相手から得るものをあれば、自分は何を相手に返すか。(将来的に何が返せるか)
  • 自分で調べられること、ネットで検索して出てくるレベルの情報は予め調べておくこと。

 

少なくとも、この3つを押さえてもらえるとWINーWINな関係は成立できます。

 

こういうことは知名度の高い方、著名人に対しては、意識しておかないといけません。

2つ目の[バランス]はどう考えても目の前で返せませんが、

そこは将来のご自身の活躍をもって返せれば良いのかと思います。

 

Life is Short,Art is Long.

時間は大変に貴重な資源です。

 

というわけで、

起業家の皆様からの予めのご準備を頂いた上でのご相談を引き続き、熱くお待ちしております。

 

横浜グローバルステーションにてお待ちしております。

行き方はこちら


YGS(横浜グローバルステーション)への行き方 

 

また、今なら1日滞在500円(通常価格の50%OFF)にて、利用頂けますので、

こちらでチケットを買って来てください!


横浜から世界へ!グローバルに活躍する起業家向けコワーキングスペースを開設します | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

 

どうぞよろしくお願いいたします。

人生を豊かにするもの  【寄稿vol.2】

宮崎亨氏の寄稿記事

 

 


「旅と本とともだちが人生を豊かにするんですよ」

 


山口さんはテーマ設定が明確だ。
いろいろとあいまいな私とは正反対。


とにかく動く。すぐに動く。笑顔で動く。

あんなに餃子を食べてるのに太らないのはその動きのおかげなんだと思う。


おじさんから若者まで、
ときに巧みに、ときに厚かまし
ささっと懐に入って仲良くなっていく。

山口さんのその能力はたくさんの兄弟の中で育った環境のたまものなのか。

 


事業で実績をあげられている方から
長めの旅をされている方まで
山口さんのまわりにはさまざまな人がいる。
そして、誰に対してもおんなじ山口さんがいる。

 


人や事業へのあくなき好奇心とあの笑顔で
ついつい煽られてしまう人も多いだろう。

 

私もそのひとりだ。


ここまでお読みいただくと
私は山口さんをよく知っているかのように聞こえるかもしれないが、
実はまだ出会って1年と少ししか経っていない。


山口さんのオープンマインドが
ついつい良く知っているかのような
錯覚をさせるのかもしれない。


自分とは異なる人が近くにいることは人生を豊かにすると思う。
多様な人が支える組織がユニークなサービスを生み出せるように。

かなりの速度で動き回る山口氏に置いていかれないように、
ともに痺れる経験ができるように仕込みをしっかりしていきたい。

 

 

あ、あと本人いわく意外と固めに打つらしい麻雀もご一緒してみたい。

そして、その山口さんと今度は本のイベントをご一緒致します。

 

詳しくはこちら:

《YGS主催イベント》『ネットで読むのもいいけども、紙の本もいいよね!』 | Facebook

  

そして、今ならそのイベントのチケットを、

通常価格1,000円のところ、半額の500円にて購入出来ます。

横浜から世界へ!グローバルに活躍する起業家向けコワーキングスペースを開設します | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

 

 

 

 宮崎社長、有難うございます!

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

寄稿者プロフィール:

蔵書管理サービス「BookOcean(ブックオーシャン)」

(株式会社ボーディングパス)

代表取締役社長 宮崎 亨氏