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ビジネスモデルまにあ

《働く》って何だろう?

今朝、たまたま目にふれて、読んでみて、

『あ〜、そうそう。そうなんだよな〜』

 

って、納得したことがあったのと、ソコで考えたことがあったので書いておく。

 

 

読んだのは、こちら。

カイゼンプラットフォームの社長、スドケンさんのこちらのブログ。


最初の3年で仕事人生の大半が決まる説 - sudoken Blog

スタートアップ界隈では有名なので、ご存知の方も多いはず。

 

 

で、私の感想は・・・

【①めちゃくちゃ分かる、マジでその通りだわ!】

 

 

 

そして、そのあと、ちょっと考えてからボンヤリ思ったことは、

【②あ、でも、そもそも仕事人生っていつからはじまるんだろう?】

 

さて、じゃあ、それぞれについて①、②について解説していくと。

 

 

【①めちゃくちゃ分かる、マジでその通りだわ!】

 

なぜ、多いに共感したかというと、

私自体も同じような経験をさせてもらったから、だ。

新卒入社して、その会社の会社員として働きはじめて
3年間に養ったものがそのあとの全てに影響をしているのだ。

 

私のビジネスキャリアを細かく書くと・・・

 

2007年3月   クックパッド株式会社 新卒入社

(1年目)

〜2008年3月  広告事業部 1人で純広告を売りまくる。[年商1.8億円]

(2年目)

〜2009年3月  マーケティング支援事業

        編集部とともにチームで食品/飲料メーカーの年間提案を実施。

        [年商3.2億]

(3年目)

〜2010年3月  マーケティング支援事業部 リーダー

        同上 一時期、部下2名付きのマネージメントも。

        [年商3.7億:同社 2009年7月東証マザーズへ上場]

(4年目)

〜2011年2月  同上 退社

(5年目)

2012年3月〜  株式会社リート(現:ランサーズ株式会社)に参画

        ビジネス開発部部長(1人部門から7名前後の組織へ)

(6年目)

2013年3月〜  社長室広報チームリーダー 兼 ビジネス開発部マネージャー

        広報露出を2011年の3件、2012年の26件、2013年の101件へ。

(7年目)

2014年3月〜  複業を開始。

        さまざまなスタートアップ企業の成長支援を開始。

 

で、ザックリまとめると、こんな感じ。

1−3年目  数字を追いまくる一プレーヤー

4−6年目  プレイングマネージャーアから、チームとして結果を残すマネージャー

 

 

だから、最初の3年間は如何に重要だったか、凄く分かる。

クックパッド社の売上が全然ない時代から売上が伸びていくところを創った
自負があるし、そのために心血を注ぎ切ったからだ。

クックパッド社2010年決算書

 

で、共感した!ということで終われば、それはそれで良かったのですが、

 

その後で
『最初の3年で・・・』の‘最初’っていつのことかな、って少し思い直した。

 

 

 就職して3年ということで、元のスドケンさんのブログは書いてあると思ったのだが、
私の場合、働くということでいうと、学生時代も結構な時間をバイトやインターンとして費やしてきた。

 

その職歴も追記してみたいと思う。

2002年4月〜    茨城大学入学とともに、

2005年10月      ・映画館の切符もぎりのバイト(時給 670円〜)

          ・家庭教師(時給 2,500円〜)

          ・カラオケ屋:深夜帯(時給 1,000〜1,250円)

          ・ゲームセンター(時給 800〜1,000円)

          ・ホテルの結婚式場(時給 800〜1,000円)

 

2006年4月      某スタートアップ人材会社インターン(週4日/月額2万円)

           いわゆるブラックな契約だったため、翌月からの給与交渉

   5-6月      某スタートアップ人材会社インターン(週4日/月額12万円)

           結果が認められて給料10万円アップ

   7-9月      クックパッド株式会社 インターン(週5日/月額18万円)

           在籍した3ヶ月で3,000万円の売上貢献/翌年新卒1号入社決定

 

私の場合は休学を1年した関係で、週4、5日勤務というコミットの高い働き方を出来た。
就職前に、社員として働く前に、かなり濃い働き方が出来た。

 

 

それはつまり、バイトとインターン、社員という雇われ方の違いというよりも、
(『就職して・・・』ということが多くのヒトにはスイッチになるかもしれないが)

 

‘自分の業務に責任を持って行うこと’を‘働くこと’、と捉えたかどうか = 自責

 

であるかどうかじゃないかなと思った。

 

私が特に働くことを深く考えずにぼんやりとバイトしていた時、
カラオケ屋や映画館は効率的に、自分の役割を少なく、
得られる給料を高くというある意味、ずる賢く稼ぐことを考えていた。

 そのため、サービス業で単価の高いバイトばかりを選んでいた。

相対的に給料の数字が多いものを選ぶという、
大変シンプルな意思決定ロジックだった。

 

 

ただ、その後の就職後のキャリアにおいては、

 その職場において【自責】でやりたい仕事/職場であるかどうか、が重要になった。

 

 

話が長くなってきたので、まとめると・・・

 

最初の3年で仕事人生の大半が決まる説は、全くその通り。

ただ、私が思うのは、年齢が40歳のヒトだろうが、18歳のヒトだろうが、

 

‘自責で仕事をはじめてからの最初3年’がとっても重要であり、

自責で働くことが本当の意味で《働く》ことがはじまるのではないかなと私は思う。

 

だから年齢は関係ない。

 

今からでも、他責で仕事してるかも、、、と思うところがあれば、
自責で仕事する!と意思決定して動けば、いくらでも未来は拓けると思う。

 

 

私の思う《働く》は

自責による業務の推進 である。

 

頼まれたことを淡々と誰でも出来るように進める(=他責)ではなく、

自分が頼まれた仕事を最高の出来にするべく自分のベストを自責で行うこと、

それに気づいて日々の仕事を変えていくと《働く》はもっと楽しくなると私は思う。

 

タイトルの解として、《働く》って自責による業務の推進じゃないだろうか。