54ブログ

ビジネスモデルまにあ

全国47都道府県全てで[事業熱を伝える]プロジェクトを成し遂げて思うこと

今日も東京はとっても暑いです、ビックリするほどの猛暑ですね。

 

さて、以前のブログで書いていた、全国を回るイベントがいよいよ完遂することができました!

54.hatenablog.jp

 

2017年7月13日(木)夜21時に、茨城県つくば市コワーキングスペース Tsukuba Place Lab にて無事にイベントを完遂することができました。

 

この約1年にわたって、47都道府県50カ所にも及ぶイベント自体は、今振り返ってみると、本当によくやり切ったなと、無謀なことをやったものだな、と。

 

そもそもの、このイベントをすることにしたキッカケは、約3年前に前職ランサーズにて実施した[47都道府県フリーランス交流会]という企画です。


この企画は、結局、30県程度まで実施したにも関わらず、途中で中断した企画でした。

中止になってしまったのは事前の予算感も含め、コストがかかりすぎたこと、イベントの効果の即効性が見えにくいことが原因でした。

一方で、このイベントによる効果は計り知れず、このイベントをキッカケに起業されたり、フリーランスの方々同士が出会って事業を創められたり、と幾人もの方々が次に行動を起こすキッカケになったのでした。(後日、facebookでメッセージを頂いたりしました)

 

このイベントでの学びは、[キッカケ]が重要であること。

[出会いと場のつながり]で人は動き始めることがあること。

 

2016年後半の私のテーマだったのは、[自助・共助・公助]という3つにおいて、自助(=努力して頑張ろう)、公助(=公の支援を得る)、その間にある共助(=共に助け合う)という観点に非常に関心が高まっていました。

理由はシンプルで、人の繋がりがITを使って積極的に繋がることができた一方で、リアルで相互に繋がるような助け合うような、つながりが必要になると感じたのでした。

 

初回は、テストケースとして、横浜(mass*mass)で実施をして、手応えを感じました。

 

 

everevo.com

また、そのあと、埼玉(埼玉のコワーキングスペースといえば、7Fですよね)でも行い、このイベントはきっと喜んでいただけるものになる!と確信めいた気持ちになりました。

まわりの創業前後に必要になるサービスや事業支援をしておられる企業の方々へスポンサードのお願いをしてまわりました。

その結果、12社にもおよぶ、多くの支援をいただくことができました。 

 

 イベントを開催する会場についても、各地での想いがあって共同で働ける場所を創ろうとされているコワーキングスペースで開催することを基本方針と定め、日本全国の場所を探して実施しました。

日本全国の主要都市(県庁所在地を開催地として設定)を開催候補地として、その土地でのネットワークを人伝にあたって、各地で3名の起業家・事業家の方にご登壇をお願いしていきました。

会場を押さえ、起業家・事業家の方3名に参画いただき、各地での強行スケジュールを実施していきました。

・日程確定

・会場決定

・集客

・登壇者のアテンド

・当日のオペレーション確認   等々

 

以下のようなタイトなスケジュールで各地でのイベントを行い、家族やまわりの関係者には大いに助けてもらいました。

特に九州や中四国の強行スケジュールは、移動が多いことによる身体的な負荷が激しく、本当に芸能人の方のキャラバン的なことは凄いことだなぁと勝手に想像していました。

埼玉県 さいたま市 11/8
千葉県 柏市 11/9
茨城県 水戸市 1/17
沖縄県 沖縄県 1/20
栃木県 宇都宮市 1/24
東京都 九段下 1/25
群馬県 前橋市 1/26
神奈川県 小田原市 1/27
       
岡山県 岡山市 2/13
島根県 松江市 2/15
広島県 広島市 2/16
愛媛県 松山市 2/17
高知県 高知市 2/18
徳島県 徳島市 2/19
香川県 高松市 2/20
       
鳥取県 鳥取市 3/9
山口県 山口市 3/10
福岡県 福岡市 3/11
佐賀県 佐賀市 3/12
長崎県 長崎市 3/13
熊本県 熊本市 3/14
鹿児島県 鹿児島市 3/15
宮崎県 宮崎市 3/16
大分県 大分市 3/17
       
兵庫県 神戸市 4/15
大阪府 大阪市 4/15
和歌山県 和歌山市 4/16
       
京都府 京都市 4/22
奈良県 奈良市 4/22
滋賀県 大津市 4/23
       
富山県 富山市 5/13
石川県 金沢市 5/13
福井県 福井市 5/14
       
愛知県 名古屋市 5/20
三重県 津市 5/20
岐阜県 岐阜市 5/21
       
山形県 酒田市 6/2
福島県 郡山市 6/3
宮城県 仙台市 6/3
       
岩手県 盛岡市 6/10
青森県 弘前市 6/10
秋田県 秋田市 6/11
       
新潟県 新潟市 6/17
長野県 長野市 6/23
千葉県 千葉市 6/28
北海道 札幌市 7/1
山梨県 甲府市 7/5
東京都 千代田区 7/8
静岡県 静岡市 7/11
茨城県 つくば市 7/13

 

「こういう無謀なことをやりたいと言ってやってしまうのは、お前らしい」ということで暖かくご支援と応援を頂いたことが何よりも支えでしたし、嬉しいことでした。

 

50ヶ所もあれば、いろいろな想い出ができましたし、登壇者の方の興味深く・経営者としてのそれぞれの考え方、思考のタイプなど、多くを見聞きすることでこちらが大変刺激を受けました。

 

特に、上げるとキリがないのですが、

さいたま市で氷川ブルワリーという地ビールを作ってしまった60代起業家の方がおられたり。

・沖縄で十数年ぶりにイベント登壇で学生起業家だった同士が再開をされたり

・小田原での熱い地域と起業家の関係を垣間見たり

・宇都宮、前橋ともにしっかりと地域に根付いた起業家とコミュニティがあったり

・大雪で日程が飛んでしまった幻になりかけた鳥取イベントがあったり

・怒涛の九州ツアーでバスに乗り続けて疲弊しつつ、素敵な登壇者や友人に救われたり

・神戸ではとても刺激的なお話をうかがって力をもらえたり

・仙台ではおもいがけず、凄い共感して泣きそうになったり

・岐阜や福井では凄い可能性を感じる事業を聞かせてもらったり

茨城県での開催は水戸もつくばも大盛り上がりで色々としゃべりすぎたり

 

・・・と、まだまだあるし、あげるとキリがないのですが、素晴らしい方々と素晴らしい時を過ごすことができました。

 

このイベントは、どの会場もそれぞれに濃い出会い、起業話や人としての生き様を見聞きすることができて、本当に凄い学び多い日々となりました。

 

ここで、若干の種明かしというか、私の意図としては、

[これからの日本が再度輝くために自分が今できることは何か?]

と考えて、以下2つの方法がありそうだ、と思ったのでした。

・海外から移民を受け入れる

・各地域で新しい事業・産業が活性化し発展する

 

そのため、2つ目の選択肢である各地域が活性化して事業が発展する、そのことに貢献しうる活動が、今回の[事業スタートカンファレンス]だと思ったのでした。

 

実際に、いろいろと実体験に基づいた起業家のお話は、本当にその地域や事業についての理解をされておられ、司会進行を行いながらも、どんどんとメモを取らせていただきました。

累計で150名にも及ぶ、起業家・事業家の方々にお会いできたこと、お話できたこと、創業時のお話を元に事業をどのように変化・進化させてこられたか、

それぞれの方々の、まさに生き様を見させていただいたように思います。

参加された皆さんもきっと多くの繋がりと学びを提供できたのではないかとアンケートを見ながら思いました。

 

 

本来であれば、150名の登壇者、及び、会場オーナー、そして、各種参加者の方々へお礼をお伝えしてまわりたいくらいではあるのですが、ここはグッと堪えて、ブログにまとめました。

本イベントは、大きな怪我や事故もなく無事に終わりをむかえることができました。

また、私自身がパワーアップしてスキルを高めたら、また、みなさんの前で新たなお話をさせていきます!

 

起業家、チャレンジャー、研究者、夢や野望を抱きつつ、ふつふつと燃えている闘志や想いに寄り添って、彼らの創りたいという世界観の一部に私の経験や知恵、時間を使ってもらえたらいいなと思っております。

 

最後になりましたが、今回のイベントをフルでサポートしてくれた成松さん、バックオフィス的な業務を中心に支えてくれた高橋さん、そして、当初は共催(その後、主催)という形で実施いただいたJASISAの櫻木さん。

特に3人には、週3回、朝7:30からの定例MTG。そして、週1回リアルMTG

本当に凄い時間を共に過ごして、この大きなイベントをやりきることができました。

ありがとうございました!

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そして、本イベントに関係してくださった全ての皆さん、ありがとうございました!