54ブログ

ビジネスモデルまにあ

“チームで”起業初期のベンチャー企業を支援する事業をはじめます

夏の暑い日が続いており、都内は今日も蝉の音が凄いですね、朝から。

 

 

さて、本題です。

 

先日、無事に47都道府県(全国すべて!汗)を回って、各地で[新しい事業スタートさせましょう!]と呼びかけてまわってきました。

それはそれで、大変に有意義で、かつ、素晴らしい出会いに恵まれた会でした。

皆様本当にありがとうございました!

 

その活動を通じて痛感したことがあります。

 

それは、

“人一人のチカラは小さい”ということ。

 

 

本当に、多くの方々の助け、ご支援、そして、好意と善意によってやっとできた・・・という奇跡の企画でした。本当に、スポンサーいただいた企業とそのご担当者様、ご登壇くださった各地の起業家の皆様、イベント告知に協力してくださったメディアの方々、本企画のチームとして協力してくれたメンバーのみんな、等々・・・1,300人を全国で動員するイベントとなり、それはそれで非常に濃い企画になりました。

 

自分のチカラ、非力さを痛感するとともに、いろいろなことを学ばせていただきました。

その時に、強く思ったのが、チームの有難さ、そして、チームであることの意味です。

 

そのチームやそのメンバーに、素晴らしい知恵や経験が貯まり、それがドンドンと増幅されていく感じ。会社の中で働いていた時に、そのこと自体は、ある種当たり前であり、そういうものであると一切の疑いがなかったですが、いざ、独り立ちしてみて思うこととしては、その会社というチームへの価値の添加の機能。そして、それが意味することの価値の重要性を非常に強く感じました。

 

やはり人が一人でできることは小さいし、大きな活動、そして時間と労力がかかるものを行うには、チームでないと難しい。そして、そのチームが成し得る大きなこと(=事業)は、会社という仕組みや組織があることで成り立つ。

 

当たり前のことを、身を以て知ることができました。

(そのレベルのことも、頭でわかってたつもりでも、体感すると全く違うのでした)

 

そのプロジェクトをやり遂げて、そして、もともと私自身がやりたかったことを見つめ直すにあたり思ったこと。

 

それは、このことわざでした。

 

早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くまで行きたければ、みんなで行け。

If you want to go fast, go alone.
If you want to go far, go together.

多くの方々とチカラを合わせて、目指したい世界・実現したい世界を創っていく。

これこそが、最も尊いと感じました。

もちろん、チームや組織の最小単位は、ヒト、一人一人です。

そのためには、一人一人が強く共感して、同じく思い描く世界を共に創ろう!と思う仲間が集うからこそ、大きなテーマでも成し遂げることが出来るのだと思うのです。

 

私が昆虫の新種発見と同じく(?)、非常に興味を持って進めていることに、新しい事業を創ること、それに挑戦する起業家の方々を早期に見出して、応援する(成長に寄り添う)というものがあります。

起業家やその事業がドンドンと有名になったり、成長していくことを見るのは、本当に嬉しいことです。

その活動を本気で取り組む仲間、チームを創りたいという想いだけはありながらも、独立後の2014年よりなんだかんだで一人でやってきてしまいました。

それが、今回、以前から親交のあったプロトスター社(元:スパノヴァ)の二人に年初に出会って、改めて色々と情報交換をするうちに、同じ領域で同じような起業家を別々に支援していることを改めて知りました。

同じ想いを持ちながら、同じ領域・同じ起業家を別々に支援するのは、どう考えても勿体ないですし、これこそ、チームとしては非常に良い組み方ができるのではないだろうか?と思いはじめました。

それぞれの持ち味や強み・特技は異なる、だからこそ起業家の方々に価値提供がより大きく出来るのでは、ということで、前川さん、栗島さんのプロトスター社でご一緒するイメージを持ちました。

 

そして、もう一つの大きな決め手であり、本質的にやりたいと思っていたことがあります。

それは、起業家、そして、ベンチャー企業自体の成長フェイズによる、求められる支援の変化です。

最初期のフェイズに最も必要なものは、理解者です。

理解者とは、その事業を深く理解して、そのサービスによる意図を汲んだ上で[他社に紹介してくれたり、最初の事例を創るために汗をかいてくれる人]です。

その後の初期フェイズは、その事業やサービスの導入ができた後に、それを拡大するという時期です。

この時期こそ、まさに資金調達のニーズがあり、お金を投入することで、より多くの方に購入機会の提供ができるようになります。

その後、得た資金を元手にチームをつくり、組織を拡充していきます。

このタイミングこそ、組織創り(採用も含む)というなかで、この後のフェイズに必須となる組織論についての知見や組織創りに対して、自分自身がまだまだ経験不足、また、未知な部分が多くあり、問題認識をしていました。

そのテーマに対して、最も有効な方法を熟知し、また、ベンチャー支援をされている吉田さん(元:ガリバー社専務取締役)が、成長フェイズの後半の組織創りをパートを受け持ってくださるという話は、まさに、私からするとのどから手が出るほど欲しいものでした。

今回のチームは、まさに、最初期および初期の資金調達(プロトスターの前川さん、栗島さん)、初期の企業開発(主に事例作りの営業と広報:私の担当)、中期以降の組織創り(吉田さん)という夢のようなドリームチームが出来上がりました。

これならは、チームで取り組む価値があり、また、支援したいベンチャー企業の起業家が喜ぶイメージが持てました。

 

 

このチームで成し遂げたいことは、シンプルに、

“日本でベンチャー起業家が挑戦しやすい土壌をつくること”

=そのために、最初期の起業家を支援する

そして、結果として

“日本を代表とする新産業を創るメガ・ベンチャーを生み出す”

=支援した起業家がより大きな挑戦を果たして市場で大きな活躍をする

ということ。

 

既存の産業を新しくリデザインしながら、大きな市場を創るような、大それた起業家をドンドンと排出していきたい、そして、その方々と共に、日本が世界から必要とされる国であるように、その一助になりたいということから、今回の意思決定をいたしました。

 

更に、具体的にはどういうサービスを提供するのか?などは、リリースを御参照ください。

prtimes.jp

 

プロトスター社でこれから出会う、起業家の方々との大躍進する未来をイメージしつつ、新しい挑戦者と新しい荒野を歩めるように、引き続き、自分を鍛えていきたいと思います。

f:id:codename54:20170801094224j:plain

 

引き続き、どうぞよろしくお願いします。