最近のマイブームは“思慮する”こと。
20代の頃に、尊敬している親友のIちゃんが私に誕生日にくれた書籍がある。
〈ちきりん〉さんの著書で、『自分のアタマで考えよう』という書籍だ。
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Iちゃんは、クックパッドに転職して来た同じ歳で、
当時は明らかにコンサル上がりらしいクレバでイケメンな感じなのに嫌味がない
男が惚れちゃうって感じでキレキレだったし、モテモテだった。
彼を羨ましいというのは特には無かったが、
明らかに自分には無い別の光る才能がある人物だった。
そのIちゃんのオススメした書籍は、非常に興味深い内容だった。
この本にあるように、世の中の事象を、
人からの伝聞でわかった気になる人が多い一方で
実際に経験を伴って実行して、自分の体験として語れる人が如何に少なく、
だからこその強みや凄みがあるのかということがよく分かってきた
アラフォー前夜まであと、数十日の今日この頃。
『思慮する』とは、『注意深く心を働かせて考えること』ですよ、と。
で、この思慮することを時より深くすることによって、
こういう問いかけを言語化することができる。
最近の面白い気づきは、例えば・・・
Q:【知性とは何か?】
この問いを思慮して、考察をする。
そもそも、私は何故、Iちゃんのような人間を
ナイスなやつだな、良いな・賢いなって思うのだろうか?
それは、一緒にいて会話をすることが楽しい、
彼が頭を良いと感じるし、会話を通じて自分も賢くなるし、気づきが多いからだ。
さて、じゃあ、知性があるIちゃんの何を私は判断しているのか。
それは、言葉だ。
彼の選ぶ、発する言葉たちだ。
言い換えると、『表現力』である。
ここで当初の問いである、【知性とは何か?】に仮で、『表現力』と入れてみる。
仮A:【知性とは表現力である】
うん、良さそう。
でも、それだけだと、ちょっと物足りない気がしたので、
もっと、言葉選びが上手なサマを表現するのに良い言葉はないかと思慮すると。
言語化能力だろう、なと。
ということで、私なりのこの問いの答えは、こうなる。
A:
知性とは、表現力である。
分かりやすく他者へ感覚・感情を“伝えるチカラ”であり、
言語化能力が優れていることをいう。
となる。
これってのは、実は非常に多くの事で、言える。
音楽、絵画、ダンスなどのアートや芸術と言われる表現についても、
言語化されない感覚や感情を伝える術としてとても知性を感じる。
もっと、もっと、、、もっともっともっと、
様々なことを深く思慮・思考していって
人類史に残る素晴らしい気づきを得てから逝きたい!
さて、虫取りでもしてこよーと!