社会から必要とされるビジネスを見分ける3つのコツ
前回かいた内容が思った以上に反響を頂けたので、調子に乗って関連する内容を書いてみちゃいます。
《社会から必要とされるビジネス》
このキーワードは、実に深い意味があり、コレって具体的には何だろうなと自分自身でも考えてみました。そして、その思考プロセスにおいて、結構ヒントになるものにいくつか素材としてみつけてきたので、折角なのでまとめてみました。(もちろん、コレ以外にもいくつも方法や視点はあると思います)
さて、わたしごとですが、最近よく起業家の方や経営者の方から相談をうけることが増えており、日々いろいろなビジネスについてのアイデア、そして、ビジネスモデルのお話を聞けて興味深くうかがっております。
そして、そういう起業の話をうかがう際に、私からよく質問させて頂くのが、
- 誰が使う、どんなサービスなのか
- そして、誰がそれに、どういう価値を感じてお金を払うのか
現状で提供されている他の同様のサ―ビスとの差別化、また特異性についてのポイントを聞きながら、どういう未来をつくっていく意向をお持ちなのか、などなど質問は多岐に渡っていきます。
ココでつまずきやすいのが、『他の企業がやっておられるように・・・』という前置き付きで『広告で・・・』とか、『アフィリエイトで・・・』というお話がよく出てきます。驚くことに広告という話をされながら、そもそも、広告業界、そして広告を出すクライアントのニーズをご存じなかったりします。その状態でプロダクトをつくっていくと結構厳しい結果がまっています。
まず、1つめのコツは、
誰が使う、どんなサービスなのか
そして、誰がそれに、どういう価値を感じてお金を払うのか
これにしっかりとおこたえいただけるかどうか、これがまず重要です。
また、上記のような質問に答えられたとして、競合他社との差別化や優位性が少ないことが多々あります。
そして、そういう方に限って、お金が無い、ヒトがいない、という話になりますが、論点は実はそこではないとおもっていたりします。お金やヒトが無くても、情熱と意志があれば、その壁を越える方法を編み出せると私は思っております。
それよりも、このイーロンマスクBOTのコメントにある、“卓越した製品やサービス”こそが重要だと私は思うのです。
素晴らしい製品も持たずに素晴らしい企業になろうとしている人々がいることに、いつも驚かされます。起業家にとって最も重要なのは、卓越した製品やサービスを生み出すのに集中することです。
— イーロンマスクBOT (@OweSharSquyfwuj) 2015, 6月 6
“卓越した製品やサービス”をやりきる意思や、そのビジョンがあることが大変重要であり、そこがあるだけで非常に大きな可能性をもった事業になると思います。
2つめのコツは、
“卓越した製品やサービス”になる意思、思想があるかどうか。
昔、ハリネズミ戦法という表現をつかっているヒトがいましたが、結局は同じことを言っているのだと思います。
スタートアップやベンチャービジネスは、非常に不安定なもので、社会から必要とされることをしていたとしても、時流や経済条件によっては生き残れなくなることがあります。
ただ、それは何が具体的に悪かったのかを議論する場合に、そもそも論であることがよくあります。それはつまり・・・
この会社、このサービスは、いったいに何が強みなの?
この冷酷かつ、ハードな質問に一言で答えられなければ、きっとそのサービスや会社は時代の変遷に飲み込まれて、消えていく憂き目にあうのではと思います。
実際に多くの起業家が社会から必要とされるところにまで到達すること無く、消えてしまうことが大半でしょう。
その時にこそ、考えて頂きたい視点、考え方があります。ボンヤリと見ていたTVで拝見したこの金言、この方の手法こそが最も合理的な生き残り戦略かつ、社会から必要とされるビジネスだ!と思うわけです。
そして、最後の問いとして照らせ合わせてほしい言葉は・・・
“いろいろある”でなく
“圧倒的”を1つ作ればいい
(本文より)
この最後の、圧倒的、を1つ持つことに集中することで結果的に社会に必要とされるビジネスになれると思うのです。
さて、この3つのコツを加味して新しい価値を創造するためには、やばり同じような事業家、起業家の方々と交流することで自ずとそのようなマインドが醸成され、また、切磋琢磨して進んでいくことができると思います。
それに最適なイベントが、この《ブルーオーシャオンサミット》です。
以下に該当する方はぜひご参加頂き、一緒に切磋琢磨できればと思います。
横浜からブルーオーシャオンを切り開いていく事業をして、社会から必要とされるビジネスを生み出していきましょう!
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