今まで読んだ本によって、影響を受けて、結果として私は今の私に成ったようだ。 〜人生とは面白い〜
大阪からの帰りの新幹線。
やはり、新幹線で集中して、ガッツリと文章を書ききるのは、実に心地よい!
なんて言っても、途中にちょこちょこと寝落ちしながらでも、ユルユルと筆が進むのは、やはり大阪〜東京間以上の距離があると、その長い時間を有効に使いたいという気持ちが働くのでこの余裕感と途中駅を過ぎていく過程で近づくゴール感(急がされる感じ)からだろう。
さて、最近依頼を受けて、自分を創って来た構成要素の一つである、自分に影響を与えた書籍ということをまとめる機会を頂いた。(これについては、後日、追記したい)
そのお題とは・・・
今までの人生において、
どういう書籍に自分が影響をうけたのか?
また、その書籍にいつ出会ったのか?
私の父親から貰った名言:
『本と旅と友達が人生を豊かにする』
この言葉の筆頭に出てくる、本という世界。
非常に奥深く、また、いろいろな書籍がある中から、どのような影響を受けてきたのか、時間をかけて、この3日間ほど考えて箇条書きで上げてみた。
以下の時系列での影響を箇条書きにしてみる。
- 幼少期(10代以下)
- 青年期(20代)
- 最近の私(30代)
- 番外編
- その他の良書
それぞれで3冊を厳選に厳選を繰り返して、何とか絞ってピックアップしました(涙目)
◯原点と呼べる本 幼少期
小学生の頃、図書館で必ず借りて、シリーズ全巻を読破しました。江戸川乱歩の描く世界観がかっこよくて、また、出て来る途上人物もなんとも魅力的で、我が家の裏山に、少年探偵団をつくって、7つ道具をみんなに買わせて共通の道具を持っていましたね。あの世界観は本当に影響を与えられたなぁと思います。
昆虫好きの男の子は、きっとみんなファーブルに憧れます。フンコロガシの話が有名ですが、彼のような直向きに昆虫の生態を調べるという好意を行った先人が居ると、彼のような生き様、生き方は肯定されるのかと勝手に妄想したものです。
憧れのヒト、という認識をファーブルに対して持ちましたね。
この本、シリーズなのですが、本当に詳しいし、カラーのリアルな写真が凄いかっこいい。この図鑑は他の図鑑に比べて種類が細かいし、全部載ってるんですよね。だから、この図鑑シリーズを学校の図書館で眺めているときは至福の時でした。結局、こういう図鑑のような、世の中のこと、知らない世界や知らない生き物で溢れているよ!という自分へのインプットは視野を広げる上でとても役に立ったと思います。
◯基礎が出来てきた20代に読んでいた本 青年期
この書籍を、21歳でバックパッカーとしてユーラシア大陸を横断しているときに、たまたま日本人宿で手に取って読みました。この本を読んだことが、自分のその後の人生にどれだけの影響を与えたか計り知れません。この書籍との出会いが、インターネットビジネスへの関心をたかめ、その後のビジネスマン人生を決めたと言っても過言ではないかもしれません。
最初に勤めたクックパッド社にて、推薦図書として、読んだ一冊。結局、その中で言われている“誰をバスに乗せるのか”という話や、会社は集まった仲間によって出来上がるという原理原則の話は、その後のビジネスを進めていく上での基礎になったように思います。
圧倒的なスケールで語られる人類への啓示であり、公益資本主義という彼の主張に通じる素晴らしい書籍。上場企業として、クックパッド社が社会から認知され、規模を追う状況になった際に、自分の中での迷いや懸念を、一発で解きほぐしてくれた素晴らしい本。
この本から得た知見、そして、人類の歴史的な観点は、その後の価値観の基礎になったと言っても過言ではなく、だからこそ、非常に大事な一冊(上下二巻だけども)アメリカへの旅中に、七回は読み返して、その本質を何度も確かめた名著。市場に影響を受けた本です。
◯今まさに30代、以前から読んでいて読み返す本
こちらもクックパッド社の推薦著書。壮絶な人生を送られた著者の圧倒的な説得力。壮絶な生と死の死線上を生きた著者の視点と目線で語られる本書は間違いなく人類の叡智の決勝の一つだと思います。感動というよりも、圧を感じ、また、時折読み返すたびに気づきのある本です。20代から繰り返し読む本です。
この本は、前例のない世界へ挑戦する全ての人に勧めたい、素晴らしい本です。京大の教授である著者が南極大陸への挑戦へどういうことを行ったか、前向きに物事に取り組むことが如何にチカラになるか、読んでいて心が踊り、嬉しくなる一冊です。若者は読んでほしいです!
凄いクリエティブにインターネットの世界を、ある種、詩的に語っていて、得体のしれないものを言語化した凄い本だと思いました。
これはきっと後生にも、そして、改めてインターネットが当たり前になった今でも言語化して理解する為に、読んで快かった本です。
◯今でも好きな本 番外編
・モモ
小学生のときに読んだような記憶があるものの、改めて、今読み返してみて、まさに今の大人になった自分が時間に追われながら生きていることを風刺的に1970年代に語っている本書はある種普遍的な大人への諫言のように思えた書籍でした。
タイトルだけは知っていたのですが、読んでみると経済の流れがシンプルにまとまっていてよく分かる内容で、物事をシンプルかつ単純化して語るのにとても良い内容だなと思ったのでした。シンプルに物事を表現する難しさを感じたら、きっとこの本を読んだら良いよ!と思うので。
きっかけは友人の経営者から勧められたから。ただ、内容自体は出版から10年以上経っていながらも古びておらず、むしろ今言われているようなある程度、個人の価値観と会社の価値観を擦り合わせた働き方の提案や経営のあり方であって、非常に興味深かった。
そして、惜しくもそれぞれの3選部門には選べなかったけども、
甲乙を付け難い良書かつ影響を受けた書籍たちです。
本当に短い一言だけ・・・!
ヤバい、いい本!
面白いし、日本好きになる!
お金の3つの機能を理解することは重要!
越えていこう!
良いタイトルで参考にしました!
だって、そりゃ一番想い入れあるでしょ!
企画、編集、等々、私がガッツリ関わった未来予想図的な書籍
ほぼ起業家間で共通言語化されている言葉
日本ってのは自動車産業で出来てる国だぞ!と。
本気で世界を変えようとした者だけが、本当に世界を変えてきた
Appleの伝説のCM『クレイジーな人達がいる』 - YouTube
番外編の番外編として・・・
実の父親が、どういう子育てを推奨したかが分かる一冊。
影響を受けた書籍ってまだまだあるよな・・・キリがない。。。
ヤバい、もう品川駅に着く・・・汗
ということで現場からは以上です。
これ、他の人の書棚を見る如く、みんなにもやってほしい企画だな〜・・・