54ブログ

ビジネスモデルまにあ

年が明けたと思ったらすぐに誕生日になったので、最近思っていることを文字化してみた

今年の年末年始のお休みは、あっという間に過ぎ去ってしまいましたね。

カレンダー通りだと、昨日から仕事始めの人も多いかと思います。

 

例年のことで、新年明けてすぐの、そんな慌ただしい時期に誕生日をむかえるというので、

お友達も家族も新年の挨拶まわりやら、おじいちゃん家に行ったりする時期で、

33年の間にあまり盛大に誕生日を祝われたことがないな、と思ったりしています。

 

 

さて、すっかり年始の目標設定やら、所信表明やらでまわりも賑やかでありながら、

自分はどうかというと、実は年末年始にガッツリと働き通しまして、

今年中には、今までの総括的なものが作れるのではないかと思っております。

(これはこれで乞うご期待)

 

さて、そろそろ、本題の最近思っていることについて書きます。

 

実は、去年の9月から無謀なことをはじめました。

 

[47都道府県:事業スタートカンファレンス]というものです。

www.value-press.com

このイベントは、今年からペースをあげて6月末までに全国の47箇所を回って、各地のコワーキングスペースでのイベント実施を予定しております。

毎回の登壇者はもちろんのこと、参加して出会う方々との交流もとても楽しいものです。

 

なんでそんなことをはじめたかというと、

最近の関心ごとが、[コミュニティつくり・ヒト同士のつながり]というものに向いてきているからです。

 

 

[ひとりで何かを達成するよりも、仲間とともに何かを達成する方が楽しいのではないか?]

と感じていることが大きいと思います。

 

このプロジェクトは、

・起業するヒト

・複業をはじめるヒト

・自社の新規事業担当をやるヒト

 

を対象としており、実際に3箇所(横浜、大宮、柏の葉)を実施して、本当にいろいろな方の挑戦やチャレンジの話を聞きました。

omiya.keizai.biz

 

登壇者の方々はみなさん、とても興味ふかく刺激的でした。

 

また、このような登壇される挑戦者の方々はもちろんみなさん素晴らしいのですが、

私の関心はさらに、その登壇者の方々をサポートするようなコワーキングスペース

運営者、コミュニティマネージャの方々にも関心があります。

というのも、彼らは献身的に入居者の方の成長を応援し、支援する。

彼らこそ、入居者の応援団に他ならないからです。

彼らコミュニティマネージャ自体の支援もしたい、そして、そういう場所やヒトの負担を減らし、是非とも、関わるヒトが増えたり、イベント等で賑やかになってほしいという希望をこめて、このようなサイトをつくりました。

(だって、コミュニティマネージャが元気になれば、入居者の方への支援が増えるでしょ?)

staat.jp

ワークスタイルがいろいろと自由になり、家でも、職場でもない、集中して働く場所を探せるサイトです。

もちろん、場所さがしの方の負担軽減とともに、コミュニティマネージャの方のイベント集客や場所の各地、利用者の増加ができることが狙いです。

 

もちろん、このような活動自体は、本当にちいさな動きでしかありません。

でも、なぜこのような活動をしたいと思ったかというと根本的な欲求として、

ヒトとつながりたいから、ヒトとの交流を通じて喜びが得られるからと信じているからだと思います。

 

昨今のメディアでの論調や、身の回りでささやかれることは不安な話題ばかり。

 

  • 日本は、少子高齢化社会で、将来が不安である。
  • 格差社会で貧富の差が広がっている。(相対的貧困)
  • 反グローバリズム、孤立化していく国々。
  • それぞれ個人個人が自己責任で生きていく時代。

 

それはそれで、正しいかもしれません。[自助]の時代なのでしょう。

でも、日本のように[公助]が機能して満たされていた時代から、

一気に自助努力でみなさんやりましょう!では、あまりにも悲しすぎる。

 

せめて、困っているヒト、課題があるヒトをお互いに支えあったり、

そういう方々に対してもサポートをしていける[共助]があっても良いのではないか

・・・と思うのです。

 

私ひとりの力でどうこうなる問題ではないですし、これ自体がすごい革新的な変化を生むものではないでしょう。

 

ただ、なにかを始めたい、自分のできることから、身の回りの社会ともっと関わりたいと思った時に、自分ができることでヒトが喜んでもらえること、役に立てそうなことは何かと思った時に・・・

それは、イベントのようなキッカケつくりではないだろうか、と思ったのです。

まずは、やれることからはじめよう、と行動を起こしてみたのです。

 

ちなみに、そんなキッカケからではありますが、もうすでにすごい多くの方々を巻き込ませて頂いちゃっております。(本当にありがとうございますm(_ _)m)

こちらのイベントについて、興味をもっていただき、協賛という形で支援くださった企業の方々(株式会社ウィルグループ株式会社クレディセゾンさくらインターネット株式会社ゾーホージャパン株式会社株式会社マクロミル弥生株式会社※あいうえお順)。

運営事務局メンバーとして、このような企てに関心を持ってくれたスタートアップウィークエンドでもおなじみの、成松さん、高橋さん、はじめ、各種メディア(ビジネス+ITBiglife21techwaveのmaskinさん、浜崎さん)の方々。

 

本当に多くの方にご支援をいただいて出来ております。感謝感激です。

 

今年の上半期は、この活動を通じて、日本各地で新しい出会いや人々の交流が促進されて、バカもの(←これ私)、ヨソもの(←これも私たち)、ワカもの(是非、学生の方とか無料枠つくるので来てください)によって、

地域のコミュニティの活性化、[共助]の場所とヒト創りのヒントが得られればと思っております。

 

 

さて、すっかりランチを食べそびれてしまいました。

しょうがないので、小諸そばでもたべてきます。

 

では、また、本年もどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

『WELQ』問題に対して、思う事のまとめ

非常に繊細かつ、各おのおのの立場もあり、ポジショントーク的な話が多い中において、意見が割れている点をまとめてみたいと思う。

私の立場は、クラウドソーシングに関わっていたという立場であり、それに対しての意見を求められること、また、それ対してのポジショントークと言われることに対しては、まさにそのつもりでもあるので、きっと業界関係者や言い難い方々の代弁としても伝えたいことを書きたい。

 

既に色々な人に聞かれるし、色々な意見もあると思うので、ちゃんと発信しなきゃなと思う。炎上する気もするけど、一応、立場の表明も含めて。

 

japan.cnet.com

 

DeNA社のこちらの記者会見をみて思ったこと。

そしてのその論点と議論の対象は、以下の6つだろう。

今回の論点は6つ

1 上場企業であること(公の企業であり、信用が高い)

2 医療関係記事(命に関わる可能性がある)

3 画像や記事の転用、勝手使用(引用なしでの利用)

4 編集者が居ない、チェック機能がない(ライターが直接公開可能)

5 ライターを安く登用している(クラウドソーシング活用やバイト、インターン活用)

6 SEO対策を意識した文字量やキーワードのちりばめ(作文マニュアルがある)

 

私の意見)

本当に論点として問題になると思うのは上の3つであり、下の3つは別に違法でもなはなく、工夫とも言えるやり方なので、別に問題はないと思っている。

会見は見させてもらって感じたのは、上の3つの論点では当然にお詫びをしつつ、上場企業であることから下の3つも多少の問題であると拡大解釈というか、認識をしておられる印象を残された。

ただ、そこにはポジショントークにもなるが、違和感がある。

別に下の3つについては、既存メディアに対しての工夫であると思う。

メディアとしての編集体制の変化・進化、ライターの調達手段、SEO対策としてgoogleの検索結果で上位表示されるための各社の努力であって、下の3つは違法でも何でもない。

 

今回の6つのポイントは、それぞれの対立軸というか、ポジションによって、意見が別れる構造がある。

 

1 上場企業であること(公の企業であり、信用が高い)

擁護派)新しい取り組みに対して前向きな経営者

反対派)保守的であり新しいことに対してネガティブな反応をする経営者

 

2 医療関係記事(命に関わる可能性がある)

擁護派)個人での発信の制限、情報統制、発言の自由に敏感な方

反対派)倫理観があり、医療に対して一定の扱いをされる方(医療専門家含む)

 

3 画像や記事の転用、勝手使用(引用なしでの利用)

擁護派)インターネットのリンクや引用に対して寛容な方(無断使用はNGと認識はしているものの)

反対派)記事やブログを書く人、盗用・引用をされた方

 

4 編集者が居ない、チェック機能がない(ライターが直接公開可能)

擁護派)新しくWEBメディアをやっているような立場の方、オウンドメディア運営者

反対派)旧来のメディアの方々(新聞はじめ活字の方々)

 

5 ライターを安く登用している(クラウドソーシング活用やバイト、インターン活用)

擁護派)実際に働く側と依頼する側の双方ともによい形での関係が構築できる場合もあり、その状況を実感してわかる方

反対派)旧来のメディアの方々(新聞はじめ記者を雇用している立場の方)

 

6 SEO対策を意識した文字量やキーワードのちりばめ(作文マニュアルがある)

擁護派)インターネット検索の背景を理解しており、ビジネスとしてSEOやそのための対策手法があるということを認識がある方(WEBリテラシーが高い)

反対派)WEB検索を行う方々で、インターネット利用に対してあまり疑いなく活用する方(WEBリテラシーが低い)

 

※多少、偏見も含めてそれぞれの意見をいう方々の背景にあるものは記載したが言葉足らず、かつ不十分なことが多いのであれば追記したい。

 

疑わしきは排除、ということで今回の6つのポイントは、論争になっており、それぞれの立場の方々がそれぞれに対策を講じていくこととなるだろう。

ただ、4、5、6の論点については、程度の問題であって、勿論あまりに酷いと是正されることとなろう。

ただ、十把一絡げに、それは活用しない方がよい!というのは、違うように私は思う。

 

今回の事態が、インターネットサービスの各社に対してどのような波及がうまれ、影響がおこるのか、まだまだ見えないところがある。

ただ、インターネットがここまで日常の生活のインフラ化しているので、より好意や善意によって、インターネット環境がよりよくなっていくことに期待したい。

 

いろいろと感じたこと、思ったことを書いたので、印象を悪くされた方や意見の異なる方も多くおられると思いますが、念のため、私の意見もある種のポジショントークとして、発信しておきたいと思います。

 

ビジネスにおける『Think globally act locally』を改めて考える

最近、朝起きをする習慣にしてから、頭が冴えている気がします。

基本は夜型なので、最初は大変かと思ったのですが、人間やればできるものですね。

 

最近の世論といいますか、目につく話題として、タイトルにあるグローバル(国際化)とか、ローカル(地域化)とか、いうキーワードがあるかと思います。

G型人間とか、L型人間とかも言われてますね。

背景にはやはりイギリスのEU独立や、アメリカのトランプ大統領の当選で、ということかと思います。(これ自体が、グローバルな話題ですが)

じゃあ、ローカルではどうかというと、日本でも相対的貧困という言葉や、漠然とした閉塞感があるように見受けられます。(日本ほどの課題先進国もないと思いますが)

 

私も、去年と今年と海外にアチコチ出向いてみて[インドやイスラエルシンガポール、アメリカ(ニューヨーク、サンフランシスコ)、ドバイ、ケニア、モザンビークなど]、10年前や5年前に感じていた世界各地の多様性が徐々に薄れていて、同期してきている感覚を覚えました。

 

その傾向を強く感じさせているのは、スマートフォンアプリによる世界中の共通体験によるものも少なからずあるかと思いますが、何よりも、どこに行っても同じようなものが手に入るようになり、同じようなサービスが受けられるようになったことかと思います。

AirBnBUberに代表されるシェアリングエコノミーはそういう意味では非常に大きな役割を果たしていると感じますし、以前からあったものとして、小売流通のメトロやセブンイレブンマクドナルド、スターバックス、欧米の世界的な通信キャリアは同様に世界中にあります。

 

このような状況において、改めて社会におけるビジネスの要素として、それぞれの地域に目を向けてみると面白い気づきがあるように思います。

仕事で沖縄や長野、岡山にいく機会が増えて思うのは、それぞれの地域にはそれぞれの面白いヒトと事業があるということです。

各地域で必要とされている課題を解決する事業・産業を創るということ、それぞれの地域特有のモノを活かすこと。

その事象が同様に他の地域でも必要とされることであれば、《仕組み化》して拡げることも視野に入れつつ、顕在化した課題を解決する。

また、潜在的な原因の根本をケアするような方法もあって良いと思います。

 

 

ある伝記で面白い言い回しがありました。

宇宙開発におけるアメリカと旧ソ連の話でした。

 

〜アメリカでは、莫大な費用と時間をかけて宇宙空間でも紙に文字がかけるペンを発明しようとしたが、旧ソ連では紙に文字を書くのに鉛筆を使った〜

 

この話は、課題自体に目を向け、その課題を地域で解決することに主眼をおいた場合に、どういう手法を用いるのが良いかというヒントになるかと思います。

 

私は、世界中がつながる世界をみるにつけ、改めて各地域ごとの産業や事業創りの必要性を強く感じています。

その地域特有のヒト、ものを活かした事業。

一方で相矛盾するようですが、人口の一定以上の集積も必要と思っています。

事業の最小の構成要素は、《ヒト》と《仕組み》なのであり、ヒトがある一定以上いること、相性がよい数人、技術を持ち寄れる方々がいる必要があると思います。

 

数百人、数千人、数万人というような具体的な人数は、今はまだ未明瞭ですが、ざっくり20万人前後程度の規模感はあるとよいかと思っています。

(47都道府県の県庁所在地の最小の人口規模)

【都道府県庁所在地】人口ランキング(2015年国調と国勢調査人口)

 

もちろん、人口密度も同じく重要ですし、人口の年齢構成も見ていく必要がある情報かと思います。

【市】人口・面積・人口密度ランキング

 

奇しくも、10年前にお世話になった会社の代表がよく言っていたキーワードが、

『Think globally act locally』でした。

 

そして、リアリストな彼が言っていた言葉で私も大変共感している言葉が、今後のビジネスを考える上でとても大事な指標になると思っております。

 

《世の中のデータは多くが恣意的、意図的な数字である。

ただ、一つだけ、間違いないデータは、人口動態だ。》

統計局ホームページ/日本の統計−第2章 人口・世帯−3 総人口の推移

 

 

この年末年始にかけて日本の地域に貢献できるビジネスについて、色々と考えを深めて行こうと思います。

『仕事内容や成果を表現することは難しい。』

東京は暑くなりましたね〜、すっかり夏の雰囲気、太陽も気温も気候もキラキラしてます。

 

独立してからよく聞かれることがあります。

それは、

『株式会社54として、どういう仕事されているのですか?』

『54さんって、日々なにしてるんですか?』・・・(※1)

というもの。

 

「・・・普通に働いてますよ。」

という回答しか出来ず、

何だか社会に関係していないように言われることが多々あるので、ちゃんと仕事内容について話しておこうと思ったのですが。

 

 

コンサルティングって具体的に何をするんですか? 何しているんですか?』

『どんな成果が出てるんですか? 役に立ってるんですか?』・・・(※1)

という、至極真っ当な質問を受けて、タジタジしてるとますます怪しくなってしまう。

 

 

「これはどうしたものかな〜、、、」と、思い悩んでいたところ、

PR-Tableというベンチャーがつくった非常に良いサービスがあったのでこちらを活用しました。

 

www.pr-table.com

 

 

要は、

  • モノをつくる仕事
  • 誰もが触れるサービスを提供する仕事

ではなく、

  • BtoBサービス
  • 見たり触れたり出来ないサービス業

コンサルティングのような[モノではなく、コトを提供する仕事]の成果を見える化して上の質問に答えようと思ったのです。

 

価値提供をするという場合に、実際にお仕事をさせて頂いている方から、実際の働きぶりをお話頂くのがいちばん分かりやすいだろう、ということでお時間をつくって頂きました。 

去年の創業当時から1年ほど関わらせて頂いているMAMORIO株式会社の増木代表に代わりに仕事内容や成果についてをお話しいただくことで、(※1)の厳しい質問の答えとしようと思ったのです。

www.pr-table.com

 

本文より引用:

「山口さんは見ている視点が大きいんです。短期的な利益ではなく、大きな“価値”を臨んで力を貸してくれます。そんな山口さんが関わってから会社の時価総額が10倍以上に伸び、成長も実感できるようになりました。一緒にMAMORIOを育ててくれる、心強い社員のような顧問だと思っています」(増木さん)

 

実にありがたいコメントで、恐縮です。

 

クライアントの成功、成長こそが一番のやりがいであり、成果なので、着実に関わる方々(この場合はクライアント以外にも関係者すべてを含む)を幸せにしたいと思っております。

ベンチャー企業は、成長実感が伴いやすいので非常に分かりやすくて良いのですが、勿論、私が関わることですべての方々がうまく行くわけではなく、タイミングや時流、また企業や経営者との相性があるというのが実感です。

そのため、あらかじめ、2−3度お話をさせていただく中で、事業内容や経営チーム、また、業務を一緒にさせて頂くメンバーの方々と知り合った上でのチームプレーがうまく働くことがいちばん大事だなぁと思います。(クライアントに感謝です。)

 

 

ということで、54社もたまには仕事しているということを理解いただければ、幸いです。

あと、PR-Tableもカッコいい感じのサービスなので気に入ってます!(ありがとう!)

 

株式会社54を創業して1年という時間が経ったので、この1年間について書いてみる。

GW中のノンビリと考え事ができる、贅沢な時間に会社にしてからの歩みを記しておこうと思う。

 

あ、まず、最近の嬉しいコトとして先に言っておくと創業1年を記念して、コーポレートサイトをつくった!(わーい、パチパチパチ・・・!)

創ってくれたお洒落な会社の小川代表には大感謝です!

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そして今日は、作曲コンテスト・コンペ開催 - 音楽共有サービスCREOFUGA[クレオフーガ]の西尾社長のご厚意で、五反田のオフィスへお邪魔させて頂いて静かにブログとか綴っている・・・実に仕事が捗る場所である。ありがたや、ありがたや。

 

 

さて、本題。

 

個人として[起業する]ことで、会社として[創業された]のだけど、会社をはじめるというのはそんな凄い難しいわけではない。

サムライ業の方へ創業の手引きしていただいて、役所への手続きを済ませて、お金まわりの事は専門家(税務の相談相手)を前職の繋がりからお願いをして、それでほぼ会社を創るというのは完了する。

 

それからは、入金と出金のバランスをみながら、事業を進めて行くのである。

 

事業とは、一人(この場合は自社)だけでははじまらない。クライアントや協力会社など、外部の関係者が必須である。おかげさまで、2014年10月末に前職を離職してからは前職の繋がりの企業の方々から多く声掛けを頂いてお仕事をご一緒させて頂いた。

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[特に初期にお取り引き下さった企業のみなみな様・・・大感謝]

 

初期のクライアントは本当に貴重(というか、一生忘れないだろうという感謝しかない)で、起業直後は本当にクライアントが付くのか、そして、事業として回って行くのか?というのは漠然とした不安が無いわけではなかった。

目下の生活は貯金があるから大丈夫!という気持ちではあったとしても、心もとない気分になるので、実際始めたところでクライアントが居ない(=社会から必要とされない)のではないか?という漠然とした(結構巨大な)不安感があった。

 

ただ、私の場合はまわりの皆さんのご支援のおかげで個人事業主として独立した直後の2014年12月からすぐ仕事をさせて頂いたので、本当に嬉しかった(感謝感激!)

 

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リアルな売上推移(@個人事業主期間)

 

スタートアップやIT業界にとどまらず、地方行政のお仕事も幅広く福岡のキーマンの方へ色々とご紹介を頂いてお仕事をさせていただり、横浜のキーマンの方には神奈川県下のイベントや企画をご一緒させてただいた。

okinawa-ric.jp

opendata.yokohamalab.jp

eventregist.com

 

また、起業家のコミュニティや文化人っぽいコミュニティの方にも声掛け頂いて、幅の広いイベントでお話をさせて頂いたりもして・・・

2015tokyo.teracoya-event.com

tokyo-startup.jp

univ2289.com

 

こうやって振り返って思い出されるのは、その都度ごとにお声がけしてくださった方々の顔で・・・

本当にこの会社(自分もだけど)は、ヒトに恵まれているなぁと。ラッキーだなぁ、、、感謝してます、ありがとうございます。と。

まわりのヒトによって生かされていることをよくよく分かる一年だったし、本当にドキドキの連続であって一瞬たりとも気を抜けない感じだった。

売上の推移もアップダウンがあったりして。ただ、その都度、色々な方からご支援を頂いた。

そういった【初心】を忘れること無く、今日から2年目も歩みたいと想いを新たにした。

 

 

!!!

初心といえば、2015年5月に会社をたてたのは、いよいよ本気で自分のやりたいことが見つかったから(というと格好良すぎるのだけど)前までは起業するときは、

【◯◯というプロダクトで△△という課題を◇◇に解決する!】

というような具体的なものだったのだが、今回の会社はコーポレートサイトを見てもらうと分かるように、とても定性的で、あまり具体的に敢えてしなかった。

ただ、感じるままに社会に対して自分が役に立ちたいと想っていることを、出来る範囲でカタチにしていこうという決意表明ということと、創業1年以内に3−4割が閉じると聞いたので、それは乗り切りたい!ということで1年経った今だからこそ、コーポレートサイトというカタチで皆様に見てもらえるようにしようとおもったわけである。

go-yon.com

 

株式会社54(かぶしきがいしゃごうよん)は、まだまだ1歳でヨチヨチ歩きも甚だしい今日この頃ですが、辞めることはなく、淡々と前だけを見て、ただ前だけを見て進んで行きたいとおもいます。

引き続き、関係各位の皆々様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

※あ、来月は、我が地元、岡山の創業イベントで講師もやります!(告知)

お近くの方は、是非来てください!

中小機構 中国:創業&フォローアップセミナー「あなたの創業(ゆめ)、応援します」

 

 

※※インターンとか、学生の方でお手伝いしたい!という方は募集してますよ!

そういう連絡はめっちゃお待ちしております!

お問い合わせ | 株式会社 54

『ブルーオーシャンサミット』をナゼやるのか、3つの理由。

寒い日が続き、花粉も飛んでおり、風邪か花粉症かわからず、くしゃみと鼻水でへたっております。

早く天気にならないかなー、お花見ができずに終わっちゃうなぁ、、、。

 

最近、意識高まっておりまして、去年の開催に懲りずに、

今年もブルーオーシャンサミットという起業家育成の講座を開催(予定)します。

 

週末の休みの日をつかって!

そして、貴重な参加者、講師、イベント協力者の方々のチカラと時間を借りて!

までナゼそんなことをやるのか、『やろう!』と思うのか

 

11時に済ましたランチと12時半からの面談の合間に思考してみたので、

15時のオヤツ時間にでも読んでいただければ嬉しいです。 

 

f:id:codename54:20160407145001p:plain

 

  • 新しいビジネスモデルやアイデアが生まれる

普段の生活において‘何気なく’過ごしていると凄い気づきやアイデアがあっても、結果忘れている、見逃しているということが実に多くあります。

そのため、このような非日常的な学びの場、強制的に[アイデアを考える]環境をつくって身を置く事で日々感じていた負の解決への知恵を絞る事ができます。また、新しいアイデアそのものが出せなくても、まわりの方々の意見や知恵を活用して、結果としてアイデアやビジネスモデルを生み出せばよいのです。(比較的、気が楽かなと思います)

ニッチなアイデア、確かにソレはちょっと困ってた!というような、痒いところに手が届くサービスがうまれる瞬間に立ち会えます。

 

  • 起業家が増える、世の中の《負》が解決される一助になる

大前提として『起業家が増える』ことは良い事だ!と思っています。

彼らは、寝食を忘れて新たな事業をつくり、既存の事業者よりも、よりよいサービス、プロダクトを創り、社会により付加価値の付いたモノを提供してくれます。

新しい事業がうまれることで、世の中の《負》がまた一つ減る事になるのです。

私たちの暮らしが改善改良され、より暮らしやすく生活しやすい世界のために、起業家は事業をつくってくれるのです。(ありがたい!ありがとう!!)

 

  • 参加者と登壇者、講師との出会いによって、明確にそのあとに良い変化をうむ

この取り組みは、14年に藤永氏の主催するイベントに呼ばれたことがキッカケではじめることになったのだけれど、実際に藤永氏のイベントから、明確に飛躍した起業家、事業がいくつも出ていました。(凄いことだと思います)

※以下のようなイベント

everevo.com

このような取り組みの参加者視点でのキモは、[参加すること]はあくまでプロセスであり、『えいやっ!』という勢いではじまります。

そして、その中でイベントをフル活用して[同じような参加者と繋がる]、[その期間に事業やビジネスモデルと向き合う]、[自分の頭で考える]、[行動を興す=ヒトを巻き込む]を愚直に実施した方々は、起業をされたり、事業を飛躍させるきっかけをつかまれたりしています。

要は、[参加しないとはじまらない]わけであって、はじまったらあとはちゃんと自分が設定した目標や目的を達成するように行動しないといけないわけです。

ちなみに、今回のブルーオーシャンサミットも、藤永氏とともに開催します。

 

 

そして、蛇足でもう1つ。

  • (余談:登壇者、主催者側)人に話すことで内容が整理される

これは主催する側、イベントで登壇してお話をさせて頂く側の良い点です。

10名以上の方々の貴重な時間をもらってお話をするわけで、事前に資料をつくりこみ、また、しっかり思考して内容をまとめます。その過程で自分の中で言語化できていなかったことを資料に落としこみ、ヒトに伝えるカタチにすることができます。

このアウトプットする作業自体は結構快い体験になってクセになってきます。

ちょっとしたまとめオタク化してくると、普段の生活の中で誰に話すわけでもないのに勝手にまとめ資料をつくったりするようになります(実話)

 

 

 

与太話ついでに言うと、この手のイベントは地味に用意や準備の手間が結構掛かっています。(拘束時間も長いですしね。)

ただ、それにも関わらず、こういうイベントを企画する意図が分かって頂けたら嬉しいです。

 

こういうものはちょっとでも興味があるなら【やるか?やならないか?】なので

【やってから考えよ!】という勢いでのご参加をお待ちしております。

camp-fire.jp

※ちなみに開催場所は、横浜ではなく都内になる可能性が濃厚ですよ。

 

ちゃお!

WEBサービス運営者は、今こそオウンドメディアをやった方がいい3つの理由

珈琲のおかわりが190円くらいで設定されると、勿体ないから2杯以上は絶対飲んでしまいます。あとで多量のカフェイン摂取で具合が悪くなる、54です。

 

さて、最近、猫も杓子もオウンドメディアを立ち上げて、あれやこれやとチャレンジされていて、大変に活気があって良いなと思っております。(前向きな意味で)

cast-er.com

www.shikaku-square.com

paraft.jp

teachme-info.com

officelife.tokyo

academist-cf.com

magazine.border.co.jp

www.misoca.jp

www.lancers.jp

などなどなど、たーくさん、ありますね。

 

私も過去にオウンドメディアを実際に立ち上げてやっていた経験もあるので、実施している企業側の気持ちも、それを横目に冷ややかに見る側の気持ち(※)も、どちらも分かります。(※そんなの効果あるの?本業に集中したら?という懐疑的な印象を持つという)

 

ただ、私の結論としては、

WEBサービス運営者は、オウンドメディアをやった方がいい!』

ということです。

その理由を簡潔に3つあげてご説明します。

 

  1. サービス認知向上、SEO効果による本WEBサービスへの流入の増加

  2. 外部とのビジネス的な接点、人的交流のキッカケ創り、リレーション構築

  3. 社内、社外の関係者に対してのサービス利用者像・クライアント企業担当者の理解促進(広義での広報活動)

 

では、それぞれ、補足してご説明いたします。

 

WEBサービスなので、WEB上でのプロモーションを兼ねて実施する企業が多いかと思います。知られるキッカケを増やさないとサービスまでたどり着かない、知らないと使われないという悪循環のため、これを指標にしている企業は多いかと思います。(閲覧回数や本サイトへの流入数)

  • 外部とのビジネス的な接点、人的交流のキッカケ創り、リレーション構築

クライアント事例紹介やサービス利用者の方のインタビューを通じて、実際にお会いして親交を深めたり、そのキッカケを通じて別のクライアントを紹介して頂いたりと、売上に繋がる関係が増える事もしばしばあります。また、会いたい方、会いたい企業に対しても会う口実ができるというのも大きなメリットです。

  • 社内、社外の関係者に対してのサービス利用者像・クライアント企業担当者の理解促進(広義での広報活動)

個人的には、一番の価値はコレだ!と思っているのですが、WEBサービスを運営するにあたり、部署や役割ごとにサービスに関わる部分が異なってきます。具体的には、営業はクライアント企業、カスタマーサポートはWEBサービス利用者、広報はメディア記者など、どんどんとそれぞれの役割ごとに視野になっていきます。それぞれに情報がたまってしまい、実際の利用者の満足度や期待、クライアント企業の担当者の要望や気持ちが、他の業務にあたる社内のメンバー、社外の関係者の方々に伝えることができます。

 

 

この3つだけでなく、他にも色々なメリットがある分、もちろん、デメリットもあります。オウンドメディアとはいえ、運用コストは掛かりますし、しっかりとした目的設定がないと読者を無視したコンテンツ、読む価値が無い文章が溢れてきてしまいます。

そのため、【このオウンドメディアの目的は、◯◯である!】という目的意識を持って運用しないと、何の為にやっているのか?どういう効果があるのか?費用を負担しても続ける価値があるのか?という議論がはじまります。

オウンドメディアをはじめて、1年も経つとそういう話がよく出てくる話なので、なかなかに感慨深いです。(この議論が発生するのもスタートアップあるあるです)

 

ただ、そのためにも、その都度、ちゃんと目的を運用メンバーで確認しつつ、ルーティンワークでメンバーの士気が消耗しないようにしなければなりません。

また、都度の費用対効果についてもちゃんと検証しましょう。売上へのダイレクトな効果以外の価値についてもシッカリと想定し(既存の運用の見直し・改良改善、また、新人の研修としてのサービス理解の一環、社内への自社事業に関する知見の向上として)活用するのも良いかもしれません。

 

ちなみに、もう一つの【今こそ】やるべきという理由もあります。

  • クラウドソーシングサービスやCMSの普及により多少のデザイン、コーディング、記事作成、サイト更新など構築コスト、運用コストが大幅に下がった
  • 社員同士からでも個人の情報発信がSNSを通じて拡散されるようになった

 

結局、WEBサービスは知られなければ、存在しないのと一緒です。どういう手段で潜在顧客に[知ってもらうのか]を意識して行動をしなければ、広がりません。

是非ともWEBサービスをはじめるスタートアップの方は、社長ブログからでもよいので、情報発信をして[知らせる]努力をして頂きたい!と思います。

 

オウンドメディアは継続して発信し続ける事が一番大切です。

目的を随時、振り返りつつ、是非ともやってみてください。

 

思った以上の長文になったので、珈琲が進んでしまいました。懲りずにもう一杯いただいて帰ります。

ちゃお。