芸術にこれからの日本の未来を感じる、私が最初にアートを購入した話
アートのこれからの可能性と未来を信じている。
その理由をつらつらと背景から説明しようと思う。
私のアートとの接点の原点について語るということだ。
そもそも偶然にアートとの出会いははじまった。
私は2016年に国連での仕事でニューヨークに行ったことが、
アートにハマるきっかけになったのだった。
空港で電車のチケットを買うのに困っていた男性を助けたことから、
ひょんなことから私のアートコレクター人生が始まるのだ。
この方が泊まっている日本人が多く泊まる安宿に、仕事の合間に遊びにお邪魔したところ、
その宿にいた大阪出身の、梶川能一さんというアーティストに出会った。
その梶川さんが、その時に開催されていたニューヨークアートフェアというイベントにて
作品を提供しているアーティストとして参加されており、見学にいける有償のチケットをくださった。
無事に国連での仕事を終えてから空き時間に、ニューヨークのマンハッタン島の港のドックスペース、
世界でも有数の巨大なアートフェアで、大型の船が入船する港の倉庫を複数貸し切って、
それこそ世界中のアートギャラリーが参加する巨大な見本市なのである。
入り口から入ってから数時間、さまざまな美術品を見聞きしつつ、たまたま、目に止まったのが、
ピンク色のゲッコー(トカゲ:ヤモリ)の絵だった。
その絵は、独特な風合いで、金属のキャンバスの上に特殊な画材で、まるで鱗や毛が生えているような
立体的な風合いを表現した、素晴らしい作品でした。
一眼見てそれを気に入って、他の作品も眺めていると、
入場チケットをくれた梶川さんがフラッと現れて話かけてくれた。
梶川能一さんについて
私の所有する作品:
そのピンク色のトカゲの絵の話をしたら、なんとその絵こそが、
梶川さんご本人の作品だったということで、絵とのご縁と梶川さんとのご縁も強烈に感じ、
その場で購入させていただいたのが、私がアート作品を集めるきっかけになったのだ。
その後、私が昆虫などの生き物を中心とした作品を集め始めたということで、
投資先の起業家で
以前アート業界に少し関わっていたW氏がアートギャラリーを繋いでくれて、
レントゲンの池内さんと出会うことになるのです。
この池内さん、現代アート業界ではすごい人らしいのですが、
私は彼のところに所属する2名のアーティスト(満田 晴穂氏、森本愛子氏)を特に気に入って
その後のコレクションの軸になって集めることとなりました。
今では、自在置物というカテゴリと分野自体が社会的にも認知されてきていますが、
2018年当時は、まだほぼ周りでも知っている方が全然いない状況でした。
その後満田さんは、テレビ番組『情熱大陸』への出演やさまざまなTV等での露出により
今(2022年)では、ほぼ全ての作品が完売でほぼ手に入らない作家さんになられています。
本当に、4−5年でも状況があっという間に変わるのが、このアート業界の面白さでもあります。
今では、購入することは抽選での販売が中心で、購入した金額をコレクターがオークション等に出すと、
すぐに2倍、3倍の値段が付く、という状況になっているのです。
その時期にアートの話をしていると、TV等に出演されている某学者の方との故意になることになり、
そのご縁から、古美術を購入する機会を得ることになります。
それが、没後100年の回顧展が大反響だった『渡邊省亭』の作品です。
日本が国家として初めて参加した万国博覧会である1850年のパリ万博に国費で参加し、
パリに数年滞在した間に、画家のドガやマネに日本画を教え、また影響を与えた孤高の天才絵師なのです。
彼は、弟子を取らず、また、御子息も詩人となったため、絵の門下生が一人もいませんでした。
その当時は、横山大観、竹内栖鳳たちに対して『お前たちは絵が下手だ!』と言ってのけるほどの
実力の持ち主で、彼の掛け軸一本が家一軒の値段はくだらなかったという物凄い人物だったというのです。
実際に、彼の作品が海外の著名な美術館、日本でも迎賓館や国立美術館にも収蔵されています。
その渡邊省亭の掛け軸を、2018年に古物ギャラリーでの展示にて、複数手に入れることができました。
当時は、数十万円程度(新卒初任給1ヶ月程度)で買えた掛け軸は、今ではその5倍以上の値段で売り買いされています。
彼の作品は本当に見るものを引き込み、その筆裁きや生き物の描写は群を抜いて上手いのです。
ぜひ、実物をどこかで見られる機会があればご覧になっていただきたいのですが、本当にすごい作家です。
さて、このブログでアートの面白さを伝えたいがために書いていますが、
やはり、アートも投資的な観点、いくらで買ったものがいくらになったという生々しい話の方が
面白いと思うので、そのあたりのリアルな話は、私のオンラインサロンでそっと金額も含めてご紹介します。
タイトルにある【芸術に未来を感じる】というのはどういうことがというと、
人類社会における価値についての話をした上で説明するのがよりシンプルに伝わると思うので、まずはその話をご紹介します。
アルビントフラーという、20世紀を代表する未来想像学者が書いた著書に『富の未来』という上下巻の本があります。
私は、その書籍を食い入るように読み返し、7,8回は読んだと思いますが、その中で富についての考え方の記載があります。
富についての概念を過去から現代への変化と、それぞれの価値を感じているものについて説明をくわえた上で伝えており、この本の内容には非常に大きな影響を受けました。
ちなみに、彼のいう6つの価値(の源泉)とは、それぞれ【常識】、【一貫性】、【権威】、【啓示】、【時の試練】、【自然科学】であると説く。
比較して唯一【自然科学】だけが他の5つとは異なる価値観を擁するものであるということがわかると思うが富や価値の話は本編では多く語らないので、ぜひ、詳しくは本書をご参照ください。
私はその価値の6つの内容に共感するとともに、それを前提に価値があると言われているものを自分の身の回りで思い浮かべて検討してみました。
そうすると本書のいう通り、私の身のまわりに溢れている様々な価値があるものと認識されているものが全て書籍のこの定義のどれかに合致していたのです。
我々、人類は普段の生活において、さまざまな購買活動やビジネスを行なっています。
それはつまり、その対価の価値に見合うものを日々商っており、
安いものを買い、高くなるように付加価値をつけて売るという営みをしています。
どんな仕事においても、また、サービスや商品についても
自分を経由したものは、それに対して付加価値をどうにか付ける必要があります。
そうでないとその集団での居場所がなく、居心地の悪いものになってしまいます。
だから、付加価値を付けられる仕事や業務に対して、従事する方はやり甲斐や存在証明を得られて幸せを感じます。
これからの人間社会で圧倒的な付加価値を生み出すのは、『科学』です。
ただ、科学に関われる人間の総数は非常に少ない数となります。
学歴や研究実績など、人口が10倍に増えたら単純に10倍になるものではありません。
ある種の圧倒的な天才達から更に限定された本当に選りすぐりの方しか、科学の発展に貢献することによる、やり甲斐を得ることは難しいでしょう。
では、多くの人々は、どのように自分の存在証明と生き場所を作れば良いのか、という問いが残ります。
私は、その解こそが【芸術・美術・アートにある】と思っているのです。
アートを作り出す、アーティスト・芸術家
アートを集める、コレクター・ファン・支援者
アートに意味を見出し言説を与える、キュレーター・評論家
アートを通じて会話が広がったり、話題がうまれたり、人と人とを繋げたりと、大きな可能性があり、また、介在することによって、自らの付加価値を実際に感じ取ることができるのが、アート業界、美術であると思っています。
そういう意味では、これからの成熟したと言われる日本、そして、そのような状況になっていく人類世界においては、アートの価値の向上、そして、アートがあることで生活自体が豊かになっていくと私は信じて疑いません。
そういう意味で、アート市場、美術業界はこれから、より大きな役割と大きなポジションを創っていくと思います。
そういう事業を、私自身もビジネスとしてこれから取り組んでいこうと思います。
では、また、何か動きがあれば!
チャオ^^
関連するブログ:
起業家・芸術家ハウス構想 〜場所に囚われず働けたら何が起きるのか?〜
ハロー東京。
さて、今日は、先日より温めて来てた企画を、いよいよ、表に出していきたいなと思っております。
現在、契約をしている東京都内の拠点は、JR・都営の駅から徒歩数分?数秒?!という、とんでもなく駅近の物件となります。
マンションの総戸数99戸のうち、4戸(2階2戸/4階2戸)を確保!
ここが何が便利かというと、3つの駅が近くて使える、ということに尽きるかと思います。
要は、JR総武本線の駅。
東京駅からたった1駅(4分)なので、新幹線で地方から東京駅に来たら、乗り換え1回のみですぐに来れます。
新宿駅に乗り換えなしで22分で行けます。JR山手線の西側へのアクセスが楽ちんです。
日本と海外を繋ぐ主要空港へ一本で行ける、夢のような駅です。
成田空港、羽田空港、どちらへも一本で行けて、快速も止まるという最強を欲しいままにできるすごい駅です。
新幹線からのアクセス、空路からのアクセス、ともに最強の場所がこのエリアということがわかっていただけましたでしょうか?
すっかり熱くなってしまいましたが、シンプルに言いたいこととしては、すごい良いところに、素晴らしい拠点を作れた、ということです。
また、今回は、複数のお部屋を同じマンション内で4戸も確保することに成功しました。(それぞれがマンションの一戸であり独立したお部屋です。トイレもお風呂も当然専用ですし、いわゆる、マンションの一戸ごとを別々に4部屋分契約しました。)
それに伴って、ホテル利用よりも、別荘のような感覚で利用でき、自分で賃貸物件を借りて家具家電を用意する手間を省けた利便性を提供することが可能となります。
さらに!
四部屋が同じマンション内にあり、それぞれを選んで自由に使えます。その四部屋のうちの一部屋は完全にリモートワーク用、または、打ち合わせスペースとして利用できる専用の仕事部屋として提供します。
この部屋のみは宿泊用ではなく日中の外部の方との打ち合わせ場所としての利用ができること、また、ドリンクを冷やしたりお湯を沸かしたりとできる冷蔵庫や湯沸かし器の利用も可能、洗濯機他の家電設備が全て利用ができてホテル滞在以上に柔軟な生活スタイルが実現できるということです。
各部屋ともに広々とした25平米以上のスペースがあり、風呂・トイレ別、都内のビジネスホテルのバスルームよりもかなり充実しています。
これが唯一実現できるのが、【起業家・芸術家ハウスプロジェクト】である。
より詳しく・・・
どこでも宿泊できて働ける“起業家・芸術家ハウスプロジェクト”
東京(4部屋)、沖縄那覇(1部屋)、沖縄名護(複数部屋)からスタートして、福岡(1部屋)、京都(1部屋)、岡山(1部屋)にも拠点を開設予定です。
東京拠点:
馬喰町駅徒歩1分、羽田空港、成田空港のどちらへも地下鉄一本で1時間程度でアクセス可能です!
同じマンション内にワークスペースの一部屋も確保しているので、寝室と別に仕事部屋が使えます。宿泊者は、ご自由に利用ください。
寝室利用できる個室が、3部屋。共通で使えるワークルームが一部屋あり、それぞれがマンションの一部屋の個室なので、完全に独立したトイレとお風呂もあるお部屋です。
二階に二部屋、四階に二部屋あります。(20×,209,40×,40×)
東京リージョン@馬喰町の活用方法 ①入室方法 - 54ブログ
沖縄拠点:
結レールの古島駅から徒歩5~7分圏内で、お買い物がしやすいエリアです。
夏場の観光拠点としても、本州が花粉が吹き荒れる時期の避難にも、もちろん、ワーケーションにも利用可能ですし、沖縄の人気スポットおもろまちへも徒歩圏内!
沖縄美術館、博物館にも歩いていけます!
起業家ハウスプロジェクト: 沖縄県(那覇市)リージョン①が無事にスタートしました! - 54ブログ
沖縄(名護)拠点: ※一部利用者制限あり※
許田ICから2分の好立地にて、自然を堪能できる本施設は、起業家のオアシスです。
自愛庵という起業家のリフレッシュのための施設でノンビリと過ごして、ストレス過多の環境から解き放たれましょう。
利用者が10名になったら、開設予定※
福岡拠点:
空港から博多へのアクセスの途中にあり、博多駅から徒歩5分という好立地です。
街で飲んでも、タクシー1メーターで帰れる、遊びにも仕事にも便利です。
利用者が20名になったら、開設予定※
岡山拠点:
中四国の中心である岡山は、新しい起業家のメッカになりつつあります。
その岡山駅から徒歩10分の好立地で、歓楽街にも近く夜遅くまで遊んでも歩いて帰れます。
利用者が30名になったら、開設予定※
京都拠点:
京都駅そばで、新幹線移動での利便性が高く、手ぶらで街歩きができます。
京都の風情あふれるエリアへも地下鉄でも、タクシーでもすぐにアクセス可能です。
以下、利用者との約款となります。
本定款は、弊社と利用者様との契約となります。
・3ヶ月契約(自動更新)となります。
・解約は2ヶ月前告知を必須とします。
・原則、部屋内は自由に使ってもらって良く、宿泊人数の制限も無いので、カップルや家族でもご利用ください。
・チェックイン 13時以降いつでも、チェックアウト 11時にてお願いします。
・月間利用可能宿泊数と料金
3泊/月プラン 2.5万円(税別)/月 (3ヶ月で最大9日間利用可能)
5泊/月プラン 4万円(税別)/月 (3ヶ月で最大15日間利用可能)
10泊/月プラン 6万円(税別)/月 (3ヶ月で最大30日間利用可能)
15泊/月プラン 8.3万円(税込)/月 (3ヶ月で最大45日間利用可能)※要相談
・事前申込と審査制
審査ポイントは、起業家か芸術家か、それに準する方かどうかを確認します。
・申込から最短で5営業日後から利用可能です。(審査にて多少お時間いただきます)
・支払いはカード払いにて、こちらのURLから会員登録をして、お支払いをお願いします。( https://liteview.jp/thefai#/ )
・お部屋全体の清掃の頻度は月に一度なので、利用後の使用した寝具等の洗濯の対応は利用者にお願いしています。全自動洗濯機が共同部屋にあります。
もし、清掃せずに出る場合は、清掃の依頼で別途費用が発生します。(1回2000円:税別)
清掃とは、
①使った布団カバーやタオルなどを洗濯すること
②それを元あった場所に戻すこと
③出たゴミを一階の24時間利用可能なゴミ捨てに出すこと、を言います。
清掃せずにそのままにして放置することがあった場合は、3回で利用禁止とします。
その場合は、費用返金等は致しませんので、予めご了承ください。
・Wifi等のパスワードも部屋ごとに別途ご案内します。
・部屋は全て禁煙です。喫煙が分かった場合は、即刻利用禁止とします。
その場合は、費用返金等は致しませんので、予めご了承ください。
・お部屋の機器の不良があれば、すぐに運営事務局へご連絡ください。
(電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、湯沸かし器、自動掃除機、エアコン等。)
この取り組みはSYGグループがボランタリーで行っており、主体者である弊社が起業家と芸術家を支援するために誠意で行っている取り組みです。
利用者と運営者の相互の信頼関係で成り立つ取り組みになりますので、他の人に迷惑をかけることや非常識な行為は、無きようお願い申し上げます。
なお、何かしら、上記約款に変更が発生する場合は、都度利用者にご案内いたします。
是非とも、検討いただき、お申し込みをいただければ幸いです。
※お申し込みにあたっては、審査がありますので、そこだけご了承ください。
オーダーメイドのシーサ像の価格が20万円は、高いのか?安いのか?
先日、沖縄にて、大量に『やちむん』(沖縄の焼き物)を購入しました。
本当にどれも1点もので、とってもかわいい、素晴らしい物でした!
例えば、この【シーサー】は、50cm以下の2頭で大体20万円。
しかも、全てオーダーメイドで作れるのです。
こちらの龍なんか、とってもカッコ良いですよね!!
さて、このシーサーは、
安いと思いますか?
高いと思いますか?
物には値段が付いています。
その値段が、
適正なのか?
高いのか?
安いのか?
皆さんはどのように判断しておられますか?
沖縄から都内に戻ってくる飛行機内で、
たまたま、【億男】という映画を見ました。
改めて、お金について、ものを買う、物の価値を知ることが
今まさに多くの人にとって必要なことだろうなと思ったので、
このようにブログでまとめておきたいと思ったのでした。
映画:億男
社会人になる前に、まずは、お金の勉強をしましょう!
おすすめの書籍はこちら:
経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
シンプルにお金とは、何か?
お金には3つの機能があります。
そのこと自体が他の物よりも多くの機能があり、とても便利な物なのです。
お金の持つ3つの機能とは以下の3つです。
①価値の交換
②価値の比較
③価値の保存
①は、一番よく馴染みがある機能だろう。
コンビニで、ジュースのペットボトルを150円で購入する。
150円という日本円の貨幣と、ジュースを交換するのだ。
購買行動とは、このようなものやサービスとお金の交換のことなのだ。
②は、よく分かる場面としては、レストランやお店の棚でよくすることだ。
レストランで、ランチセットなどで、チャーハンと餃子のセットが800円。
チャーハン単品が650円、餃子が1皿6つで250円。
つまり、100円分がお得になっているのだ。
単品づつ頼むよりも、セットの方がお得だというわけだ。
③価値の保存と聞くと、仰々しいから何だろう?と思われるだろうが、
分かりやすく言うと、お魚やら野菜などは、鮮度が落ちたら味も落ちる。
価値の保存というのは、鮮魚を早くに売れれば、高く売れる。
これは魚を売る側からすると、採った魚の価値を保存していることになるのだ。
こんな感じで、お金の3つの機能を理解しておくと、
お金があれば幸せになれる、とか、お金は万能だ!とならないで済みますよね。
これがとっても良く分かる生きたお金の使い方は、
実際に海外や知らない土地へ旅に出ることです。
我が父の言葉、
【本と旅と友達が人生を豊かにする】
文字通り、人生で大切なことは全て旅から学んだなと個人的には思います。
では、また、チャオ!
もっと、詳しく知りたい方は、サロンへどうぞ!
右脳のアートと左脳のアート、どちらも素晴らしい。が、私は左脳のアートが好き。
昨日は、アート談義が楽しかったし、ワインを飲んでも悪酔いしかなった。
いい夜だった、酔って覚えてない部分も多いけど。
さて、アートコレクションを始めて、もう6年くらい経った。
このタイミングで、自分のコレクションをちゃんとまとめて整理したいなと思ってきたので、以下のように定義をしていこうと思って、ここに備忘録的に、記そうと思う。
タイトルが最初から結論づいているので、まずは、アート作品を大きく大別して2つに分類したい。
・右脳のアート
感情表現の絵画や物体、メメントモリのような死の描写や想像上の地獄や極楽の表現、愛や恋や怒り喜怒哀楽を示す人間ならではの感情を表した作品
・左脳のアート
錬金術からはじまったとされる原始科学から派生して各種の技術を駆使した作品、金工や木彫などの利用する画材の素材特徴を活かした作品、自然の動物や植物、山海の模写
そもそものアートの歴史を知るのに、この書籍が非常に役立つ。
上記の書籍と合わせて、会計もアートと同時期に同様に進化してきていることが分かるので、合わせて読むとより楽しいです。
今のアートマーケットの由来は、ヨーロッパでの宗教画が基礎になってできている。
カルビン、ルターのプロテスタントたちによるキリスト教内の宗教革命によって起こされた、古典キリスト教への回帰を狙った運動によって、十戒に示されている一つ、『偶像崇拝の禁止』を明確にした彼らの運動は、それまでの教会美術に従事していた芸術家の生き方を根底から変えることになった。
それまでは、教会や宗教的なものを壁画を描いたり、作っていたら生計を立てれて暮らしていけたのが、教会の壁の絵や装飾品を壊されてしまい、教会の仕事が無くなった芸術家は、食うに困って、民衆・大衆向けの作品を作り、販売するようになる。
これが、今のアートの始まりになるのだ。
ここで起きた大革命は、2つ。
①アート作品の対象が宗教・教会から、個人に変わった
②壁画や建物への装飾だった不動産から、額に入った絵画や彫刻像などの動産に変わった
これにより、急速にアートが一般大衆化するのである。
かの有名なフィルメールの作品の、パンに牛乳を注ぐ女の絵は、絵画代をパンの現物で払われて、パン屋にかけられた絵だったというのだから、時代感とアートの始まりのきっかけが実に興味深い。
さて、そんなアートは、写実的なものが最初はメインであった。
人物画や自画像などは分かりやすく、写真やらデジタル的なものがない時代に、情報伝達の一つとして絵はとても有効だったのだろう。
また、ナポレオンのように自分の権威づけをするために、絵を描かせた例もあり、そういう時のメディアとして、大きな絵画が機能したというのもおもしろいなと思う。
さて話がズレてしまったが、このようなアートの源流から、実は科学が生まれた、というと更に混乱されるだろうが、実はそうなのである。
錬金術師というと、漫画のタイトルになっていたり、それこそ、中世の怪しい魔女的な人を想像されたり、スチームボーイ(映画)のようなイメージを持つ方がいるだろうが、あれも、まさに金という希少鉱物を研究して、他の素材から人工的に生み出せないかと当時の人たちが一攫千金を求めて繰り広げた知的探求の最たる活動だろう。
そういう方々の知見、研究の積み重ねは、金を生み出すというゴールに対しては失敗に終わるが、それの過程において多くの人類の発見があり、現在の科学の基礎になっているのだ。
キリスト教会に力とお金があった時代、教会に務める芸術家は、日々、画材やら素材を研究し、より良い作品を作ろうと努力をしていたわけである。そういう方々が研鑽した積み重ねが、金属加工の可能性をさらに拡げたり、黄金比の発見に繋がったり、幾何学模様のデザインや目の錯覚、動植物の生態への研究などに派生していくのである。(遺伝の発見者である、メンデルは教会の神父であったし、昔のインテリ層の多くの研究者は、教会関係者である。)
アートがサイエンスの母であり、サイエンスは新しいアート(絵の具が進化した現代アートやデジタルアート)の父である、というと言い過ぎかもしれないが、それほど、密接に関わっているのだ。
話をタイトルに戻すと、私はアートが好きだし、サイエンスがもっと好きだ。
でも、源流は同じであって、人類の探究心であり、好奇心だ。
私はコレから生きている限り、左脳アートを集め続けようと思っている。
ビジネスでしっかり稼いだら、左脳のアート、職人や匠の技をふんだんに取り入れた名品を集めて、100年後の人類に遺したいと思う。
名品を後世に遺すと言えば、我々日本人は、世界で唯一の人種だとある古美術商の話を聞いて笑ってしまった。
古美術商:
『日本では芸術品が空を飛ぶんですよ、一方で海外では芸術品は地中から見つかります。』
私:
『どういうことですか?』
古美術商:
『日本人は名品を弟子や子々孫々に語り継いで渡していきます。もし家が没落するような時には、お世話になった人や縁者に名品を譲ったりして、空中を移動します。
一方で海外では、女子供を殺させている間に、芸術品を見つからないように埋めるそうです。女子供はまた出来るけど、芸術品や名品は換えが効かないから敵に見つからないように地中に埋めて隠すんですよね。
世界でも、日本のような芸術品が伝えられている場所は無いそうです。』
私:
『なるほど・・・ それはとても誇らしいですね!この島に生まれて良かったです』
また、日本人が美術品を意識したのは、ちょうど150年ほど前の、パリ万博に日本展示がされたところから、という話が興味深かった。
これは、1850年ごろに、パリで開かれた万博の際に、日本も初めて展示を行った際に、島津家の家紋をあしらった展示があり、それをヴィトンのデザイナーがみて、かの有名なモノグラムを作ったという話は有名だろう。
このパリ万博に、日本から出展された陶器や絵画に対して、関税をかける際に、担当官が書いた帳簿への記載が『美術品』だったため、現在でも日本ではアート=美術品という認識をされている。
ただ、アートという表現が持つ意味合いは、当然ながら、美しいものだけではなく、様々なものを含有する言葉のため、アート(=美術品)と聞いて期待したものと、実態のものの差があったりすることが発生する。
そもそも、その対象物(=アート作品)が美しくないぞ?と感じたり、アート作品を美術品という表現で捉えると、違和感しかないものがたくさんある。
世界で一番高い便器と言われた作品や現代アートやデジタルアートなどは、美しさというよりも、現在社会の課題や違和感へのアンチテーゼ的なメッセージとしての伝達手段がアートだったりしてる。
そういう意味では、アートの多様性(元来、多様なものだったが)が既成概念や各個人の思い込みによって、枠ができてしまっているのかもしれないし、その枠を取っ払えたら、もっとアート業界(=美術業界)の成長の可能性があるのでは無いかと私個人として思います。
さて、話があちこちにいってしまったが、アートは楽しいし、作家にお金を回したいし、本当にやってて良かったと心から思える趣味だ。
チャオ!
事業はどうやって創られるのか? ー衣食住医の、住版からー
こんばんは!
昨夜は、早寝をしてしまい?、2時半に目覚めたので、早速仕事にw
事業つくりとは、とっても難しいように思われます。
実際に難しいですが、慣れれば、簡単です。
事業をやる上で一番重要なことは、利益を生み出すこと。
利益によって再投資ができることです。
では、早速、本事業を創ってご覧にいれましょう!
今回は、このビジネスモデルをさらに進化し、リッチにするというものです。
儲かりますし、自分の移動の自由度が格段に上がりますよ(笑)
なお、本件のアイデアは、一昨日くらいに思いついて、不動産屋の友人に依頼して、物件を押さえてかかって、既に事業モデルが出来上がりました。(笑)
あとは、顧客候補を着実にクロージングしたら、おしまい(出来上がり)です!
では、早速、事業をつくる基礎からご紹介しますね!
- 欲しいサービス・商品(=事業)は具体的にどんなものか明文化する!
- ビジネスモデルにおけるPL(損益計算書)をザックリ試算しよう!
- そもそもの支出コストは・・・・
- ・・・・?
- ・・・・?
- 適正な価格はどれくらい?
- 顧客はどこにいる?
- ・・・を実行してみる!
- 成立するのか? 見極めポイント!
- 終わりに(まとめ)
1.欲しいサービス・商品(=事業)は具体的にどんなものか明文化する!
今回発案する事業について、ザックリとサービスを説明します。
そもそも、2005年にバックパッカーでユーラシア大陸を横断していた際に、インドでふと思った錯覚がありました。
こんなにたくさんの家がこの街にあるのに、なぜ、私の自由に泊まれる部屋はないのだろうか?と。
眼下に広がる大量の家々を前に、ぼんやりとそういう不思議な感覚に陥った旅人は、私だけではないはずだ。
同じように、国内でも都内や巨大な住宅地を前に同様の感覚を持つ人もいるだろう。
あれ??なんで、こんなにたくさん家があるのに、自由に自分が使える家ないのかな?と。
じゃあ、よく行く好きな都市に自分の好きな部屋を用意して、遊べるようにしたら良くない???ということが今回のサービスのキッカケです。
そもそも自分が欲しいサービスだから、作りました!という最も自分がユーザーであるサービスです。
長くなりましたが、シンプルに以下のサービスになります。
・ ・・・・やすい場所
・ ・・・・暮らしやすい施設
・清潔感があり、仕事がしやすくて快適な空間
・月額の固定費が安い(10万円以下のサブスクで法人カード払い可能)
・いつでも使える、シェアリングエコノミーのサービスモデル
さて、大体どんなサービスをするか、わかってきたでしょうかね?
簡単にまとめると、
①安くて
②便利で
③行きたい都市に
④いつでも自由に行けて
⑤泊まれるサービス
です。
これ、もっと細かくドンドン詳しく解説するのですが、、、、
それはとってもビジネスづくりのキモなので、ここからは、オンラインサロンにて!
では、チャオちゃお!
こんなもんなのですので、どんどんと新しいチャレンジを皆さんもして欲しいと思います!
10.終わりに(まとめ)
今回は、ベンチャー起業家、作品作りをするアーティストに限定して募集をし、結果的に小伝馬町エリアにベンチャーが集まってきたらいいなと思っております。
では、引き続き、良い1日を。
チャオチャオ^^
人生の目的と目標 〜これから私は何を成すのか?〜
東京が初雪?で、地面が真っ白に染まり、外出したくない今日は、家にこもっています(笑)
寒いですね〜、東京は。沖縄があったかかったなぁ・・・。
早く島に戻りたいw
今日は、人生について語りたいと思います。
38年生きてきて、さまざまな感情を実体験してきました。
地球最古の大地に生きる生物や植物たち。
ロライマ山は、私の人生観を変える力があった。(37P参照)
二人の娘の誕生は、本当に素晴らしくて、自分の命よりも優先するものがあるなんてのは、言葉ではなく実感することができたことは本当に素晴らしい経験だった。
そして、父の死も大きなインパクトがあったし、父の死の教えは私が今のようなビジネスの世界で活動するきっかけになった。
奇しくも、そういうことを彼は言い残してもいる。
以下、引用:
============
「大学に合格したとき、 うれしいけど離れていくのが寂しいとささやいた母親の言葉が耳に焼き付く。 依存があって初めて親子の自立が生まれる」 と経験から語る。 「頼み上手、 任せ上手、 認め上手の親に」 と自論も。
「兄弟は一番身近なライバル。 私の場合、 兄は物理の道へ進みましたが、 兄には勝てないと思い、 私は心理学を専攻、 弟は生物を学びました。 住み分けですかね」 と苦笑。 少子化によって、 家庭で兄弟姉妹が切磋琢磨して生きる知恵を育む機会が乏しくなるなか、 地域の役割が重要視される。 自宅のある岡山では、 親子クラブと子育てを終えた女性で作る愛育委員会が協力し子育てを担う。 この活動を相談活動などでサポートする。
自然を愛したロマンチストで、 自宅に農事研究所を開いていた父武男さん。 地域の人たちが良く出入りし、 自身も子ども時代に大勢の人と交わった。 「学校から帰ると、 父の書斎に行くのが楽しみだった」。 中学二年のとき、 頑強だった祖父が突然亡くなり、 大きなショックを受けた。 この事件が今の道に進むきっかけになった。
「死は最後の教育といわれる。 死を受け入れることが一生懸命に生きる基本。 病院で生まれ、 病院で亡くなるという現在は、 人生の最初と最後の場面がカバーされている」と話し、 「3歳、 9歳、 14歳から17歳の3段階で子どもの心理が変化する。 私も高校時代に生きるという意味を見出すのに悩み、 父の書斎で吉川英治の 『親鸞』 などをむさぼり読んだ。 丹波でのくらしが今の私の原点」と結んだ。
============
21歳の時の親父の自死は、私に強烈なメッセージとして、心に深く刻まれた。
親父は、小泉政権下でのさまざまな民営化の流れの中で、国立大学の民営化に伴う、ビジネスをして経営的な役割を期待されて、それがうまく行かず、また、40年の研究者生活の締めくくりを前に、早々に人生の店じまいをしてしまった。
彼の生きた道を、研究者としての生き様は、国立国会図書館に多くの書籍として残っており、それは私の誇りである。
国立国会図書館オンライン | National Diet Library Online
そして、父は私に命を持って、経済の大切さを伝えてくれた。
経済(ビジネスを行うこと)とは、元来、経世済民ということである。
「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」の意。
つまり、世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと、だ。
父の死を経て、私は圧倒的に死を意識して生きる生き物へと進化した。
メメント・モリである。
もはや、生は死であり、死もまた生であるとさえ認識している。
(これはつまり、生きている間は常に死ぬことを意識していて、例え死んだとしても、その生き様は存在し続ける(=生き続ける)ということである。=生き様は残っていくから。)
ここからは、かなり大きなことをいうので、一旦、オンラインサロンに振りたいw
では、チャオ!
【心と身体、人間の全部】を起業家自身はどれだけ大事にできるか?
おはようございます、今沖縄は日の出どきです。
7時半が朝って言うのが、実にノンビリしてて良いですよね〜
東京基準でない感じ、とっても良いです!
さて、昨晩(正確には一昨日から)手のひらが痒いな〜、背中や脇腹が痒いな〜と言う状況が続いていました。
今回の沖縄逃避行の旅は、そもそも、去年12月28日に突然の離婚宣告をされて、年末年始の予定が飛んだことにより、沖縄へきたと言うのが背景です。
年越しと新年の雰囲気で誤魔化していましたが、やはり心は今回のことで相当にダメージを受けたようで、、、ストレス性の皮膚炎になってしまいました。
こう言うのってなってみないと分からないと思いますが、一人でホテルの部屋にいるとめちゃくちゃ不安だし、怖いです。
精神的なものが原因だと言うのも、なんとなく、寄る術なくて更なる焦りと不安を掻き立てます。。。。
こう言う時に一番大事なのは、やはり、まわりの人の協力や助けです。
昨日も夜中にも関わらず、ドラッグストアにて薬を買ってきてくださった方がいたので、今、私はこのブログをかけています。
体表の1/5が蕁麻疹がでて真っ赤で痒いと言う状況、まじで生きた心地しません・・・(苦笑)
我々、起業家という生き物は、実にハードな人生を生きているわけです。
だからこそ、会社員の方に、起業は決してオススメしません。
本当に心と身体の健康を誰よりも自分で自分をケアしないといつ死ぬような事態になってもおかしくはありません。
今回も、リーバーというアプリがあり、それの問診によって、対処しました。
原因と対策がすぐに分かり、閉店ギリギリの薬局にてお薬を買って対処できましたが、このような病状の場合は、本当に危ないとアナフィラキシーショック症状となり、命すら失われる危険があります。
それくらいに舐めていけない状況に、一瞬で陥るのが起業家の日常なのです。
だからこそ、安易に起業家になるべきではありません。
『モテそう、カッコいいから〜』
『偉くなりたい、部下を従えたい〜』
『お金持ちになりたい〜』
などなどの社長って良いらしいと言うのは妄想であり、実態は全く異なります。
『あ、月末までに資金繰りしないと・・・』
『彼はちゃんと稼働してくれるかな、いきなり辞めた時は誰に声掛けしとこうかな』
『とりあえず、今月は何とかなった、ホッ・・・』
などなど、常に緊張感がある生活を人のトラブル、金の増減をまともに受けながら、必死のパッチで生きてます。
だから決して、かっこよくないです。
私のように、夜中に全身痒くて死にかけるなんてこと、普通にあります。
みんな強がって、そして、生き急いで、なんとかやれてます。奇跡的に(笑)
だからこそ、志がある起業家は私の元に集まって欲しいなと、私がそういう傷ついた起業家を癒して、支えて、社会と世の中をより良いものに変えていきたいと心から思います。
人類は今、単一種で争ってる場合ではありません。
地球上の種を代表する存在として、地球と世界を守り、宇宙へと染み出す世紀にいま生きているのです。
ピンチは常にチャンスです。
ともに、世界を変えましょう!
この話の、本当にやばい話は、オンラインサロンにて、詳細を語っております。
(閲覧注意ですが、、、)
チャオ!