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ビジネスモデルまにあ

『逆境のビジネス略歴 ~山口豪志の場合~ 』と言う自叙伝を書きます

この週末は、福岡から船で渡った壱岐島に居ました。(正確には、長崎県!)

船の中で揺れながらこの文章を書きましたので、月曜日になったので、アップしますw

 

 

 

さて!

・・・唐突ですが!!!

 

自叙伝を書くことにしました!

 

 

そもそもきっかけは些細なことでして、SNSで投稿した過去の事象に対して、様々なご意見をいただいたからです。

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www.facebook.com

以下、一部引用:

さっきたまたま書き出した自分の逆境のビジネス略歴が、過酷すぎてウケたから時系列にまとめてシェア

#逆境のビジネス略歴

よくよく考えたら、今までずっと過酷な労働しかしてこなかったんだなぁと(大爆笑)
だからこそ分かることもあって、人に優しくなれるし、厳しくもなる。
全てが今にして思えば良い想い出(^^)

・会社としてもまだ実績がなかった月1千万円の売上つくりを2ヶ月で実現させられる、(C社)21歳
・1億円の提案を一人で2-3日徹夜してやりきった、(C社)24歳
・売上の上がらない部下2名を切らされる、(C社)25歳
・年収を前職の半分以下にされる、(L社)27歳
・未経験だった広報活動から活路を見いだし、TV露出にやってそれ以降の売り上げベースを激増させる(日商1千万円規模)、(L社)27歳
・1年間ほど週末も含め平均睡眠時間1-2時間をやりきる、(L社)28歳
・働けど働けど、個人収支は常に3年間に渡って赤字で結局600万円以上キャッシュアウトする、(L社)30歳
・辞めたらストックオプション喪失で経済的なリターンは何もない、(L社)30歳
・売り物が無い中で売上を数千万単位で求められる、(P社)33歳

などなど、挙げればきりが無いwww

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また、コレまでにも色々なところで断片的に様々なエピソードをお話させていただいて来たことをここいらでまとめたいなと思ったのです。

 

35歳にして、人生の第一フェイズをある程度終えた気になって、なんて傲慢なやつだと諸先輩からお叱りを受けるかと恥ずかしく申し訳ない気持ちもあります。

 

ただ、今のインターネットサービスの充実や情報発信のしやすい現代においては、人生100年と言われる時代でこのような振り返りの自叙伝があっても良いのではないかと思ったのです。

 

これを好機としてコレまでの人生を振り返りつつ、一度、2018年という年を目安に過去、現在、未来の3つの章立てでまとめてみようと思います。

 

また、本書籍は、コレからますます社会の変革を自分の立場や心で臨まれる20-30代の同志や、ベンチャー企業を興す人やそういう企業で働く方々に向けての応援賛歌して読んでいただければと思います。

 

決して楽な道のりでは無かったけど、すべての出来事や出会いがあったからこそ、今があるので、すべてに感謝しているし、それを背負って未来を生きていこうと強く思っています。

 

なので、皆様のお力添えをお願いします!

後日、クラウドファンディングのmakuakeで出版の費用集めを致します!(宣言)

 

真面目なことを言うと、書籍が面白く無くなると困るのでw

一旦コレくらいでw

 

多分、夏には公開できるかな〜・・・

みなさま、お楽しみにw

 

今まで読んだ本によって、影響を受けて、結果として私は今の私に成ったようだ。 〜人生とは面白い〜

大阪からの帰りの新幹線。

やはり、新幹線で集中して、ガッツリと文章を書ききるのは、実に心地よい!

なんて言っても、途中にちょこちょこと寝落ちしながらでも、ユルユルと筆が進むのは、やはり大阪〜東京間以上の距離があると、その長い時間を有効に使いたいという気持ちが働くのでこの余裕感と途中駅を過ぎていく過程で近づくゴール感(急がされる感じ)からだろう。

 

さて、最近依頼を受けて、自分を創って来た構成要素の一つである、自分に影響を与えた書籍ということをまとめる機会を頂いた。(これについては、後日、追記したい)

 

そのお題とは・・・

今までの人生において、

どういう書籍に自分が影響をうけたのか?

また、その書籍にいつ出会ったのか?

 

私の父親から貰った名言:

『本と旅と友達が人生を豊かにする』

 

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この言葉の筆頭に出てくる、本という世界。

非常に奥深く、また、いろいろな書籍がある中から、どのような影響を受けてきたのか、時間をかけて、この3日間ほど考えて箇条書きで上げてみた。

 

以下の時系列での影響を箇条書きにしてみる。

  • 幼少期(10代以下)
  • 青年期(20代)
  • 最近の私(30代)
  • 番外編
  • その他の良書

それぞれで3冊を厳選に厳選を繰り返して、何とか絞ってピックアップしました(涙目)

 

◯原点と呼べる本 幼少期

 

少年探偵団シリーズ ポプラ社

小学生の頃、図書館で必ず借りて、シリーズ全巻を読破しました。江戸川乱歩の描く世界観がかっこよくて、また、出て来る途上人物もなんとも魅力的で、我が家の裏山に、少年探偵団をつくって、7つ道具をみんなに買わせて共通の道具を持っていましたね。あの世界観は本当に影響を与えられたなぁと思います。

 

 

ファーブル昆虫記

昆虫好きの男の子は、きっとみんなファーブルに憧れます。フンコロガシの話が有名ですが、彼のような直向きに昆虫の生態を調べるという好意を行った先人が居ると、彼のような生き様、生き方は肯定されるのかと勝手に妄想したものです。

憧れのヒト、という認識をファーブルに対して持ちましたね。

 

 

標準原色図鑑全集 

 

この本、シリーズなのですが、本当に詳しいし、カラーのリアルな写真が凄いかっこいい。この図鑑は他の図鑑に比べて種類が細かいし、全部載ってるんですよね。だから、この図鑑シリーズを学校の図書館で眺めているときは至福の時でした。結局、こういう図鑑のような、世の中のこと、知らない世界や知らない生き物で溢れているよ!という自分へのインプットは視野を広げる上でとても役に立ったと思います。

  

 

◯基礎が出来てきた20代に読んでいた本 青年期

 

知価革命 堺屋太一著

 

この書籍を、21歳でバックパッカーとしてユーラシア大陸を横断しているときに、たまたま日本人宿で手に取って読みました。この本を読んだことが、自分のその後の人生にどれだけの影響を与えたか計り知れません。この書籍との出会いが、インターネットビジネスへの関心をたかめ、その後のビジネスマン人生を決めたと言っても過言ではないかもしれません。

 

 

ビジョナリー・カンパニー 飛躍の法則

最初に勤めたクックパッド社にて、推薦図書として、読んだ一冊。結局、その中で言われている“誰をバスに乗せるのか”という話や、会社は集まった仲間によって出来上がるという原理原則の話は、その後のビジネスを進めていく上での基礎になったように思います。

 

21世紀の国富論 原丈人著

圧倒的なスケールで語られる人類への啓示であり、公益資本主義という彼の主張に通じる素晴らしい書籍。上場企業として、クックパッド社が社会から認知され、規模を追う状況になった際に、自分の中での迷いや懸念を、一発で解きほぐしてくれた素晴らしい本。

 

富の未来 アルビン・トフラー著 

この本から得た知見、そして、人類の歴史的な観点は、その後の価値観の基礎になったと言っても過言ではなく、だからこそ、非常に大事な一冊(上下二巻だけども)アメリカへの旅中に、七回は読み返して、その本質を何度も確かめた名著。市場に影響を受けた本です。

  

 

◯今まさに30代、以前から読んでいて読み返す本

 

7つの習慣

こちらもクックパッド社の推薦著書。壮絶な人生を送られた著者の圧倒的な説得力。壮絶な生と死の死線上を生きた著者の視点と目線で語られる本書は間違いなく人類の叡智の決勝の一つだと思います。感動というよりも、圧を感じ、また、時折読み返すたびに気づきのある本です。20代から繰り返し読む本です。

  

石橋を叩けば渡れない

この本は、前例のない世界へ挑戦する全ての人に勧めたい、素晴らしい本です。京大の教授である著者が南極大陸への挑戦へどういうことを行ったか、前向きに物事に取り組むことが如何にチカラになるか、読んでいて心が踊り、嬉しくなる一冊です。若者は読んでほしいです!

 

インターネット的

凄いクリエティブにインターネットの世界を、ある種、詩的に語っていて、得体のしれないものを言語化した凄い本だと思いました。

これはきっと後生にも、そして、改めてインターネットが当たり前になった今でも言語化して理解する為に、読んで快かった本です。

  

 

◯今でも好きな本 番外編

 

モモ

 

小学生のときに読んだような記憶があるものの、改めて、今読み返してみて、まさに今の大人になった自分が時間に追われながら生きていることを風刺的に1970年代に語っている本書はある種普遍的な大人への諫言のように思えた書籍でした。

 

レモンをお金にかえる法

タイトルだけは知っていたのですが、読んでみると経済の流れがシンプルにまとまっていてよく分かる内容で、物事をシンプルかつ単純化して語るのにとても良い内容だなと思ったのでした。シンプルに物事を表現する難しさを感じたら、きっとこの本を読んだら良いよ!と思うので。

 

奇跡の経営

きっかけは友人の経営者から勧められたから。ただ、内容自体は出版から10年以上経っていながらも古びておらず、むしろ今言われているようなある程度、個人の価値観と会社の価値観を擦り合わせた働き方の提案や経営のあり方であって、非常に興味深かった。

 

そして、惜しくもそれぞれの3選部門には選べなかったけども、

甲乙を付け難い良書かつ影響を受けた書籍たちです。

本当に短い一言だけ・・・!

 

だれかを犠牲にする経済は、もういらない

ヤバい、いい本!

 

日本を創った12人

面白いし、日本好きになる!

 

経済ってそういうことだったのか会議

 お金の3つの機能を理解することは重要!

 

ティッピング・ポイント

越えていこう!

 

ゼロ・トゥ・ワン

 良いタイトルで参考にしました!

 

0 to 100 会社を育てる戦略地図

 だって、そりゃ一番想い入れあるでしょ!

 

満員電車にサヨナラする方法

企画、編集、等々、私がガッツリ関わった未来予想図的な書籍

 

ハードシングス

ほぼ起業家間で共通言語化されている言葉

 

自動車の社会的費用

日本ってのは自動車産業で出来てる国だぞ!と。

 

起業家の本質

本気で世界を変えようとした者だけが、本当に世界を変えてきた

Appleの伝説のCM『クレイジーな人達がいる』 - YouTube

 

番外編の番外編として・・・

子どもの幸せ親しだい

 実の父親が、どういう子育てを推奨したかが分かる一冊。

 

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影響を受けた書籍ってまだまだあるよな・・・キリがない。。。

 

ヤバい、もう品川駅に着く・・・汗

 

ということで現場からは以上です。

これ、他の人の書棚を見る如く、みんなにもやってほしい企画だな〜・・・

【戦略地図】という本を書いた、本当の意図。

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先日のイベントでは、参加費が1万円を超える勉強会にて、90分お話をさせていただきました。

こういう勉強会で、有償のものとしては、多分、個人的にはイベント参加費用として、最も高額だったのでは?と思ったのですが、さらに、おもしろいことに書籍のイベントにもかかわらず、参加者の約30名の方々に、1人も事前に書籍を読んで臨まれた方がおられなかった。

 

逆に読んで予習してから知恵を得ようというよりも、イベントで書籍を読まなくてもポイントを聴いて活かそうってことだったようです(そうなんだろうか?謎w)

 

さて、それはそれとして、書籍を出版してから、アチコチで書籍の内容についてのお話をさせていただてきましたが、そもそも、何で書籍を書いたのかをお話してなかったことを思い出しました。

 

今日はそれをしたためようとおもって、筆を執りました。

理由は、大きく2つあります。

 

①自分の経験で、他者に貢献できる特殊な学びと知見を提供したかった

自分で言うのもアレですが、、、

・9人目のメンバーで約3年で株式公開した急成長企業での経験。

・そして、経営者と二人三脚で3人目のメンバーとして、約3年で100人規模のベンチャーとしての加速度的な成長。

・また、エンジェル投資家として、5年で20社を超えるシード期のみのベンチャーへ投資。

それぞれの起業家とともに、事業拡大期を並走させてもらい、数人規模の会社が、数年で年商5-10億規模に。

また、30-50人規模の拡大をアドバイザーや顧問として見させてもらうという経験。

(少しだけ自慢させて頂くと、2013年からの5年間で、投資先はまだ1社も潰れておらず、また、2社は上場企業へのM&A済、他の各社ともそれぞれに成長ないし、急成長をしている)

 

どれも、非常に興味深い発展を遂げており、それぞれの知見と経験を社会に還元せねば、と強く思っていたのでした。

たまたま、友人経由で編集者の方と繋がることが出来、その想いをお伝えして出版をご快諾頂いたという経緯から、紆余曲折・・・実に2年かかって要約出版できたのでした。

 

②それぞれの方の質問や要望に対話形式でお応えするには、人生は短すぎる

それは、当然といえば、当然なのですが、ほとんど毎回といってよいほど同じことを聞かれるから、です。

クックパッドの急成長のわけは?

・ランサーズの事業拡大においてどういうことがありましたか?

・起業するときに、どうやって事業を創れば良いですか?

ベンチャーが上場までいくのに会社はどう変化していくのですか?

・今の会社は、10名規模の会社なのですが、次はどういう展開が待ってますか?

・・・

大体のQ&Aは同じような内容が多かったのでした。

確かに各社個別の事業と、それぞれの会社の特異性はあると思います。

だからこそ、普遍的な成長企業の共通項を言語化する努力をして書籍にしたというのがこの本のキモです。

それが出来ないと、結局は一般的な自伝書となってしまいますし、自伝書が書きたかったわけではないのです。

結局、イベントでお話するということの多くが無駄であると思っているから、です。

 

イベントを企画して実施する身でもあるので、イベントが無駄であると言いたいのではなく、

どなたかの体験談や経験についてを聞くだけのイベントは無駄だなと。

『勉強になりました!』『参考にします!』というイベント・・・

その登壇者と繋がることが目的であれば、良いと思いますし、是非ともつながって頂きたいと思いますが、イベントの不思議として、名刺交換をする人ももちろん居ますが、そそくさと帰ってしまう。そもそも、登壇者に話しかけないということがよくあります。(実にもったいないですね・・・)

 

結局は様々な演題でお話することを、まとめて書籍にしてもらったほうが、よりクオリティ高く、読みやすくまとまってるに決まってるじゃないか!と。

 

ちなみに、自慢ではないですが、私はこの書籍を書くために、約2年間かかっています。

2015年から企画して、準備して、書き始めて、書き直して、3-4回書き換えて・・・、多くの方々に協力を得て・・・本当に長い時間と労力をかけて出来上がった本なのです。

 

それは、1時間とかで、多くの対象者の方々にお話するイベントでは、決して得られないことだと確信しています。

書籍は、読み手の経験や共感によって読み替えることが出来ます。(時期によって、読んで内容が変わるというか)

だからこそ、書籍はおもしろいと思っています。

結局、書籍をまた読んでみようと思えるかどうかも含めて、出来るだけ普遍的な事業創りの内容にしたつもりなので、50年後や100年後の未来にはわかりませんが、ここからの5-10年くらいは通用するものであるという自負をしております。

 

そういうことで、書籍をちょっと買ってみてみようかな?と思った方は、

是非とも、書店か、Amazonにてお求めいただければ嬉しいです! 

0 to 100 会社を育てる戦略地図

0 to 100 会社を育てる戦略地図

 

 

書籍を買うほどでもないな、でも、興味あるかも!という方は、こちらのpdfでも、雰囲気はつかめるかとおもいます。

会社を育てる戦略地図 勉強会 vol.5_rev.pdf - Google ドライブ

(書籍買っても、コッチを読んだら、それはそれでおもしろいと思います)

 

あと、本音で言うと・・・イベント登壇はしばらくしたくないです。

登壇用の資料を用意が大変だし、お話する前提条件を擦り合わせながら、登壇するのは、結構シンドいので・・・

興味ある人は、書籍をご覧頂ければ、甚幸でございますm(_ _)m

 

【広報】って、これからはますます重要になる

ベンチャー企業の支援をしていて、最近聞く課題に、こういうものがあります。

 ・採用が全然できない

 ・会社は成長してきてるけど、社内のメンバー同士ギクシャクしてる

 ・資金調達したい

 ・自分の事業に共感してくれて応援してくれる人を得たい

 

うん、みんなワガママですよね、本当に。

 

でも、そういう課題に対して、どういうことをやればよいか?という

万能薬なんて、なかなかあるものでは無いですよね。

普通は。

 

 

そんな便利なものがあるなら、みんなやってますよね。

あればね・・・

でも、ね、あるんですよ。

知ってる人は知っている、できるひとはやっている。

それはね、広報力なんです。

 

結局、そういう課題の多くは、コミュニケーションの問題。

【広報力を強化した方が、何をするにも圧倒的に良いです】

 

 だって、

 全く知らない会社に、誰が入社しようと思います?

 入社するなら、知ってからですよね。

 

 社内メンバー同士で、どういう人で、そういう趣味があったり、仕事内容をしているか分からないでどうやって、仲良く出来ます?

 お互いを知り合う機会がないと仲良くならないですよね。

 

 資金の出し手である投資家に対して、知らないし、聴いたこともない会社や起業家にお金なんて出しますか?

 こういう想いで、こういう事業をやっていて、競争優位性がこうあって・・・ということを知ってはじめて、興味を持つし、投資を検討しますよね。

 

要は、世の中に溢れている情報の中で、どうやって自分たちと“合いそうな”方や企業と出会うか、そのためには情報発信は絶対にしたほうがよいのです。

 

広報力を強化すると・・・A

広報力を強化したいのだけど・・・B

効果はどうやって図るのか、実感できるのか・・・C

ということでまとめてみると。

 

A 具体的に、何に良いか?
・採用活動
・社内コミュニケーション
・営業活動
・経営チーム組成
・メンバー間での意思疎通

 

 

B じゃあ、広報力はどうやったら強化できるか?
 ①社長や経営メンバーが時間を割いて意識して取り組む(プライスレス)
 ②専門の担当者を置き、広報メンターや外部アドバイザーに外注して育ててもらう (月額15万円以上〜)
 ③広報PR会社に外注する(月額60万円以上〜)

※値段感は、イメージです。あくまで個人の感想

 

一つ注意が、②の広報担当者を外部から採用するケースが有ると思います。

ただ、それには注意が必要です。

なぜなら、広報担当者のいちばん重要な組織と言うか、チカラは、社内での情報収集能力だからなのです。

 社内の誰がどういうことをやっているか、どういう情報やデータがあるか、それがどういう意味なのか、経営者や役員はどういう志向性が有り、会社を進めていこうとしているのか、などなど。

 そういう意味で言うと、広報担当者は社内の人員から割り当てるのが、最も良いと個人的には思います。

 

C 効果の実感まで
少なくとも半年はガッツリ取り組みましょう。
時間はかなり掛かります。

要は社内向けにも、社外向けにも、両方への人間関係構築、ということなので。

ただ、この取り組みの効果は、後から後からジワジワと効いてきます。
本当に凄い重要です!!!

 

※だからこそ、PR-Tableのようなサービスや会社が社会から求められるようになります。

www.pr-table.com

 

 

最近、広報に関して思うことが色々とあるので、また、機会があれば、ブログにまとめられればと思います。

では、また。

深い交流により、大企業・スタートアップの様々なコラボレーションのきっかけを生むイベント「チラミセnight」

今回は、31VENTURES(三井不動産ベンチャー共創事業)が大企業の新規事業担当者向けに毎月開催している、スタートアップとの対話を通じて事業アイデアを発見するイベント「チラミセnight」の紹介です。

 

 

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新規事業を創る上で大切なこと

ビジネスに限らず、新たなものを生み出す上で重要なのは、ゴールを見据えて小さなアクションを続けること。つまり、①まずゴール(新規事業においては、事業を通じてもたらしたい価値)の方向性を見出し、②そのゴールに向かうためのアクションのきっかけをつかむ必要があります。


毎月異なる、選りすぐりの有望スタートアップが登壇

「チラミセnight」は、まさにそうした二つの要素を同時に満たせるように企画されたイベントです。毎月異なるテーマに沿ったスタートアップをゲストに迎え、ゲストや他の参加者との対話を通じて、新事業の方向性やアクションのきっかけをつかむための、インタラクティブなイベントです。

ゲストとして登場するスタートアップは、このブログの運営者で、イベント自体のファシリテーターも務める山口豪志の投資先や、彼が代表取締役COOを務めるプロトスター株式会社の運営する起業家コミュニティ「StarBurst」に所属する企業を始め、優れた企業ばかり。
例えば2017年12月のイベントでは、「新規事業のネタ探し、テーマ探しの宝庫」と題して、

株式会社ドットライフ:様々な人生のストーリーを配信し、いわば「人生経験のシェアリングサービス」であるメディア「another life.」を運営
株式会社情報工場:普段手に取らないような様々な領域の良書をダイジェスト形式で配信し、視野を広げるきっかけを提供するサービス「セレンディップ」を運営

にお越しいただきました。いずれも現在成長中のスタートアップです。


多くのきっかけを生むように設計されたイベント

それでは、「チラミセnight」の参加者が新事業の方向性・アクションのきっかけをつかめるようなイベントであるべく何を大切にしているのか、実際の流れとともに説明します。

イベント自体は基本的に、「スタートアップによるプレゼン→参加者個人でアイデアを思考する→全員で対話をしながらアイデアを広げ、深める」といった流れにそって進みます。

まず、ゲストスタートアップによるプレゼンテーションが行われます。企業のミッションや、現在展開している事業、今後見据えている未来などについて語っていただきます。

プレゼンを聞いた参加者は、まずは個人ワークで新たなビジネスのアイデアを思考していただきます。
この時に使用するのが、図のような独自のマッチングシートです。スタートアップが展開している事業やリソース、ニーズと自社のそれらを書き出すことで、それらの組み合わせによるアイデアを創出するためのツールです。

 

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個人ワークのあとは、マッチングシートを用いて考えた内容をもとに、全員でディスカッションを行います。図のような二つの円を作り、内側にいるメンバーが入れ替わりながら対話を行うフィッシュボールという形式で、他の参加者のアイデアに耳を傾けながら、自らのアイデアをさらに広げ、深めていくことができます。普段はあまり関わらないようなスタートアップや、逆に似たような境遇にある他の参加者たちの考えを聞くことで、多くの視点に触れることができます。

 

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「名刺が溜まって終わり」の交流会ではない

さらに、アイデアをつかむだけにとどまらず、その後のアクションにまでつながるのがこのイベント。ディスカッション後の交流会では、ゲストや参加者同士様々な交流が行われます。ただ名刺交換をして終わり、ではなく、お酒を片手に深い交流がなされています。交流会での会話をきっかけに、例えばシンプルにスタートアップが提供するサービスの顧客になったり、コラボレーションのための打ち合わせがその場で設定されるなど、多くのビジネスの種がまかれる場となっています。この交流会で生まれるつながりは、「チラミセnight」に参加する大きなメリットと言えるでしょう。


主催:31VENTURES紹介

このイベントの主催者である31VENTURESは、名前の通り三井不動産ベンチャー共創事業です。VC事業や、イベント会場でもあるコワーキングスペース「Clipニホンバシ」を拠点としたコミュニティ形成やベンチャー支援を行っています。

住所

東京都中央区日本橋本町3丁目3-3 Clipニホンバシビル1階

(最寄り駅:三越前駅から徒歩5分)


ゼロイチ人材になるために

最後に、このチラミセnightは続きモノのイベントです。チラミセnightに参加した後は、企業内ゼロイチ人材となることをゴールに、共感できる仲間を見つけて巻き込むための「エントリーnight」、巻き込んだ仲間と新事業創造を体験する「イントレnight」に参加することが出来ます。まずはチラミセnightに参加して、社内起業家=イントラプレナーになるための第一歩を踏み出してみませんか。

『0 to 100 会社を育てる戦略地図』についに異変が!

こんばんは。

スッカリ夜が寒くなりましたね。

雨も降ると寒過ぎて動きたくなくなりますよね。

 

 

さて、今日はとっても嬉しい事がありました。

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こんな感じで『ドドンッ』と本屋さんに平積みされている事もとっても嬉しいのだけど・・・

 

それに輪をかけて嬉しかったのが、こちらです。

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この間違え探し、分かりますか?!

 

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なんと・・・小さくて分からないと言う方がいるかと思うので。

 

この部分・・・

【第ニ刷出版】

ということで!!!!

 

な、な、なんと!  

初版から1ヶ月程で重版が決まりました!

 

色々な方からの反応もありわ本を読んでくれた方からのフィードバックが何よりも嬉しいなぁと思います。

ブログでしっかりと内容に関しての意見をもらえると本当に対話しているような気がして面白いです。

 

そして、今日は重版のお祝いとお疲れ様会を記念して担当編集の方々と共に夕食をご一緒しました。

本当にお二人の力添えを貰えたからこその書籍なので、改めて感慨深い&感謝です。

 

ちなみに以前、雑誌の編集をしておられたという事で、

『週刊誌(雑誌)は1:多数に発信するように、

書籍は1:1に語りかけるように書く』

 

という話をきいた。

同じように文章を書く、ということにおいても媒体のもつ特性に合わせて書き方を変えるというのは、【書く】という事に対してプロのチカラを改めて感じる夜ご飯でした。

 

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また、

『よく熟考して書かれた文章はスムーズに読めてしまって気づかれない(気づかない)。

一方で、手を抜いて書いた文章は、読むときに詰まってしまうから手抜きした事がすぐ分かる』

という話も職業として文章や記事に向き合う方々だからこその境地だなだと聞きながら一緒にお仕事が出来たことに感謝をした夜でした。

 

 

 

 この本は、

・会社に勤めている会社員の方

・これから社会人になる方(新入社員)

にこそ、読んでみてほしい本だし、一読してもらいたい。

今から働くところ、今働いているところをどう感じるかをわかった上で働いた方がきっと楽しいだろうと思う。

 

 

 

 

 

 

[ゼロイチ]がとっても大事である、たった一つのこと

『顧客との対話こそが、最も大事である。』

 

dentsu-ho.com

そのような話は、よく聞かれていることだと思う。

 

そして、イトーヨーカ堂の創業者、伊藤さんのこの言葉などは極めつけてあろう。

 

systemincome.com

『お客様は本来、来てくださらないという前提で商売をする』という言葉。

非常に重たい話だと思いますし、納得感があります。

 

さて、本日、今風に言うと[プロダクト・マーケット・フィット(Product market fit)]という表現だったり、

[最初の顧客獲得]という記念すべき機会について、是非とも、ジックリと見ていきたい。

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ゼロイチ

 

お客様は来なくて当たり前。

当然ながら、その前提条件をもって、事業を始める必要がある。

ただ、自分が丹精込めて作った商品やサービス、思い入れがあるだけに、認められないことなど、やっている途中には抜け落ちていることだろう。

「自分達が創るのだから、きっとうまくいく!」

そのような勘違いが非常に多く起きてしまう。

 

なぜか?

 

それは、自分のことを客観視するということは、普段の行動の中にはない考え方です。

また、非常に高度な客観的な視点・能力を求められるからである。

 

自分たちが創る商品・サービスが、どういう方に求められるのか?

また、その顧客がしっかりとお金を払ってでも手に入れたいと思ってもらえるのか?

 

その検証こそが、一番最初に事業をはじめる上で、最も重要なことになります。

どういう方の、

どういう課題を解決して、(または、欲求の対象を具現化して)

いくらで売っていくか?(再購入の仕組みもあれば尚良し)

 

本当にいろいろなベンチャー企業が、この最初の一歩目でつまづいてしまいます。

そして、そのような事象は後を絶ちません。何故でしょうか。

 

まず最初に問うべき問いは、これです。

「それは、自分たちの作りたいもの、やりたいことも分かっているでしょうか?」

 

そして、その創造物によって、

「想定している顧客像」の方がお金を払ってでも使いたい!欲しい!と言ってもらえるものなのかどうか。

 

結局、最も重要なやるべきことはシンプルに《問い》を発すること。

そのシンプルな問いを投げかけ続けること、そして、それからしっかりと形をととのえていくことこそ、胆力を求められる、第一関門である[ゼロイチ]なのです。

 

是非とも、このフェイズはトライ&エラーの日々で心が折れそうになることが多々あります。(以前の私もそういうことがありました)

是非とも、踏ん張っていただき、必ずのぼる朝日を待っていただきたいと思います。

 

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各ステージ毎の成長階段

 

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