黒字化する結婚式の創り方
結婚式とは、そもそも誰のためのものだろう。
・成人するまで育ててくれた両親や家族のため?
・結婚する相手方の家族親戚への顔見せのため?
・家同士の結びつきのため?
・結婚式場などの業界関係者のため?
・結婚という通過儀礼を行うことでの結婚する当事者同士の認識を変えるため?
さまざまな観点とビジネスが絡み合っているため、この全てが誤りであり、全てが合っているとも言える。
さぁ、改めて問う。
そもそも結婚式とはなんだったのか?
結婚式とは?
洋の東西を問わず、また、日本においても古くから挙式は行われていた。
にも、かかわらず、だ!
昨今、結婚式は開かれないというではないか!
これいかに?!
新婚夫婦の6割が式挙げず コロナ影響、明治安田生命調査(共同通信)
ニュースによると、6割が挙式をせずに結婚する時代というのだ。
正直に言って私には理解できない。
なぜかというと、私は、人生の良い思い出として結婚式を実施し、その結果として50-100万円程度の利益をあげて、新居の家具家電を充実させることができた実績があるからだ。
では、そのための手引きをみなさんと共有するにあたって、そもそもの結婚式にまつわるお金の話を整理しておきたい。
あなたがもし、お金持ちになりたい!
1億円以上の資産をつくり、子供を有名私立に通わせ、医者や弁護士などの社会的な役割に就かせたい!
・・・と思うのであれば、以下の3つしか、今の日本国ではお金持ちに成る方法はないのではないだろうか?
①玉の輿に乗る(逆玉も可)
②事業を興して成功させる
③新規上場などの株式に絡んで財産をつくる
このご時世、年収が数千万円の金融マンと結婚しても、その人のその会社がサステーナブルかは分かりません。そして、その年収は維持でないでしょう。
また、お金は稼いでも累進課税でお陰様で、納税額が増える一方ですからね。。。
もちろん、仮想通貨やらアートやらのそこそこドキドキするリスク橋を渡ってお金持ちになる方法やら反社会的な活動に身をやつす方法もあるだろう。
いろんな人生と価値観があるので私は否定しないのだが、正攻法でお金持ちの仲間入りするには上記の3つしか方法はないと私は思っている。
さて、結婚は、その為の1つの玉の輿に乗るチャンスではある。
私もなんやかんやで逆玉に乗った口でもあるので、オススメはしておきたい笑
余談が伸びてしまったので、本題に戻す。
さて、では、3つのことを押さえれば、必ず黒字化する結婚式が出来るという秘蔵っ子のレシピはコレだ!
- ①収支のバランスを確認せよ!
- ②単価の高い人を呼べ!
- ③値段の無い物を贈れ!
さぁ、一つ一つ解説をしよう。
①収支のバランスを確認せよ!
ビジネスもそうだし、結婚式というイベントにおいても収入と支出のバランスを欠いてはろくなことにならないw (その借金を背負った結婚式の想い出って、本当に良い想い出ですか?って聞きたいw)
個人的にツボったのが、某知り合いが結婚式で1000万円超も使って、結婚式での収益が200万円で800万円分の赤字を被ったあげくに、1年半で離婚したという話を聞いた。
でも、その話を聞いて、『そりゃそうだろw』と思ったものだ。
そんな夫婦に、子育てをして家庭を育む能力も未来もないだろうw
年収が400-500万円程度の20-30代のサラリーマンがたかだかの結婚式の1-2日程度で800万円の借金など、アホ以外無いw
そりゃ、より現実感がある方から離婚を切り出すのが正しいだろう、そんな夫婦に平穏な老後はあり得ないからねw
はい、他人をdisるのはコレくらいにして、解説を進める。
そもそも結婚式において、何に金がかかるのか、それが問題だ。
・会場代
・挙式費用
・衣装代
・お料理
・引き出物
・郵送物
・印刷物
ざざっと書くと、まぁ、こんなもんだろう。
それぞれの費用感としても、
・会場代
10-300万円(もっと高いところはいくらでもあるだろう)
・挙式費用
(3-50万円?私はクリスチャンで某日本で1番のところで挙式したが確か3万円とかそんなもんだった)
・衣装代
(20-100万円とか?)
・お料理
(1-3万円×参加者数)
・引き出物
(0.2-1万円×参加者数)
・郵送物
(500-1000円×参加者数)
・印刷物
(2000円×参加者数)
まあ、こんなもんだろう。
めちゃくちゃケチれば、20-100万円もあれば十分結婚式なんかできることがわかる。
支出がそんなもんであると分かれば、事業作りと一緒でコレを上回る売上を作れば良いのだ。
収入と支出のバランスが壊れてたら、そりゃ破綻するぜ?オタクの家族計画はね!っていう感じですかね。w
※私の場合は、
・会場代 200万円前後
東京のホテルなら ホテルニューオータニ(東京)| 【公式サイト】
・挙式費用 3万円前後?
・衣装代 無料というか実費?数万円??
嫁さんの衣装はお母さんが裁縫してご用意してくださった!
私は、普通にコナカで買った普通の3ピーススーツ(笑)
・お料理 多分、それなり!
(2万円×参加者数)とかにしたはず。
・引き出物
これは、③にてw
・郵送物 完全無料!
全部、案内状は、PDFでのメール送付。
そして、facebookグループでの連絡案内を実行した(笑)
・印刷物 100円×参加者数
ここで必要なのが席次表と席票くらいだと思う。
私は、席次票をイラストレーターの妻に全て用意をしてもらい、また、席票も自分で印刷してメッセージを書き込んで席に設置させてもらった。
私の結婚式の支出は、おそらく、総額で300万円くらい?はかけたのかな、多分。
②単価の高い人を呼べ!
一般的な結婚式という前提でここは書きたい。
なにせ、沖縄?とか北海道?とかは、ローカルルールがあり、会費制とかいう、誰がきても一律1.5万円の飲み会みたいな挙式もあるらしく、それは今回は外してもらいたい。
比較的一般的な挙式というもので、会社の関係者から学校時代の同級生やらが集まって、わいわいと飲んだり食べたりする会を想定してる。
その際に参列する方は社会的な立場(有名企業の経営者、来賓席、地元の名士など)や挙式を挙げる方との関係(所属する組織の代表、役員、上司など)によってやはり包むお祝いの金額も変わる。
そういう意味では、誰も呼ぶかは収入に直結する大変重要な選択なのである。
ここで、最近の若者は、『あー、自分たちの結婚式なんだから友達たちとやりたいよー!』
『会社の関係者とか社長、上司なんて嫌だー』
なんてことを聞くが、そんな奴は馬鹿野郎!である。
彼らはこういう晴れの場において、親御さんの目にも触れ、改めて責任感をもたさせる場になるし、無碍にクビに出来ない関係になるのだ。
あ、だって親御さんにも結婚式で会ってるしね、と。
人間はロボットやAIとは違うくて、感情の生き物だ。
そういう人間としての特徴として、やはり、そういう親の顔を見てる、家族の顔、奥さんの顔を知ってるというのは、親近感がわくものだ。
クビにしなきゃいけない状況でも、家族の顔が浮かぶような社員とそうじゃない社員ならば、やはり、ね。
あなたならどっちを残したいと思うかは分かりやすいのではないだろうか?
話を戻そう。
要は、社長は、10万円くらい、上司も5万円くらい、親戚のおじさんは7万円くらいは包んでくれるだろう。
取引先の社長さんなんかも、5-7万円くらいは包んでくれるんじゃないだろうか?
ちなみに私の場合は、クックパッドの創業者の佐野さんはじめ、旧役員陣の面々と同僚たち、ランサーズの秋好代表はじめ、社員を10名程度。
また、当時のランサーズの取引先の面々、今では上場企業となったBASE社の鶴岡社長(当時は学生だった?)とか、投資先の起業家の方々、ベンチャー業界の有名人も多数参列をいただいて、社長の肩書きだけでも30人以上、役員クラスで参加者の半分はいたのではないだろうか。
※ちなみに、地元の岡山からの参列してくれた友人や遠方から来てくださってる方には、ちゃんとした費用分のお足代、お車代などは出しましたよ!
なんなら宿泊代とか交通費とかも丸ごと持ったりしています。そういう事にお金を惜しんではいけませんよ!大事な人間関係が壊れてしまいますので。
③値段の無い物を贈れ!
これは、上記の贈り物、引き出物というところであった項目である。
最もここが重要です!
なにせ、参加者全員に対して、ものを配れる、直接に渡せるチャンスですよ!!
こんな最高のディストリビュートできるタイミングってそうそうない!
私の場合は、参列者を結局150人とかにしたので、150人の方々に一気にものを出せるチャンスなんですよ!
これはね、使わない手はない!
もう結構な前の話なので、正確には覚えてないのですが、私の引き出物は、確か3000円以内とかだった気がします。
そして、送ったアイテムは、3つとかだったような。
まずは、1つ目!
会社の書籍w
実は、この本の裏話をすると、私がゴーストライティングしてる本なのですw
書籍の内容を全て口頭筆記にて、しゃべった内容を書籍を作っていただきました!ビジネス社の皆さんには大変お世話になりました(感謝)
代表の秋好氏の名前で発売して、さらには書店イベントも複数箇所仕込んで大いにクラウドソーシング業界を盛り上げました(笑)
年収300万円台のアラサーのキレもの社員(当時の私)のような人材は即採用するものですよ、経営者のみなさん!
これも、取引先の経営者の方々やクックパッドOBOGの業界のスーパースターの方々へ書籍を通じて、ランサーズを応援してもらいたいという想いの一心でこれを引き出物にしました(笑)
お金的な話で言うと、出版社から2割程度安く書籍は仕入れられるので、みなさんが書店で買うよりも、安く仕入れられます。
このケースは、1500円くらいの1冊の書籍代を、1200円程度で仕入れて提供できたイメージですね。
そして、2つ目!
銀装のカステラ!(超絶美味)
友人がこちらの経営者であり、そして、何よりうまい!
この銀装のカステラに、妻がイラストレーターであるため、完全にオリジナルかつ、値段がわからないもの(特注なのと個数によってはディスカウントも効く?)ので、まさにうってつけです。世界でも、この場に参加した方しか見れない、食べれない美味しいカステラなのですからね!
あと、何か他にも入れてたような気もしますが、実質、3000円程度の引き出物だったかと思います。
このようにして、収支のバランスをとることによって、着実に黒字化は可能ですし、そのお金を新居や新しい生活のアイテムの購入代に充てることができます。
さぁ、もう一度、聞きますね?
結婚式をしない理由は、ありますか?
一番最後に、私の黒字化した結婚式の様子も公開しておきますね。
コレで、黒字っす!
こういう結婚式の動画は、めちゃくちゃ良いので、この堀井イクマさんに動画をお願いすると良いですよ!
DMは、コレかな? ikumahorii@gmail.com
では、チャオ!