54ブログ

ビジネスモデルまにあ

『仕事内容や成果を表現することは難しい。』

東京は暑くなりましたね〜、すっかり夏の雰囲気、太陽も気温も気候もキラキラしてます。

 

独立してからよく聞かれることがあります。

それは、

『株式会社54として、どういう仕事されているのですか?』

『54さんって、日々なにしてるんですか?』・・・(※1)

というもの。

 

「・・・普通に働いてますよ。」

という回答しか出来ず、

何だか社会に関係していないように言われることが多々あるので、ちゃんと仕事内容について話しておこうと思ったのですが。

 

 

コンサルティングって具体的に何をするんですか? 何しているんですか?』

『どんな成果が出てるんですか? 役に立ってるんですか?』・・・(※1)

という、至極真っ当な質問を受けて、タジタジしてるとますます怪しくなってしまう。

 

 

「これはどうしたものかな〜、、、」と、思い悩んでいたところ、

PR-Tableというベンチャーがつくった非常に良いサービスがあったのでこちらを活用しました。

 

www.pr-table.com

 

 

要は、

  • モノをつくる仕事
  • 誰もが触れるサービスを提供する仕事

ではなく、

  • BtoBサービス
  • 見たり触れたり出来ないサービス業

コンサルティングのような[モノではなく、コトを提供する仕事]の成果を見える化して上の質問に答えようと思ったのです。

 

価値提供をするという場合に、実際にお仕事をさせて頂いている方から、実際の働きぶりをお話頂くのがいちばん分かりやすいだろう、ということでお時間をつくって頂きました。 

去年の創業当時から1年ほど関わらせて頂いているMAMORIO株式会社の増木代表に代わりに仕事内容や成果についてをお話しいただくことで、(※1)の厳しい質問の答えとしようと思ったのです。

www.pr-table.com

 

本文より引用:

「山口さんは見ている視点が大きいんです。短期的な利益ではなく、大きな“価値”を臨んで力を貸してくれます。そんな山口さんが関わってから会社の時価総額が10倍以上に伸び、成長も実感できるようになりました。一緒にMAMORIOを育ててくれる、心強い社員のような顧問だと思っています」(増木さん)

 

実にありがたいコメントで、恐縮です。

 

クライアントの成功、成長こそが一番のやりがいであり、成果なので、着実に関わる方々(この場合はクライアント以外にも関係者すべてを含む)を幸せにしたいと思っております。

ベンチャー企業は、成長実感が伴いやすいので非常に分かりやすくて良いのですが、勿論、私が関わることですべての方々がうまく行くわけではなく、タイミングや時流、また企業や経営者との相性があるというのが実感です。

そのため、あらかじめ、2−3度お話をさせていただく中で、事業内容や経営チーム、また、業務を一緒にさせて頂くメンバーの方々と知り合った上でのチームプレーがうまく働くことがいちばん大事だなぁと思います。(クライアントに感謝です。)

 

 

ということで、54社もたまには仕事しているということを理解いただければ、幸いです。

あと、PR-Tableもカッコいい感じのサービスなので気に入ってます!(ありがとう!)

 

株式会社54を創業して1年という時間が経ったので、この1年間について書いてみる。

GW中のノンビリと考え事ができる、贅沢な時間に会社にしてからの歩みを記しておこうと思う。

 

あ、まず、最近の嬉しいコトとして先に言っておくと創業1年を記念して、コーポレートサイトをつくった!(わーい、パチパチパチ・・・!)

創ってくれたお洒落な会社の小川代表には大感謝です!

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そして今日は、作曲コンテスト・コンペ開催 - 音楽共有サービスCREOFUGA[クレオフーガ]の西尾社長のご厚意で、五反田のオフィスへお邪魔させて頂いて静かにブログとか綴っている・・・実に仕事が捗る場所である。ありがたや、ありがたや。

 

 

さて、本題。

 

個人として[起業する]ことで、会社として[創業された]のだけど、会社をはじめるというのはそんな凄い難しいわけではない。

サムライ業の方へ創業の手引きしていただいて、役所への手続きを済ませて、お金まわりの事は専門家(税務の相談相手)を前職の繋がりからお願いをして、それでほぼ会社を創るというのは完了する。

 

それからは、入金と出金のバランスをみながら、事業を進めて行くのである。

 

事業とは、一人(この場合は自社)だけでははじまらない。クライアントや協力会社など、外部の関係者が必須である。おかげさまで、2014年10月末に前職を離職してからは前職の繋がりの企業の方々から多く声掛けを頂いてお仕事をご一緒させて頂いた。

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[特に初期にお取り引き下さった企業のみなみな様・・・大感謝]

 

初期のクライアントは本当に貴重(というか、一生忘れないだろうという感謝しかない)で、起業直後は本当にクライアントが付くのか、そして、事業として回って行くのか?というのは漠然とした不安が無いわけではなかった。

目下の生活は貯金があるから大丈夫!という気持ちではあったとしても、心もとない気分になるので、実際始めたところでクライアントが居ない(=社会から必要とされない)のではないか?という漠然とした(結構巨大な)不安感があった。

 

ただ、私の場合はまわりの皆さんのご支援のおかげで個人事業主として独立した直後の2014年12月からすぐ仕事をさせて頂いたので、本当に嬉しかった(感謝感激!)

 

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リアルな売上推移(@個人事業主期間)

 

スタートアップやIT業界にとどまらず、地方行政のお仕事も幅広く福岡のキーマンの方へ色々とご紹介を頂いてお仕事をさせていただり、横浜のキーマンの方には神奈川県下のイベントや企画をご一緒させてただいた。

okinawa-ric.jp

opendata.yokohamalab.jp

eventregist.com

 

また、起業家のコミュニティや文化人っぽいコミュニティの方にも声掛け頂いて、幅の広いイベントでお話をさせて頂いたりもして・・・

2015tokyo.teracoya-event.com

tokyo-startup.jp

univ2289.com

 

こうやって振り返って思い出されるのは、その都度ごとにお声がけしてくださった方々の顔で・・・

本当にこの会社(自分もだけど)は、ヒトに恵まれているなぁと。ラッキーだなぁ、、、感謝してます、ありがとうございます。と。

まわりのヒトによって生かされていることをよくよく分かる一年だったし、本当にドキドキの連続であって一瞬たりとも気を抜けない感じだった。

売上の推移もアップダウンがあったりして。ただ、その都度、色々な方からご支援を頂いた。

そういった【初心】を忘れること無く、今日から2年目も歩みたいと想いを新たにした。

 

 

!!!

初心といえば、2015年5月に会社をたてたのは、いよいよ本気で自分のやりたいことが見つかったから(というと格好良すぎるのだけど)前までは起業するときは、

【◯◯というプロダクトで△△という課題を◇◇に解決する!】

というような具体的なものだったのだが、今回の会社はコーポレートサイトを見てもらうと分かるように、とても定性的で、あまり具体的に敢えてしなかった。

ただ、感じるままに社会に対して自分が役に立ちたいと想っていることを、出来る範囲でカタチにしていこうという決意表明ということと、創業1年以内に3−4割が閉じると聞いたので、それは乗り切りたい!ということで1年経った今だからこそ、コーポレートサイトというカタチで皆様に見てもらえるようにしようとおもったわけである。

go-yon.com

 

株式会社54(かぶしきがいしゃごうよん)は、まだまだ1歳でヨチヨチ歩きも甚だしい今日この頃ですが、辞めることはなく、淡々と前だけを見て、ただ前だけを見て進んで行きたいとおもいます。

引き続き、関係各位の皆々様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

※あ、来月は、我が地元、岡山の創業イベントで講師もやります!(告知)

お近くの方は、是非来てください!

中小機構 中国:創業&フォローアップセミナー「あなたの創業(ゆめ)、応援します」

 

 

※※インターンとか、学生の方でお手伝いしたい!という方は募集してますよ!

そういう連絡はめっちゃお待ちしております!

お問い合わせ | 株式会社 54

『ブルーオーシャンサミット』をナゼやるのか、3つの理由。

寒い日が続き、花粉も飛んでおり、風邪か花粉症かわからず、くしゃみと鼻水でへたっております。

早く天気にならないかなー、お花見ができずに終わっちゃうなぁ、、、。

 

最近、意識高まっておりまして、去年の開催に懲りずに、

今年もブルーオーシャンサミットという起業家育成の講座を開催(予定)します。

 

週末の休みの日をつかって!

そして、貴重な参加者、講師、イベント協力者の方々のチカラと時間を借りて!

までナゼそんなことをやるのか、『やろう!』と思うのか

 

11時に済ましたランチと12時半からの面談の合間に思考してみたので、

15時のオヤツ時間にでも読んでいただければ嬉しいです。 

 

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  • 新しいビジネスモデルやアイデアが生まれる

普段の生活において‘何気なく’過ごしていると凄い気づきやアイデアがあっても、結果忘れている、見逃しているということが実に多くあります。

そのため、このような非日常的な学びの場、強制的に[アイデアを考える]環境をつくって身を置く事で日々感じていた負の解決への知恵を絞る事ができます。また、新しいアイデアそのものが出せなくても、まわりの方々の意見や知恵を活用して、結果としてアイデアやビジネスモデルを生み出せばよいのです。(比較的、気が楽かなと思います)

ニッチなアイデア、確かにソレはちょっと困ってた!というような、痒いところに手が届くサービスがうまれる瞬間に立ち会えます。

 

  • 起業家が増える、世の中の《負》が解決される一助になる

大前提として『起業家が増える』ことは良い事だ!と思っています。

彼らは、寝食を忘れて新たな事業をつくり、既存の事業者よりも、よりよいサービス、プロダクトを創り、社会により付加価値の付いたモノを提供してくれます。

新しい事業がうまれることで、世の中の《負》がまた一つ減る事になるのです。

私たちの暮らしが改善改良され、より暮らしやすく生活しやすい世界のために、起業家は事業をつくってくれるのです。(ありがたい!ありがとう!!)

 

  • 参加者と登壇者、講師との出会いによって、明確にそのあとに良い変化をうむ

この取り組みは、14年に藤永氏の主催するイベントに呼ばれたことがキッカケではじめることになったのだけれど、実際に藤永氏のイベントから、明確に飛躍した起業家、事業がいくつも出ていました。(凄いことだと思います)

※以下のようなイベント

everevo.com

このような取り組みの参加者視点でのキモは、[参加すること]はあくまでプロセスであり、『えいやっ!』という勢いではじまります。

そして、その中でイベントをフル活用して[同じような参加者と繋がる]、[その期間に事業やビジネスモデルと向き合う]、[自分の頭で考える]、[行動を興す=ヒトを巻き込む]を愚直に実施した方々は、起業をされたり、事業を飛躍させるきっかけをつかまれたりしています。

要は、[参加しないとはじまらない]わけであって、はじまったらあとはちゃんと自分が設定した目標や目的を達成するように行動しないといけないわけです。

ちなみに、今回のブルーオーシャンサミットも、藤永氏とともに開催します。

 

 

そして、蛇足でもう1つ。

  • (余談:登壇者、主催者側)人に話すことで内容が整理される

これは主催する側、イベントで登壇してお話をさせて頂く側の良い点です。

10名以上の方々の貴重な時間をもらってお話をするわけで、事前に資料をつくりこみ、また、しっかり思考して内容をまとめます。その過程で自分の中で言語化できていなかったことを資料に落としこみ、ヒトに伝えるカタチにすることができます。

このアウトプットする作業自体は結構快い体験になってクセになってきます。

ちょっとしたまとめオタク化してくると、普段の生活の中で誰に話すわけでもないのに勝手にまとめ資料をつくったりするようになります(実話)

 

 

 

与太話ついでに言うと、この手のイベントは地味に用意や準備の手間が結構掛かっています。(拘束時間も長いですしね。)

ただ、それにも関わらず、こういうイベントを企画する意図が分かって頂けたら嬉しいです。

 

こういうものはちょっとでも興味があるなら【やるか?やならないか?】なので

【やってから考えよ!】という勢いでのご参加をお待ちしております。

camp-fire.jp

※ちなみに開催場所は、横浜ではなく都内になる可能性が濃厚ですよ。

 

ちゃお!

WEBサービス運営者は、今こそオウンドメディアをやった方がいい3つの理由

珈琲のおかわりが190円くらいで設定されると、勿体ないから2杯以上は絶対飲んでしまいます。あとで多量のカフェイン摂取で具合が悪くなる、54です。

 

さて、最近、猫も杓子もオウンドメディアを立ち上げて、あれやこれやとチャレンジされていて、大変に活気があって良いなと思っております。(前向きな意味で)

cast-er.com

www.shikaku-square.com

paraft.jp

teachme-info.com

officelife.tokyo

academist-cf.com

magazine.border.co.jp

www.misoca.jp

www.lancers.jp

などなどなど、たーくさん、ありますね。

 

私も過去にオウンドメディアを実際に立ち上げてやっていた経験もあるので、実施している企業側の気持ちも、それを横目に冷ややかに見る側の気持ち(※)も、どちらも分かります。(※そんなの効果あるの?本業に集中したら?という懐疑的な印象を持つという)

 

ただ、私の結論としては、

WEBサービス運営者は、オウンドメディアをやった方がいい!』

ということです。

その理由を簡潔に3つあげてご説明します。

 

  1. サービス認知向上、SEO効果による本WEBサービスへの流入の増加

  2. 外部とのビジネス的な接点、人的交流のキッカケ創り、リレーション構築

  3. 社内、社外の関係者に対してのサービス利用者像・クライアント企業担当者の理解促進(広義での広報活動)

 

では、それぞれ、補足してご説明いたします。

 

WEBサービスなので、WEB上でのプロモーションを兼ねて実施する企業が多いかと思います。知られるキッカケを増やさないとサービスまでたどり着かない、知らないと使われないという悪循環のため、これを指標にしている企業は多いかと思います。(閲覧回数や本サイトへの流入数)

  • 外部とのビジネス的な接点、人的交流のキッカケ創り、リレーション構築

クライアント事例紹介やサービス利用者の方のインタビューを通じて、実際にお会いして親交を深めたり、そのキッカケを通じて別のクライアントを紹介して頂いたりと、売上に繋がる関係が増える事もしばしばあります。また、会いたい方、会いたい企業に対しても会う口実ができるというのも大きなメリットです。

  • 社内、社外の関係者に対してのサービス利用者像・クライアント企業担当者の理解促進(広義での広報活動)

個人的には、一番の価値はコレだ!と思っているのですが、WEBサービスを運営するにあたり、部署や役割ごとにサービスに関わる部分が異なってきます。具体的には、営業はクライアント企業、カスタマーサポートはWEBサービス利用者、広報はメディア記者など、どんどんとそれぞれの役割ごとに視野になっていきます。それぞれに情報がたまってしまい、実際の利用者の満足度や期待、クライアント企業の担当者の要望や気持ちが、他の業務にあたる社内のメンバー、社外の関係者の方々に伝えることができます。

 

 

この3つだけでなく、他にも色々なメリットがある分、もちろん、デメリットもあります。オウンドメディアとはいえ、運用コストは掛かりますし、しっかりとした目的設定がないと読者を無視したコンテンツ、読む価値が無い文章が溢れてきてしまいます。

そのため、【このオウンドメディアの目的は、◯◯である!】という目的意識を持って運用しないと、何の為にやっているのか?どういう効果があるのか?費用を負担しても続ける価値があるのか?という議論がはじまります。

オウンドメディアをはじめて、1年も経つとそういう話がよく出てくる話なので、なかなかに感慨深いです。(この議論が発生するのもスタートアップあるあるです)

 

ただ、そのためにも、その都度、ちゃんと目的を運用メンバーで確認しつつ、ルーティンワークでメンバーの士気が消耗しないようにしなければなりません。

また、都度の費用対効果についてもちゃんと検証しましょう。売上へのダイレクトな効果以外の価値についてもシッカリと想定し(既存の運用の見直し・改良改善、また、新人の研修としてのサービス理解の一環、社内への自社事業に関する知見の向上として)活用するのも良いかもしれません。

 

ちなみに、もう一つの【今こそ】やるべきという理由もあります。

  • クラウドソーシングサービスやCMSの普及により多少のデザイン、コーディング、記事作成、サイト更新など構築コスト、運用コストが大幅に下がった
  • 社員同士からでも個人の情報発信がSNSを通じて拡散されるようになった

 

結局、WEBサービスは知られなければ、存在しないのと一緒です。どういう手段で潜在顧客に[知ってもらうのか]を意識して行動をしなければ、広がりません。

是非ともWEBサービスをはじめるスタートアップの方は、社長ブログからでもよいので、情報発信をして[知らせる]努力をして頂きたい!と思います。

 

オウンドメディアは継続して発信し続ける事が一番大切です。

目的を随時、振り返りつつ、是非ともやってみてください。

 

思った以上の長文になったので、珈琲が進んでしまいました。懲りずにもう一杯いただいて帰ります。

ちゃお。

株式会社54[カブシキガイシャゴウヨン] 事業内容について

先日の、株式会社54の読み方とか意味とか言いっぱなしの勝手な説明から時間が経ってしまいました。

 

より大事な、事業内容についてしっかりと説明いたします。

そもそもの【株式会社54】の会社の存在意義はこれです。

クレド》ベンチャ―企業の急成長を徹底支援する会社 
[ 急成長『3・2・1 !』を支える、土台固めに54 ]

 

急成長を支えるための、土台創りをします。

急成長を支える、と一言にいっても求められることは様々です。

広報、営業、ファイナンス、事業計画、アライアンス、などなど。

 

そして、当然ならが一朝一夕には、叶いません。

ある程度の時間をかけて構築していきます。(最短で3ヶ月、目安は1年)

 

そのために、2つのサービスを提供しています。

  • コンサルティング事業:経営相談、事業支援(アライアンス先、導入事例企業紹介など)、関係者紹介(広報、採用、ファイナンス、法律など)
  • 営業サポート事業(見込み客の紹介など)

ある程度の時間をかけつつ、ベンチャ―企業と並走する形で事業拡大と急成長をサポートさせていただきます。

 

そして、上記のような長期の支援以外にも、短期的な依頼としてベンチャ―を支援するさまざまな期間やメディアからの依頼を受ける場合もあります。

  • イベント事業(イベントやセミナーなどで講師としてお話をさせて頂いたり、イベントを企画運営して実施する)
  • 執筆活動(メディアへの寄稿、資料の提供など)

 

また、特定領域においては、スポットでの事業支援をさせて頂くこともあります。

  • ソーシャル運用事業SNS等の運用業務を期間を設定して支援)

 

活動領域が幅広く写るかもしれませんが、実際は、ビジネスインフラに関わる【ヒト / モノ / カネ / 情報】領域にて、ベンチャーに不足する領域を支援させていただいております。

企業ごとのフェイズで言うと、拡大期(1→100)のところだけ、コミットしたいという私です。

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企業ごとのフェイズについては、こちらのブログ記事を参考にしてください。

2014-10-06 - 54ブログ

 

 

気が向いたら、事例企業インタビューとか、載せてブログなのに気合い入ってる感じにしていこうかな、と思っております。(思ってるだけだけどね)

 

ほんじゃーね!

 

追記:会社のホームページをやっとつくりました!(2016年5月)

詳しくはこちら

go-yon.com

[株式会社54]とは? 〜読み方と意味編〜 2016年1月現在

東京は今日も寒いですよね、、、寒いの苦手なんですよね、、、

お腹痛いくなるんですよね、すぐに。

 

なんか、すっかり2016年もはじまって、日常が開始してる感じですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私はというと、会うヒト、会うヒトに、

『山口さん、最近なにしてるんですか?』とか、

『餃子以外も食べてくださいね!』とか、

『何か忙しそうですけど、何が忙しいのですか?』とか、声をかけて頂きます。

 

皆さん、気にかけてくださってありがとうございます。

 

2014年10月より独立して、2015年5月に法人登記してから、あまり何も発信して来なかったので、ちゃんと人様へご説明できるようにしておかなきゃ!と使命に燃えてきたので、その勢いで書きなぐらせて頂きます(ドヤッ 

株式会社54】ってそもそも、なんと読むの?

はい、その通り!

『カブシキガイシャ ゴジュウヨン』とか、『カブシキガイシャ ゴウシ』とか、

読んで頂きます。

ありがとうございます、でも、違うんです!

 『フリガナふれよ!!!』とツッコミをされるのは承知です。スミマセン、、、

 

答えは、【カブシキガイシャ ゴウヨン】と読んで頂きます。

 

なぜ、【株式会社54(カブシキガイシャ ゴウヨン)】としたのか、理由は3つあります!

ただ、残念なことにこれは一切テストには出ません!全然ムダな知識です!

本当にお茶の雑談の時に話題にも上らないレベルの話ですが、、、、

私の自己満足も含めて読んでやってください。m(_ _)m

 

1.ミッションへの想いを込めて

その読ませ方の理由も含めて、株式会社54のミッション(目的)があるのです!

かっこつけて《クレド》とかって呼んでますが、要は会社の存在理由=目的ですね、日本語で言うとね。

 

クレド》ベンチャ―企業の急成長を徹底支援する会社 
[ 急成長『3・2・1 !』を支える、土台固めに54 ]

 

つまり、このカウントダウンのイメージで、大事なスタートを切れるような準備をお手伝いしますよ!ということです。

5・4がうまく行かないと、それに続く、3・2・1に続きませんからね。

こういう動画のイメージは当初からあったのですが、資金的に潤沢になったら、こういう動画ではじまるサイトとかつくってしまおうかなと勝手に妄想してます。(たぶん、ケチなので自社サイトとか創らないですが)

 2.数字は世界共通の表記文字

初めての長期旅行として21歳の時にバックパッカーユーラシア大陸をタイからエジプトまで旅をした時に驚いたのが、言語や言葉の表記は異なっても、ほぼ全部の地域でアラビア数字[0、1、2、3、・・・]が使われていたことでした。(一部の例外として、イランでは完全にインド数字でしたが。)

その体験が結構強烈だったので、数字の社名は世界共通だ!と思ったのでした。

 

世界進出を将来的に見込んでいるというよりも、自分が海外に行く際に使っても何となく印象に残る形で引っかかると良いなと。

 3.54という数字の意味を深読みできる

読み方であった、『ゴウシ』というのは、私の名前でもあります。ちょっとした洒落心も含めて、自分の名前を冠にしたということでもあります。

名前を社名にしたといえば、有名どころで言うと創業者が石橋さんということでブリヂストン、豊田(トヨダ)さんから色々あってトヨタサントリーの緑茶も、製茶業の老舗である京都の福寿園の創業者、福井伊右衛門さんから伊右衛門、ということで、結構あることかな、と。

また、54という数字的な意味は、wikipediaでもたくさん見つかりますね、[忌み数]としても(笑)

54 - Wikipedia

数字は会計的なことでも、指標としても非常に有用でありますし、数字の意味をそれぞれが見いだす事で理解を頂けるのではと思ったのでした。

 

やばい、、、本当は会社の事業内容とか、実際に何をするのかを書こうと思ったけど、時間がなくなってしまったので、大事なことはまた改めて。

とりあえず、社名の読み方と意味だけを書きなぐって、、、、終わるという。汗

 

ほんじゃーね〜

 

※追記:コーポレートサイト公開しました!(2016年5月1日)

go-yon.com

【破壊的イノーベーション】がベンチャ―企業に本当に必要か、をジックリと過去を振り返って考えてみた。

『今年のキーワードは、【距離感】だよなぁ、やっぱり。』

と昼下がりのランチをパクつきつつ、久しぶりに渋谷のMojaでブログをしたためております。

※距離感についての考察ブログ: 

有料課金モデルで高めるべきは、コンテンツの「クオリティ」ではなく受け手側との「距離感」。 | 隠居系男子

 

なぜ、今、【破壊的イノベーション】を考察するのか

以前からキーワードとしては聞き慣れていたものの、自分の実体験との紐付きが薄く、理解が浅かったなぁと感じていました。

それが、この年末年始にfacebookのタイムラインにて、【破壊的イノベーション】についての記事が踊っていて、それを眺めながら過去のアレコレを改めて思い直して整理をしてみようというわけです。

そして、この思考を整理しておくことで、今後関わるベンチャ―企業の成長における歩みに、【破壊的イノベーション】モデルか否か、それぞれの場合、どういう打ち手を打つべきかを提案できるのでは、と考えたのです。

 

 

そもそも、【破壊的イノベーション】てなんですか?

ということを色々と事例も含めて書かれているのがwikipedia(やっぱり便利!)

破壊的技術 - Wikipedia

 

要は、【破壊的イノベーション】とは、破壊的技術がもたらす変化を破壊的イノベーションという。

破壊的技術(はかいてきぎじゅつ、: disruptive technology)とは、従来の価値基準のもとではむしろ性能を低下させるが、新しい価値基準の下では従来製品よりも優れた特長を持つ新技術のことである。

【破壊的イノベーション】の対になる言葉があって、それが【継続的イノベーション】というもの。

持続的技術とは主流市場の主要顧客が評価する性能指標(すなわち、従来の価値基準)のもとで性能を向上させる新技術のことである。持続的技術がもたらす変化を、持続的イノベーションという。

 

 

年末年始に目にして興味深かった記事:

要は、Uberは【破壊的イノベーション】じゃないよー。iphone見習え〜という感じ。

要点で大事そうなポイントの抜き書き:

  • Uberは破壊的イノベーションなどではありません。破壊的イノベーターは、まず低価格帯の市場、あるいは新市場から参入します。Uberの動きは、こうした参入の仕方と一致していません。また、市場を支配してきた大企業は、既存顧客に対して過剰な適応を行い、余計な機能を提供してしまっていますが、タクシー業界ではそのような事態は起こっていませんでした。
  • たとえば、破壊的イノベーションの典型例のひとつとされている米アップルのiPhoneはそのひとつです。クリステンセン教授は、iPhoneは製品自体は漸進的改良にすぎないものの、ビジネスモデルを革新することによって破壊的イノベーションを成し遂げた例として記述しています。(※1)
  • 破壊的イノベーションはまず「無消費者」と呼ばれる既存の消費セグメントではない、新しいセグメントによって支持されます。徐々に従来市場の核となってきたセグメントによって採用されていくのです。こうして市場のなかで時間をかけて納得性をもって形成されていったブランドは、消費者によって理解され、強い愛着をもって維持されるでしょう。

 

要は、資本家は資本増やすのが目的で、それは短期間で安定して儲かるのが良くない?という感じ。

要点で大事そうなポイントの抜き書き:

  • もう一つ、成長しないイノベーションがある。それは「効率化イノベーション」である。これはオペレーションのコストを下げる工夫が当てはまる。作業の自動化や、ムダな工程を省くことによるコストダウンは「効率化イノベーション」である。ITシステムに投資し、社内の会計管理が効率化しても、利益は増えるが、売上が増えるわけではない。損益計算書のトップライン(売上)が横ばいということは、顧客が企業活動に支払った価値の総額も増えていない。ところが、ボトムライン(利益)は資本家が儲かる分として増える。「効率化イノベーション」は企業の成長は生まないが資本は増える。
  • 効率化イノベーションで生み出した資本を、「破壊的イノベーション」に投資すれば長期的な成長は可能だ。しかし、それは正論に過ぎない。なぜならば、手元のお金は効率化イノベーションに再投資したほうが確実に、早く、儲かるからだ。破壊的イノベーションは、それまでの知識や経験が活きず、不確実でうまくいく保証がないうえに、成功したとしても、時間が非常にかかる。効率化イノベーションには確実性がある。効率化に投資したとすると、削減できる人件費や期間は比較的明確で、回収期間も予測がしやすい。これが「資本家のジレンマ」である。
  • 「イノベーティブ」なアイデア募集をやってみたり、部門名を「イノベーション」とつけてみたり、「ビジネスモデル・キャンバス」を書いてみたり、と単発の施策を打つ企業は増えてはいるが、今ひとつ成果が出ていないというのが実態ではないだろうか。イノベーションは難しく、数多くのジレンマと対峙するという前提なくてはなりたたない。5つの観点で一貫した取り組みができているのかを、いま一度確認する地道なマネジメントが必要であろう。

※5つの観点:組織、プロセス、人材、マネジメント、実行

 

さて、思考の素材は出そろいました。

そして、私の実体験とコレをどう理解しようかなと思って整理をしてみました。

ちなみに、クックパッドもランサーズもWEBサービスであることから、前提の【破壊的技術】というわけではなくビジネスモデルの発明ですので、上記のiphone的なアプローチ(※1)です。

 

クックパッドで私がやってたことは、【破壊的イノベーション】だったのか

私がクックパッドで何をしていたのかは、こちらの記事を参照ください。

要は、広告業界にて、既存のマス広告(特に雑誌)への食品飲料業界の出稿をインターネット広告へ載せ換えるという活動を行っていました。

そのため、取引先は、いわゆる広告代理店や食品メーカーのマーケティング担当者の方々で、ある程度決められた予算をクックパッドへと割いて頂くというものでした。

これは、上記の説明にあるところ、【継続的イノベーション】または、【効率化イノベーション】の領域であるなと。

既存の広告業界内でのポジションの確立は、既存のルール(より多くの消費者へアプローチしたい、認知度を高めたい、好感度を高めたい)の延長上にクライアントにニーズを満たすことが必要になります。

‘より安くより良い価値’を提供することでリプレイスが効くのです。

そういった意味で、既存業界へ風穴をあけるようなベンチャ―企業は、以下のジレンマに直面すると思います。(※その解決については別途改めて)

・市場規模の上限が見える

・明確な既存の競合プレーヤーとの争いが発生する

・常に新しい価値提供が必要で改良改善が急ぎ求められる

 

クックパッドでの私の経験はあくまで‘既成市場でのリプレイスであった’ということが理解できました。

※クックパッド社としてはもちろん、その後の事業や成長において、まさに【破壊的イノベーション】と言える事象もあるように思いますが、私個人のビジネス経験としては【継続的イノベーション】または、【効率化イノベーションだったな、と。

 

ランサーズでやってたことは、【破壊的イノベーション】だったのか 

私がランサーズで何をしていたのかは、こちらの記事をご参照ください。 

まあ、とにかく辛かったですね・・・。改めて読み返すと涙が出ます。

 具体的には営業手法を思いつく限りやりまくりました。都内の街を決めてビル倒してまわったり、テレアポのリストをランサーズで依頼して作って終日テレアポをしたり、また、鎌倉の商店街にビラ配りしたり、、、全てしてもダメでした。(笑)

その営業手法については色々とその後も折にふれて考えることがあったのですが、今回の【破壊的イノベーション】を考えるにあたり‘なぜうまく行かなかったか?’が解決しました。

つまり、2012年当時には、クラウドソーシングというビジネスモデル自体が破壊的技術であったから、に他なりません。

詳しく説明しましょう。

破壊的技術の説明にある《従来の価値基準》のもとではむしろ性能を低下させるが、《新しい価値基準》の下では従来製品よりも優れた特長を持つ新技術だったからです。

この新技術は複合的なものであり、主にこの3つが組み合わさることを指します。

  • 多数のデザイナー、エンジニア、ライター他フリーランスの方々へのネットワーク(メッセージやチャットなどのコミュニケーションによる連絡のやりとりが可能)
  • エスクロー決済やカード決済などのお金の支払い、受け取りの仕組み
  • 相互評価や過去の実績や業務などの作品事例や案件のアーカイブ

 

より具体的な事例として[WEBサイトを制作]、[ロゴマークを制作]、[テレアポリストをつくる]の3つを例示します。

CASE 1 [WEBサイトを制作]

《従来の価値基準》

※既存の制作会社で[WEBサイトを制作]する場合、

・クオリティ

・納得感 (心的満足度)

 《新しい価値基準》

クラウドソーシングで[WEBサイトを制作]する場合、

・コスト

・スピード

・クオリティ

 CASE2 [ロゴマークを制作]

《従来の価値基準》

※既存の制作会社で[ロゴマークを制作]する場合、

・クオリティ

・納得感 (心的満足度)

 《新しい価値基準》

クラウドソーシングで[ロゴマークを制作]する場合、

・コスト

・スピード

・クオリティ

・バラエティ(種類の豊富さ)

CASE 3 [テレアポリストをつくる]

《従来の価値基準》

※社内の人員(バイトや社員)で[テレアポリストをつくる]する場合、

・コスト

・スピード

・クオリティ

 《新しい価値基準》

クラウドソーシングで[テレアポリストをつくる]する場合、

・コスト

・スピード

・クオリティ

 

独断と偏見ですが、既存の価値基準は、CASE1−3でも定量的、定性的で判断基準が合うものは、実は、CASE3の‘単純作業’のみだということです。

CASE1、CASE2の仕様やエンジニアリングの専門性、ビジュアル的なデザイン性は結局のところ、クライアントの納得感が一番大きな要素のため、クラウドソーシングで提供する《新しい価値基準》がそもそもの議論の俎上にすら載せらてませんでした。

顔を合わせて、直接会っている安心感、信頼感、そして、それがもたらす納得感 (心的満足度)は結局のところ、なかなかに指標としてクライアントに理解を得るのがむずかしいものでした。(そもそも、良さの評価軸が違うのですもの・・・汗)

このCASE分けは、クラウドソーシングでいうところの依頼方法の3つのパターン、 プロジェクト型[CASE1:WEBサイトを制作]、コンペ型[CASE2:ロゴマークを制作]、タスク型[CASE3:テレアポリストをつくる]という仕分けになります。

より詳しくはこちらをご参照ください。

(それぞれの説明があります:ランサーズにはじめての方

この価値基準が異なるということは、空手と剣道、水泳と水球という全くの似て異なるものであります。

そのため、事業運営においても、業界自体、そして、その活用についても啓蒙と理解を必要とするため、クックパッド社で行ったような既視感のある事業創りが全くできなかったのでした。

( ※制作会社の営業的な活動をすると、クラウドソーシングの強みであるコストメリットがなくなるため )

 

というわけで、ランサーズで行ったことは、いわゆる【破壊的イノーベーション】であったなと思うわけです。

 

事業の創り方、行動の進め方については、そういった意味で【破壊的イノベーション】か否かを理解し、行動を選択することが大切であると納得したのでした。

 

余談

【破壊的イノベーション】は、上記にあるように一度築いてしまえば、しばらく安泰というものですので、非常に魅力的です。それはどの企業も取り入れるべきだと思うのです。一方で実際に事業を推進する、売上予想を立てるという業務に落とし込む時には、それは非常に難しいのです。

その双方のメリットを活かしつつ、事業もスムーズに推進するためには・・・

会社/ミッションをつくる上では、【破壊的イノベーション】を意識すべし

事業/売上をつくる上では、【継続的イノベーション】を意識すべし

どっちもベンチャ―経営をするうえで大切なことだということですね、と。

 

※更に思考を深めたので、また、その辺りの議論をしたいという方がおられましたが、1月20日19時の横浜IT飲み会に参加いただき、議論ができれば幸いです。(コマーシャルです!)

 

では、お後がヨロしいようで。