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ビジネスモデルまにあ

これからの若者に求められる最も重要な教養は、[舞妓さん]から習うべきだと思う

 

「舞妓さんって知ってますか?」

 

何気ない、かつ、唐突なキーワード[舞妓さん]から会話がはじまり、あまりのそれまでの会話内容からの文脈の関係性の無さ、そして、私に伝えられた内容に対しての意味不明さに、ポカンとしてしまったのが、3月頃の山中さんとのランチ時のこと。

 

この山中さんという稀代の経営者(※名著:あったらいいなの作り方)は、いつもながら唐突に面白い話を持ってきてくれる。だから、そういうサプライズは個人的には、すごい好きではあるだけども、

「京都の文化」「日本の伝統」「商習慣」「伝説の舞妓さん」「無形文化財」・・・

というようなキーワードに対して関心が無いではないが、あまりにも急展開に現状のテーマであるスタートアップやらベンチャー投資育成と全然関係ない話題の振りかたに私に「なぜその話を私に?!」と思ったのが正直なところだった。

 

 

ちなみに、[日本文化や京都、無形文化財]などのキーワードは個人的に最も関心が高かったのが、今から10年ほど前のユーラシア大陸横断後に帰国した直後の頃だった。2005年暮れから2006年春までの約半年間かけてユーラシア大陸(タイからエジプトまで)を放浪した際に、世界中あちこちで日本人であることを現地人や旅人に伝えると

「日本について話してくれ!」

「日本の宗教はなんだ?」

「侍や忍者はいるのか?」

トヨタ、ホンダ、ソニーはクールだ!」

などど、彼らなりの日本の知識を披露してきてくれる一方で日本についての話を事細かに聞かれる。

当然ならが、浅い話しかできない。高校生までで習ったレベルでの日本の地理と歴史の情報では、生きた会話で日本の魅力を伝えるのは難しい。そもそも岡山と茨城、東京のそれぞれ一部で住んだことしかないし、日本を全然知らない自分が日本代表として、海外の方々に日本についての話をする度に、自分の日本に対しての情報の浅さを痛感させられた。

 この世界放浪での体験がきっかけで帰国後にはバイク日本一周の度に出ることにし、日本の名物である、いわゆる「三名山」「三大瀑布」「天守閣が現存する13城」「三大庭園」「日本の世界遺産@2006の全て」などなど、有名な名所や旧跡をまわることで、物理的な日本の歴史やら場所やらを見聞して日本を知ったつもりになって、当時の自分は満足していた。

※いわゆる、有形物の地図上と歴史上の日本色の強い物を順番に撫でた感じ。

 

前置きが長くなったが、これからの時代を生きる若者は特に、[世界に挑戦する日本人]として、ますます期待されることになるだろう。そんな人たち(20-40代)がまず、知っておくべきことは、実はこの京都の舞妓さんを中心とした日本文化(無形物)に他ならないのではと思ったのである。

 

いよいよ本題になるのだが、今このブログを書いている意図はというと、

「日本文化」への理解をより深める事であり、

「250年以上の町家娘の姿を今に残す舞妓さんの歴史的な背景」、

また、「無形文化財」ともいうべき、京都の舞妓さんとそれにまつわる体験、

をしたこと、それを何とか今何かの形で残したい、伝えたいと思ったことである。

 

 

正直、昨日まで[舞妓さん]やら[京都の町家文化]やら、

なんだかよく分からない得体の知れないもの、と思っていて、

今の今でも、全体が理解できたわけではない。

でも、今回、山中さんに京都の街を案内してもらって体験したことは、本当に驚くべきものだった。

伝説の舞妓さんと言われておられる岩崎究香さんとご一緒させていただいた時間、

河床のある料亭でいただく懐石料理、

また、お茶屋さんというお座敷での風情のあるお屋敷での一時、

舞妓さんに関する歴史や過去からの時代背景、

この一連の体験を通じて、本当にこれこそ[無形文化財]であると心底感服したのである。

 

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賀茂川沿いの料亭にて

 

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お茶屋さんの舞台にて 

 

 

 「舞妓さんってどういうことよ?」と問われると、今はまだ即答できない自分がいるため、岩崎究香さんの書籍に詳しい説明は譲りたい。

祗園の教訓_昇る人、昇りきらずに終わる人

 

amzn.to

 

 

今回は舞妓さんに関する一連の体験してみて、これは素晴らしい日本文化の発露であることがよくわかった。お茶、お着物、お花、床の間、立ち居振る舞い、などなど、どれにも意味や意図があり、それをどのように読み解けるのか・考えられるのかがあるのだ。

全てに意味があり、それをどのように解釈するのか、本当に奥が深い。

一度に全ては分かりようがないが、こういう世界・こういう空間が過去から現代まで脈々と繋がって続いていたことに驚くとともに、これはこれで絶やしてはいけない凄い日本の伝統なのだなあと思った。

 

 

あまりに、言葉にするのが難しすぎて、非常に苦しいので、これはできるだけ多くの方に、実際に体験体感してもらうことでしか、この感動や想いは共有できない!と思い、今回特別に凄い企画をやることとなりました。

 

 

8月4日(金)@目黒、雅叙園にて、伝説の舞妓さんといわれる岩崎究香さんと、現役トップ1,2,3,4の舞妓さんが揃うとてつもない豪快なイベントを開催します!(先着100名までながら、すでに60名以上がエントリー済み)

 

peatix.com

 

そして、このイベントに参加された方の中から、人数限定で、私が体験した京都のリアルツアーを別途9月にご一緒させていただくことができます。

(※おそらく参加可能人数は30名程度、日程等はイベント会場にて発表予定)

 

 

イベントの告知内容がガッツリ書かれている、告知のブログかよ!!と思った方、大正解ですが、このイベントは、本当に一見聞の価値が必ずあると思います。

 

日本人として、日本文化の継承者としての役割として、気づいた者がしっかりとこういう機会を活かして、先人のバトンを受け取ることが大切だと思っています。

真面目なことを言うと、こういう[文化]とか[無形物]とか目に見えないものを大切にできる人が増えると、きっと未来の日本はきっと良い地域と人が溢れる土地であり続けると思えるので、是非とも、8月4日ご一緒いたしましょう!

 

 

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今日行った料理の一品(ウニ茄子) ※激ウマでした・・・汗